2025.09.19

今日のすぎのこ

年長さん、「公開練習」でした!!

きょうは、涼しい一日でした。最後に「涼しい」という言葉を使ったのは、いったいいつのことだったかと思うくらい、久しぶりの涼しさでした。この涼しさは、どこからやって来たのかといいますと、どうやらきのうの雨が運んできてくれたようです。横浜地方気象台の観測データをみますと、きのうは「前線」の南下に伴って雨が降りはじめ、前線の通過とともに風向が南西から北北東へと変化していました。前線の南側では南寄りの風が吹き、北側では北寄りの風が吹いていたわけですね。この風の境目が「前線」ということになります。

前線が南下したということは、南側でがんばっていた夏の高気圧の勢力が少し弱まったということなのでしょうか。このまま夏の高気圧が引き下がれば「秋」の訪れということになるのでしょうけど、そう簡単には進まないかもしれません。しばらくは、「夏」と「秋」のせめぎあいが続くのでしょうね。

では、「きょうのすぎのこ」をお伝えしてまいりましょう。後ほどお伝えしますように、年中さんと年長さんは「運動会=すぎりんぴっく」の練習をしましたが、年少さんは「お休み」でした。その「お休み」のタイミングを使って、各クラスでは「秋の製作」が進められていました。

「くま組」さんの製作は、長方形の画用紙の上に絵の具をポタポタと垂らすことからはじまりました。このあと、垂らした絵の具を「ストロー」で吹いて広げる工程があったのですが、これがなかなか難しかったようで……。

いろいろと思いどおりに進まないのも「製作」です。さて、このあとどのように軌道修正していくのでしょう。それはまた、後日お伝えすることになりそうです。

「りす組」さんにおじゃましたときには、すでに「製作」が終了する間際……。そこで、作品だけをみせていただきました。それが、こちら。

一見して、何の製作かはおわかりになりますよね。「足の裏スタンプ」を使った「お月見だんご」です。ただ、担任の先生からは「アルパカではありませんよ」というメッセージをお預かりしております。いえいえ、かわいらしいウサギさんですよ。

「ひよこ組」さんは、「秋の味覚」にトライです。一言で「秋の味覚」といいましても、いろいろありますが、「ひよこ組」さんが選んだのは……、

こちらでした。そう、「きのこ」です。「きのこ」というと地味なイメージもありますが、そこは年少さんらしさでカバー。テーブルの上には、すてきな色合いの「きのこ」たちが並んでいました。

「うさぎ組」さんの「秋」もユニークでした。テーブルの上をご覧ください。「うさぎさん」のかたちをしたものが置かれています。

お子さまたちは、この「うさぎさん」に自由にお絵かき。何を描いてもオッケーです。なぜなら、これは「どんぐり」を入れるバッグだから……。

いかがです、自分だけの「どんぐりバッグ」。なんとなく、ご自分に似ているような……、そんな感じの仕上がりになっていました。今度は、このバッグを持って「どんぐり拾い」に行きましょうね。

そして、きょうの「いちご組」さんはといいますと、ご覧のように「粘土あそび」の真っ最中でした。

「なんだ、粘土か……」などと思ったりしてはいけません。切ったり、のばしたり、くっつけたり、まるめたり……。ありとあらゆることを可能にするのが、「粘土」なんです。ですから、お子さまたちにとりましては、想像を創造に変え、さらにはそれを「かたち」へと変える、いわば「マジック・ツール」といってもいいのかもしれません。

ですが、きょうの「メイン」は、実は「粘土」ではないんです。

きょうの「いちご組」さんのメインの取り組みは、こちらでした。「運動会=すぎりんぴっく」で使う大きな「いちご」のかたちの製作でした。細かくちぎった赤と緑の折り紙を隙間なく糊で貼り付けて「いちご」をつくっていきます。この「巨大いちご」が「すぎりんぴっく」でどのような活躍を見せるのかは、当日のお楽しみにしておいて下さい。

さて、冒頭に申し上げましたように、きょうは年中さんと年長さんが「すぎりんぴっく」の練習にお出かけしました。お隣の戸部公園に遠征してきたのは、年中さんのお子さまたち。きょうは、「アンパンマン体操」のときの並び方を確認した後、「かけっこ」の練習をしました。

年中さんの「かけっこ」は、トラック半周。距離は短いですが、中身は「たっぷり」です。

半周のなかで繰り広げられる「熱いドラマ」が、そこにはあります。

その熱さは、年長さんほどではありませんが、年少さんの「まろやかさ」ともまた異なります。年少さんと年長さんの真ん中の学年である「年中らしさ」とはいったいどんな感じなのか、そのあたりも年中さんの「かけっこ」のみどころになりそうです。

そして、最後はこちら。年長さんの「すぎりんぴっく」の練習です。きょうは、戸部グラウンドにやってきました。練習といいましても、きょうの練習はいつもとはちょっと違います。なぜなら、保護者の皆さまが見学にいらしてくださっています。そう、きょうは「公開練習」なんですね。

「公開練習」とあって、戸部グラウンドには大勢の保護者の皆さまがやって来てくれました。もう、雰囲気は「すぎりんぴっく」そのものといった感じです。その保護者の皆さまを前に、いつもよりも微妙にテンションが高めなお子さまたち。そのお子さまたちが最初に披露したのは、「パラバルーン」の演技でした。

きょうは、「パラバルーン」の演技がはじまるまではほとんど無風でしたが、演技開始とともに微風が吹きはじめ、ちょっと難しい展開に……。でも、これから練習を積めば、きょうくらいの微風ならクリアできることでしょう。

「パラバルーン」に続いて披露したのは、「組体操」です。

きょうは、BGMがありませんでしたが、きょうの演技に音楽が加われば、すてきな「組体操」になることでしょう。本番に向けて、さらに「高み」を目指してください。

「公開練習」の最後を飾ったのは、「クラス対抗リレー」でした。これはもう、スタートからゴールまで、本番さながらの盛り上がり。

いまや杉之子名物ともなった「先生も一緒に走る」場面が、さらにリレーを盛り上げます。

保護者の皆さまとクラスのお友だちからの声援が、ランナーの背中をグングン押します。

勝ったチームと、勝ちを逃したチーム。それぞれに思うところはあることでしょう。大切なことは、「勝ち負け」よりも、みんなで一生懸命に走ってバトンをつなぐこと。言い換えれば、バトンはみんなの「心」です。その「心」をつなぎ合わせるために、これからも「すぎりんぴっく」に向けて一生懸命に走りましょう。

というわけで、きょうは「公開練習」のもようをお伝えしました。

では、また来週お会いしましょう。

良い週末をお過ごしください。

by jimjim

 

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