2019.06.05
今日のすぎのこ
親子遠足「パークでピクニック!!」
以前お伝えしましたように、5月21日に予定していた親子遠足は、「なんで今日だけ雨なの?」と、お天気の神様をちょっとうらめしく思いたくなるような展開で、やむなく延期となったのでした。 そして迎えたきょう……。 お日様は雲に隠れて「晴れ」のお天気ではありませんでしたが、それがむしろ幸いして、とても過ごしやすい陽気となりました。 「親子遠足」の場所は、みなとみらいの「臨港パーク」です。きょうは、この大きな公園が杉之子の「園庭」です。ちょうどよい陽気に加えて横浜港からの海風が心地よく、お天気の神様は、きょうは最高のステージを用意してくれました。 杉之子幼稚園の「親子遠足」は、いままでは大型バスをクラス分チャーターして動物園や水族館、大きな公園などに向かい、そこで自由時間を過ごしたり、クラス活動の時間を過ごしたりというプランを伝統的に続けてきました。しかしながら、「クラスの親睦」や「先生とのコミュニケーション」ということを「親子遠足」の最優先のテーマとして考えたとき、いままでのようなプランでなくても可能なのではないか、ということでいままでとは違う「親子遠足」を考えてみました。 その中で浮かび上がったのが、みなとみらいの「臨港パーク」という大きな公園をお借りしておこなう今回の「パークでピクニック」です。 プランとしては、「現地集合、現地解散」とさせていただき、先の「テーマ」の実現のために学年ごとでの活動をメインにしました。 年少・年中・年長の3学年が同時に集合すると、記念写真の撮影のタイミングが重なってちょっと大変そうなので、それぞれ30分ずつ時間をずらしての集合となり、その後にクラス単位、学年単位の活動となりました。何しろ、はじめての場所ですから勝手がわかりません。そんな中でも、遠足係の直人先生、真純先生、茜先生、香菜子先生が保育の後に何度も現地に足を運んで下見をし、打ち合わせに打ち合わせを重ねてプランを練り上げてくれました。 そのプランを各学年の先生に落とし込んで学年単位で話し合い、最終的には各学年の先生たちが「クラス単位」「学年単位」の活動として「かたち」に仕上げてくれました。 それが、年少さんの「クラスレク」であり、年中さんと年長さんの「学年レク」でした。
年少さんはクラス単位で記念写真を撮影した後、いつものように「朝の会」をしました。
そのあとに「クイズ」をしたり、「バスに乗ってGO!!GO!!」をしたり……。
お父さまやお母さまの膝の上に乗ってのレクですから、お子さまにとってはこれ以上ないくらいのしあわせな時間だったことでしょう。それは、お父さまやお母さまも同じだったことと思います。
皆さまの表情から、それが十分すぎるくらいに伝わってきます。
年長さんには、「クラス対抗親子リレー」と「スタンプラリー」が用意されていました。スタンプラリーは、決められた時間内に7個のスタンプを集めなければなりません。「臨港パークの中だけなんだから、簡単でしょ」と思ったら大間違いです。 スタンプを持つ先生は、「すぐに見つけられてはつまらない」と、あちらこちらに分散し、しかもこの蛭田先生のように垣根の向こうに隠れていたり、物陰に潜んでいたり……。 時間制限もありますから、けっこうキツイメニューだったかもしれません。年長さんたち(特に保護者の皆さま?)は息を切らしながら公園内を走り回っていたのでありました。
それだけ体力を使っても、おいしいお弁当を食べた後は、こうして大繩をしたり、鬼ごっこをしたり……。 年長さんの子どもたちのエネルギーは、まさに「底なし」でした。
年中さんには、「もうじゅうがりゲーム」と「〇×クイズ」、それに「なべなべそこぬけゲーム」に「フラフープくぐり」の4つと、盛りだくさんの「メニュー」が用意されていました。
実は年中さん、この4つのゲームの後に写真撮影があり、お子さまたちはゲームでエネルギーを使い切ってしまったのか、ちょっとお疲れモードに……。 撮影のときに笑顔になってくれたのでしょうか。ちょっと心配。 うーむ……。次回への反省かもしれませんね。
このように、いろいろと反省点はあるかと思いますが、きょうの「パークでピクニック」は、はじめての試みであるにもかかわらず、保護者の皆さまの多大なるご理解とご協力のおかげで無事に終えることができました。 どこをみても笑顔がいっぱい。公園の草の上を先生と、そしてお友だちと思いっきり走り回るお子さまたち。そして、あちらこちらから聞こえてくる楽しそうな笑い声……。 私たちスタッフも、しあわせいっぱいの気持ちになることができました。 保護者の皆さま、本日は誠にありがとうございました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 スタッフ一同、この場を借りて心より厚くお礼を申し上げます。 どうか今夜は、お子さまとゆっくり遠足の余韻に浸っていただけたらと思います。 そして、夢の中でも……。 By jimjim