2011.10.04

ボランティア活動報告(2)

東日本大震災の被災地には、6月に続いて7月下旬にも保育支援のボランティアでうかがいました。7月にうかがったのは、宮城県の公民館です。この公民館では、津波の被害を受けた3か所の保育園が、合同で保育をおこなっていました。

7月のボランティア活動を決めたとき、私どもは現地に連絡をして、支援物資について教えていただきました。現地では、夏物の子ども服が不足しているとのことで、私どもは在園児の保護者の皆さんにご協力いただき、半袖の子ども服を寄付していただきました。

集まった子ども服は、段ボール箱で5箱ほどにもなり、保育支援で使うためのお遊びセットと一緒にアンパンマンバスに積み込みました。

公民館に到着すると、早速、子どもたちが笑顔で迎えてくれました。「どっから来たの?」、「何しに来たの?」、「お姉ちゃんたち、だれ?」...。どこに行っても、子どもたちは、変わりません。興味津々のまなざしで、質問攻めです。

今回のボランティア活動には、園長先生を含め11名の教職員が参加しました。到着してすぐ、支援物資の子ども服を降ろし、保育園の先生にお渡ししました。とてもとても、喜んでいただけました。

私どもは、かき氷をしたり、人形劇をしたり...、折り紙をしたり...。今回の活動では、音楽活動をしている在園児のお母さんのグループが別働隊で参加してくださり、歌や楽器で子どもたちを楽しませてくれました。

子どもたちがお昼寝している間、保育園の所長さんが、我々に津波が襲ってきたの時の様子をお話ししてくれました。その内容は、ここに書くことができません。とても、悲しく、恐ろしく、辛い内容でした。

そのお話をしてくださった所長さんから、先日お手紙が届きました。そのお手紙には、保育支援のお礼と、届けた子ども服のお礼が丁寧な字で書かれていました。子どもたちも、保護者の皆さんも喜んで着てくださったそうです。そして、お手紙と一緒に、保育所の子どもたちが描いてくれた笑顔入りの巻物が同封されていました。とても、心があたたまる、ありがたい贈り物でした。早速、ちゅうりっぷ組さんのお部屋の前に飾りました。そして、夏服をご提供いただいた保護者の皆さんにも、このことをお手紙で伝えました。

東北地方の短い夏は終わりを告げ、秋の到来かと思いきや、早くも初冠雪や冬支度の便りが届くようになりました。東北地方の季節の移り変わりの速さに、驚かされます。来年の夏もまた、届けた洋服が役に立ってくれればうれしいです。

お手紙の最後には、こう書かれていました。「10月1日より、仮設保育所で生活することになりました。私たちも、子どもたちと一緒に、少しずつ一歩一歩前に進んでいきたいと思います」。

またいつか、そのお手伝いができたらと思っています。

by jimjim

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