2019.08.27

「サイエンス・ママカフェ」を開きました。

きょうは、「ママさん気象予報士」の皆さまをお招きして、毎年、夏休みの恒例行事となりました「サイエンス・ママカフェ」を開催しました。

きょう、杉之子にいらしてくださった「ママさん気象予報士」の皆さまは、「一般社団法人日本気象予報士会」に所属しており、その中で自主的に「サニー・エンジェルス」という気象に関する啓もう活動を行う有志団体を立ち上げた皆さまです。

その「サニー・エンジェルス」を立ち上げた目的は何かと申しますと、「近年増えている「気象災害」から子どもたちを守ろう!!」というのが主旨だそうです。そして、「それには、お母さんたちが防災の知識を身につけなければいけないのでは?」というところから、お母さん向けの気象講座をはじめられたようです。その活動は少しずつ広がりをみせて、今では全国ネットになりつつあるとか……。

「ママカフェ」の名前のとおり、杉之子では「フリードリンク」を用意して、お母さんたちに楽しんでいただきながら気象に関する知識を深めていただいています。

さて、きょうの「ママカフェ」のメニューはといいますと、

1.「雪の結晶をつくろう!!」
2.「お天気クイズ(お子さま向け)」
3.「お天気クイズ(おとな向け)」
4.ワークショップ形式のお天気体験

と、このような感じで進行しました。

では、その内容をご紹介してまいりましょう。

最初のメニューは、「雪の結晶」でしたね。毎日、暑い日が続いていますから、「雪」が恋しくなりますよね。この暑さの中で、果たして「雪」はできるのでしょうか。

詳細は省かせていただきますが、仕組みとしては、ペットボトルの中に水を入れてテグスを垂らし……、

「おまじない」として、ペットボトルの中に息をふうふうと吹き込んでふたをします。あとは、周りからドライアイスで冷やすだけ。このとき、振動を加えるとできかけの「雪」が落ちてしまうことがあるので、振動は禁物。

なので、あとでご紹介しますが、ステージの上に「雪だるまコーナー」を設けてあります。どんな「雪」ができるのか、たのしみですね。

「雪の結晶」が一段落したところで、「クイズタイム(こども編)」のスタートです。

「雲のうえに乗ることはできるかな?」
「雲は、何からできているのかな?」
「雨は、どんな形をしているのかな?」
「雨の落ちる速さは、飛行機より速い?」

などの問題が出されました。雨の落ちる速さって、どのくらいだと思います?問題のように、飛行機と同じくらいですと、だいたい時速750kmくらいですかね。それよりも速いのかな?

正解は、雨は時速20~30kmで落ちてくるそうです。自転車と同じくらいかな?

面白かったのは、空気の重さの問題です。「空気には、重さがある?」という問題なのですが、ふだんは「空気の重さ」なんて気にしませんよね。手のひらを上にしても、特に重さは感じません。

でも……。

実は、10㎝×10㎝の広さには、約100kgの重さがかかっているんです。頭の上に「おすもうさん」が乗っているようなものです。何だか、不思議な感じですね。

なのに、どうして重さを感じないのでしょう?それは、皆さんで調べてみてくださいね。

ここで、いったん休憩を兼ねて、「雪の結晶」の途中経過を観察しました。

こちらが、さきほどお話した「雪だるまコーナー」です。

写真をご覧いただくとおわかりのように、発泡スチロールのお皿にペットボトルを立ててありますね。このお皿の中にはドライアイスが入っていて、ペットボトルの中の水蒸気を冷やしているんです。冷えた水蒸気がテグスにくっついて、雪の結晶が成長する仕組みです。

雪の結晶の成長は一様ではなく、早かったり遅かったり……。皆さん、自分たちの「雪」の成長を見守っていました。

休憩の後は、「クイズタイム(おとな編)」がはじまり……。

なんだか、jimjimも参加することになり、ちょっと緊張。

クイズの成績は?

それは、ナイショです。

そして、クイズの後にワークショップ形式の「気象体験コーナー」が開設され、これが子どもたちに大人気となりました。

これは、「減圧実験」をしているところ。容器の中の空気を抜いていくわけです。容器の中には、お菓子の袋が入っていて、空気を抜くと……。

どうなるか、おわかりになりますよね。そう、ふくらんできます。そしてまた、空気を入れると……。今度は、もとの形に戻っていきます。子どもたちは、まるでマジックをみているみたい。

この「減圧実験」で面白いのは、「缶コーヒー」を使った実験です。缶コーヒーの底にキリで小さな穴をあけます。それを容器に入れて「減圧」すると、キリで開けた穴からコーヒーが出てきます。

次に、空気を入れると……。

出てきたコーヒーが缶の中に戻っていくんです。生き物みたいに。子どもたち、目が釘付けでした。

こちらは、雲をつくる実験です。仕組みの説明は省略させていただきますが、うまくいくとペットボトルの中に白い「雲」ができます。子どもたちが実験できるように、いくつも実験セットが用意されていて、みんな説明を聞きながら「雲づくり」を楽しんでいました。

そして、こちらは「竜巻を発生させよう!!」コーナーです。これも仕組みの詳述は省かせていただきますが、上からハンディタイプのファンを回すだけできれいな竜巻を発生させることができるスグレモノです。

「ママカフェ」が終わった後、サニーエンジェルスの皆さんとお昼ご飯を食べたときに、この「竜巻マシーン」の話になり、ここまで完成するのに紆余曲折があったそうです。いろいろと試行錯誤を重ねつつ、ようやくきれいな「竜巻」ができるようになったそうで、皆さんの意気込みには、ただただ感心するばかりでした。

このほかにも風を発生させて、その強さをはかるコーナーもあり、さまざまな気象現象に触れることができた、きょうの「ママカフェ」でした。

きょうの体験が子どもたちの記憶に残り、少しでも自然科学に興味を抱いてくれたなら、これに勝るよろこびはありません。

お天気は、地球の営みです。地球は生きています。私たちは、その地球で生かされているということを忘れてはいけないと思います。

サニーエンジェルスの皆さま、きょうはご来園くださり誠にありがとうございました。子どもたち、そして保護者の皆さまの楽しそうなお顔があふれる「ママカフェ」となりました。
この場を借りて心より厚くお礼を申し上げます。

保護者の皆さまも、きょうはご来園くださりありがとうございました。ただ、定員がありました関係でお断りさせていただいた方もいらっしゃいます。誠に申し訳ありませんでした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

明日は、jimjimは研修に出かけなければなりません。申し訳ありませんが、明日のこのコーナーは「お休み」させていただきます。

ごめんなさい。

また、木曜日にお会いしましょう!!

By jimjim

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