2017.11.14
今日のすぎのこ
なんと、「あの人」がご来園!!
11月も中旬を迎え、各クラスは2学期最後の大きな行事である「生活発表会」の練習に熱が入ってきました。 年少さんと年中さんはリズムを披露し、年長さんはセリフを覚える「言語劇」を演じます。練習は、まだまだ初期段階ですが、これから日を追うごとに内容が濃くなっていくことと思います。 その練習のようすも機会があればお伝えしていきたいと思っています。どうぞ、お楽しみに!!
さて、この人は??? 「ゆり組」さんで恵美先生と一緒に月間絵本の「ひつじかいとうさぎ」を読んでくれているこの男性。どなたか、おわかりになりますか??? そうです!!この人は、絵本作家の「中川ひろたか」先生。先月も杉之子幼稚園にご来園くださり、絵本についての「公開研修会」を開いてくれました。保護者の方も参加してくださったその研修会のもようは、このコーナーでもご紹介させていただきました。 その中川先生が、きょうは子どもたちを相手に絵本を読んでくれています。「絵本をつくる中川先生は、子どもたちを前にして、いったいどのような感じで絵本を読んでくれるのだろう……」。jimjimは、興味津々で見学させていただきました。 この絵本には、主人公の男の子が出てきます。この男の子の役を恵美先生が担い、物語の中で男の子が出会う相手役を中川先生が担当しました。 恵美先生は、淡々と物語を読み進めていきます。 そして、男の子が相手役に出会ったところで中川先生が登場。恵美先生の淡々とした口調とは対照的に、感情をむき出しにした中川先生の読み方は、ときにからだ全体を使ったジェスチャーを伴い、中川先生のよく通る声と相まって迫力満点!!
子どもたちは、笑ったりびっくりしたりで、終わりまで恵美先生と中川先生が読み進める絵本に夢中になっていました。
その後、全園児がホールに集まって中川先生にごあいさつ。 実は中川先生、きょうは「ある目的」があって杉之子幼稚園に来てくださったんです。 その「目的」とは……。 うーむ……。まだ、ちょっと内緒にしておきましょうか。
子どもたちのごあいさつが終わったら、こんどは中川先生から、なんと「うたのごあいさつ」がプレゼントされました。 「じゃあ、ギターを弾こうか」。 おぉ!!待っていました、この一言!! 「こういう展開もあるかな」と思って、といいますか、正直言えばかなり期待していたわけですが、しっかりチューニングをして、さりげなくギターをスタンドに立てかけておいたんです。 まぁ「さりげなく」と書きましたが、いま思えばけっこう「あからさま」だったような気がしなくもありませんが……。
とにかく、中川先生がギターを手にしてくださったことは、私たちスタッフとしてはとてもうれしいことでありまして、あの2曲をうたってくれました。子どもたちもよく知っている、あの曲たちです。 まずは……。 「世界中のこどもたちが」です。 テンポのいい中川先生のうたとギターが、子どもたちとスタッフを「あっという間」に「中川ワールド」に引き込んでいきます。
2曲目は、「にじ」。 何回聴いても心にすんなり入ってくるうたです。
しっとりとした曲調は、「世界中のこどもたちが」とは対照的。 子どもたちの表情も、どこかゆったりした感じでした。
こうしてホールで子どもたちと「あいさつ」を交わした中川先生は、このあと「目的」に向かって行動を開始したわけですが、その前に子どもたちに取り囲まれ……。 子どもたちの「この人は大丈夫」という「嗅覚」は、すごいです。初対面でも、しっかりわかります。特に女子に人気があったようで、たくさんのファンができたようでした。 子どもたちだけでなく、私たちスタッフも同じように感じました。居心地がいいんです。中川先生と一緒にいると。 この何とも言えない「中川ワールド」が、きっとあの絵本の世界につながっていくんですね。 中川先生、きょうはご来園くださり、誠にありがとうございました。この場をお借りして心より厚くお礼を申し上げます。
というわけで、きょうの給食はこちら。 きょうは火曜日でパン給食でした。 若鶏の和風唐揚げパンとフラワーシート(ミルク味)の組合せでした。 ムカイベーカリーさん、ごちそうさまでした。 では、また明日お会いしましょう。 明日は、半日保育です。 by jimjim