2019.04.12
今日のすぎのこ
年少さんも保育がはじまりました。
きのう入園式を終えたあたらしいお友だちは、いよいよ今日から登園です。真新しいスモックを着て、ピカピカのランドセルを背負って、杉之子幼稚園の門をくぐります。きょうは、その記念すべき一歩。保護者の皆さまと一緒に登園してくるお友だちも、アンパンマンバスに乗って登園してくるお友だちも、ちょっと緊張したようす……。 でも、緊張しているのは、お子さまだけではありません。先生たちだって、緊張しているんです。きのうの入園式の前のミーティングでは、こんなことがありました。 きのうのミーティングをリードしてくれたのは、李咲先生。入園式をひかえた先生たちの緊張をほぐそうと、ゲームを考えてきてくれました。音楽にあわせて身体を動かすゲームです。 これがまたユニークなゲームで、ほかの人が見たら「何やってんの?大丈夫?」って思うような動きを伴うゲームです。そんなユニークなゲームに真剣に取り組むのが、杉之子のスタッフの素晴らしいところ。みんなで大笑いしながらゲームを楽しみました。李咲先生がリードしてくれたゲームのおかげでスタッフの緊張もほぐれ、みんなに自然な笑顔が戻りました。 ちなみに、スタッフがこのゲームで盛り上がっている最中に預かり保育のお子さまがお父さまと一緒に登園してきて、職員室の前を通ったのですが、そのときのお父さまの表情といったら……。 お父さま、驚かしてすみませんでした。 そして、迎えた保育初日。きょうは、先生たちにとっても、初めて登園してくるお子さまたちにとっても心強い「味方」がたくさんいます。それは……。 「ママ先生」の皆さんです。この時期の杉之子では、すっかりお馴染みとなった「ママ先生」。3月に卒園した年長さんの保護者の方にお願いをして、あたらしいお友だちが登園してくるときのサポートをしていただいているんです。「ママ先生」の中には、お子さまの卒園と同時に「立候補」してくださる方もいて、スタッフたちはありがたい思いでいっぱいです。 その「ママ先生」は、もちろん皆さん子育て経験者ですから、これ以上に心強い「味方」はいません。「さすが!!」のタイミングと声掛けで、あたらしいお友だちをサポートしてくれます。 あたらしいお友だちの中には、お母さまと離れてちょっと寂しくなっちゃうお子さまもいらっしゃいました。無理もありません。むしろ、当然な感情表現だと思います。そのときに、できるだけそのお子さんに寄り添っていてあげたい……。その思いから、「ママ先生」がはじまりました。 寂しいときも楽しいときも、これからしばらくの間は、「ママ先生」たちに活躍していただく日が続きそうです。
保育初日の今日は、どうしても関心が年少さんのお部屋に向いてしまいます。といいますか、もうほとんど年少さんしか目に入りません。 年中さんで覚えているのは、「ひまわり組」さんで里佳先生が絵本を読んでいる場面だけ。あとから思い出したのですが、年長さんたちがいる2階には、一度も足を運んでいませんでした。そのくらい、jimjimは年少さんたちのようすが気になっていました。
そんなわけで、Jimjimは年少さんのお部屋の前をあっちにいったりこっちにいったり……。 「りす組さんは、どんな感じ?」「ぞう組さんは、どう?」「くま組さんは、何しているの?」「ひよこ組さんは???」と、まったく落ち着きません。むしろ、あたらしいお友だちのほうが落ち着いているくらいで、みんなちゃんと自分でおあそびをしているんです。正直言って、ちょっとびっくりしたくらい。 「りす組」さん、みんなおもちゃを出してあそんでいました。
年少さんが気になるのは、jimjimだけではありませんでした。年中さんや年長さんもあたらしいお友だちが気になるみたいで、こうしてお部屋にやってきて一緒にあそぶ姿もみられました。やさしいですね。
あたらしいお子さまたちが「お部屋あそび」に飽きてきたタイミングを見計らって、各クラスの先生たちが動き始めました。 「うさぎ組」さんは、「かめじろう先生」にご挨拶をしに……。
「くま組」さんは、香菜子先生が「紙芝居」を読んであげて……。
「ぞう組」さんは、「朝の会」を……。。 みてください、みんなちゃんとお座りしているんです。
そして、「ひよこ組」さんは、担任の有喜子先生がクラスカラーの黄色の旗を掲げて、さっそく職員室の周りを「探検」していました。
さあ、杉之子幼稚園での生活がはじまりました。この子たちには、この子たちの時間の流れがあります。でも、日常の生活の中では、どうしても大人の感覚に合わせざるを得ない状況があります。それがきっと、お子さまの心やからだに大なり小なりの負担をかけてしまうのかもしれません。
「完全に」というわけにはいきませんが、できるかぎりこの子たちのペースを大切にしていきたいと思います。 それは、杉之子幼稚園だけでなく、ご家庭でもご協力いただけたらと思います。 みんなで手を取り合い、言葉を交わし合いながら、この子たちを見守っていってあげましょう。 きょうは、そのスタートの日です。 一緒にがんばりましょう。よろしくお願いいたします。 by jimjim