2019.11.21

今日のすぎのこ

謎の「りんご」と「みかん」……。

「ラグビー・ワールドカップ」が閉幕してから間もなく3週間が経とうとしています。当時の興奮は少しずつ収まりつつあるようですが、ここ杉之子幼稚園には、「ラグビー・ワールドカップ」の熱がまったく冷めない熱い男子たちがいます。 それは、この「黄色い帽子」の皆さん。そう、年長「ほし組」さんの男子たちです。「男子たち」といいましても、男子全員かというとそういうわけではなく、主なメンバーは、この4人。この4人に、ときどき年中「たんぽぽ組」さんの熱い男子が加わって、年中・年長の混成チームができあがることもあります。 きょうは、「ほし組」さんの4人がお昼休みに自主的に「4人制ラグビー」を編み出して試合をしていました。この試合が、秀逸。

「ラグビー」は、ご存じのとおりからだとからだがぶつかり合う、非常に激しいスポーツです。年長さんとはいえ、試合の進行によっては、「ケンカ」になったり「けが」に発展したりする可能性もあります。でも、そうならないように、この4人の「選手」たちは見事に自分たちの心とからだをコントロールして、みていて気持ちがいいくらいにスムースにゲームを進めているんです。 直人先生の指導もあってルールも理解していて、「ノックオン」はもちろんのこと、「ラインアウト」や「スクラム」も理解しており、さらには「トライ」のあとの「コンバージョンゴール」をキックする位置までちゃんとわかっています。 杉之子の園庭は、「砂地」であるとはいえ、転び方によっては擦り傷ができますが、そんなことはおかまいなし。なかなかたくましい、そして強靭でタフな男の子たちによるこの「ラグビー熱」は、まだしばらく続きそうです。

年少「りす組」さんのお部屋は、「自動車工場」になっていました。お部屋の真ん中にある段ボールの「自動車」に、みんなで「塗装」を施しているところです。「絵の具」と「筆」を使って、自分の好きな色を好きなところに塗っています。 そうこうしているうちに、ひとりの女の子がいいました。 「あー、手についちゃった」。 どうやら、絵の具が手についてしまったようです。それをみた担任の心先生は、「その手を自動車にペッタンしてみたら」と声をかけました。 絵の具がついた手を自動車に「ペッタン」する女の子。すると、手のかたちが自動車に残って……。 「あっ、手のかたちがついた!!」。 そうしたら、みんな自動車ではなく自分の手に絵の具を塗りはじめました。そう、みんなも自分で「ペッタン」をしてみたくなったんです。

「わー、冷たくて気持ちいいな」といいながら、手のひらに絵の具を塗る女の子と、それをみつめる男の子。

心先生の手にも絵の具をぬりぬり。しかも、右手と左手で色を使いわけています。 こうして、「りす組」さんの自動車には、色とりどりの手の跡がたくさんついていきました。

さて、来週はリハーサルとあって「生活発表会」の練習も熱を帯びてきました。 「つき組」さんは、衣装合わせをしていました。当日は、子どもたちの演技だけでなく、衣装も楽しみにしていてくださいね。

こちらは、「たんぽぽ組」さんのお部屋なのですが、なぜか踊っているのは年少の「うさぎ組」さんです。どうやら、きょうは「たんぽぽ組」さんに「遠征」にきたようです。写真には写っていませんが、手前には観客席が用意されていて、「うさぎ組」さんの踊りを「たんぽぽ組」さんの子どもたちがお客さんになって見守っています。 こうして目の前で「うさぎ組」さんの踊りを見せつけられたかっこうになった「たんぽぽ組」さんの子どもたち。当然のように「やる気スイッチ」が「オン!!」になりました。

「次は、わたしたちの番だよね!!」。こんどは、「うさぎ組」さんの子どもたちがお客さんになり、その目の前で「たんぽぽ組」さんが気持ちの入った踊りをみせます。 こんなふうに、「クラス」同士でお互いを意識しながら練習するのも、とても新鮮でいいと思いました。

最後は、こちら。ホールで練習をしていた「ゆり組」さんです。 まだ詳細は申し上げられないのですが、「ゆり組」さんの選曲が幸代先生らしくてシビレました。選曲だけではありません。ステージの中で子どもたちがみせる、幸代先生の手による「演出」もまた秀逸です。 例えば、子どもたちの後ろにある「りんご」と「みかん」。これを、どう使うと思います? ふふふ……。 答えは、当日の「おたのしみ」ということにしておきましょう。 こうして、「りんご」と「みかん」の謎を残しつつ、明日へと続くのでありました。

というわけで、きょうの給食はこちらです。 鮭ごはん ハンバーグ ふっくらオムレツ フレンチポテト モロッコいんげんのお浸し はちみつレモンゼリー  338kcal ごちそうさまでした。 では、また明日お会いしましょう。 By jimjim

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