2020.05.08

今日のすぎのこ

「卒園式」入場編!!

政府が発表した新型コロナ感染拡大防止のための休校要請を受けて、休園に踏み切ったのは3月でした。それから2か月余りが経ち、その間、昨年1年間の主な行事を振り返ってまいりました。その主な行事の最後を飾るのは、ほかでもありません。「卒園式」です。 きょうは、その「卒園式」の入場編をお伝えしたいと思います。 休園を決めたのは、安倍総理が休校要請を発表した2月27日の夜のことです。その夜は、すでに帰宅した職員もいる中、残った職員で休園のための準備を進めるなど、大わらわとなりました。翌日の28日は保育をしながら、しばしの別れとはいえ、先生たちは子どもたちにさみしい心の内を伝えたのでした。 そして迎えた「卒園式」当日。 入場前の年長さんの各クラスをまわりましたら、驚きの事実に遭遇しました。 それは……。

本来、そこにあるべき「緊張感」が、まったくといっていいほど感じられないこと。

感じられるのは、先生も子どもたちも、お互いに久しぶりに会うことができて、ただただ「うれしい」という「うれしさ満載」の空気だけです。

「卒園式」当日とは思えない、むしろ「大丈夫なのだろうか」という不安感さえ覚える「和気あいあい」とした雰囲気でしたが、でもjimjimはここにこそ、杉之子幼稚園が一番大切にしてきたものをみた気がしたんです。

練習をしていない「素」の姿でのぞむ「卒園式」。練習をしなかったわけではありません。できなかったんです。休園でしたから。

大切なのは、練習の量じゃない。きちんと「卒園式」の前にならぶことでもない。

2週間近くもお休みになりながら、「幼稚園なんていきたくない」なんて思わずに、おともだちとの再会、先生との再会を思いっきりよろこべる子どもたちの心に、jimjimは感動しました。

「卒園式」って何をするんだろう?

当然、不安もあるかもしれませんが、この子たちをみていると、「きっと、先生が助けてくれる」という先生を信頼する気持ち、そして安心感さえ伝わってきます。

突然の「休園」という緊急事態に見舞われた「卒園式」でしたが、そこには思わぬ発見をすることができました。 さあ、いよいよ「卒園式」の会場に入ります。そのもようは、また来週のお楽しみということで……。 少しですが「ギャラリー」もご用意しました。よろしかったらご覧ください。 では、また来週お会いしましょう!! by jimjim

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