2025.10.09
今日のすぎのこ
行事・イベント
「どうぶつむら」を開催しました!!
台風22号は、強い勢力を保ちながら伊豆諸島近海を東進し、関東地方にもその影響が懸念されました。杉之子幼稚園では、「どうぶつむら」の開催が予定されていたため、台風に伴う雨が心配されましたが、天気は大きく崩れることは無く、当初の予定どおり「どうぶつむら」を開催することができました。
もし、きょうの開催が延期されたらどうなるかといいますと……。
おそらく、次の開催予定は1月とか2月になることは間違いありません。そうなりますと、杉之子幼稚園にやってくるキャストの皆さんにもメンバーの変更が生じます。「ヘビさん」は冬眠に入るのでお休みになり、「ひよこさん」や「ねずみさん」も寒さに弱いためお休みとなります。つまり、ある意味「目玉」と言っていい「ヘビさん」と、触れ合い動物の筆頭ともいえる「ひよこさん」と「ねずみさん」が欠場することになり、これは大きな痛手になってしまうわけです。ですから、お子さまたちの「お楽しみ」を考えますと、きょう開催できたことには、とても大きな意味があるといってもいいかもしれません。
では、さっそくその「どうぶつむら」のようすをご紹介してまいりましょう。
「どうぶつむら」は、園庭で開催され、その配置は大きく3つのゾーンにわけることができます。いちばん大きいのは、ヤギさんやヒツジさんにごはんをあげるゾーン。
その隣にあるのが、柵で囲まれた「小動物ゾーン」です。ここには、主にウサギさんやモルモットくん、アヒルさんなどがいます。
砂場を取り囲むように配置されているのは、見学ゾーン。ここにいるのは、すばしっこい「リスくん」や鋭いくちばしを持った「オウムさん」や「インコ」ちゃんたちですので、触れ合うのではなく、見学するだけとなります。
この見学ゾーン、砂場の周囲の緑が多い回廊部分に配置されているため、なんとなく「探検隊」的な雰囲気が楽しめて、意外とイイ感じです。
しかも、時間帯によっては「ヘビさん」との触れ合いタイムもあり、これがまた行列ができるほどの大人気。やはり、冒頭に述べたように「どうぶつむら」の「目玉」であることは、間違いありません。
もうひとつ忘れてはならないのが、年長さん用の「特設ゾーン」です。ここでは、年長さんだけが「ポニー」くんに乗ることができます。年少さんと年中さんには、うらやましいゾーンです。
さて、「どうぶつむら」の配置について簡単に説明をさせていただいたところで、きょうのお子さまたちのようすに話を移しましょう。
まず、動物さんたちとの触れ合いを楽しむ前に、お子さまたちは2階のホールに集まって、「どうぶつむら」のスタッフの皆さんから動物たちとの触れ合い方についてのレクチャーを受けました。
それは、ヤギさんやヒツジさんへのごはんのあげ方、モルモットくんやうさぎさんの抱っこ仕方などです。「ヤギさんにニンジンをあげるとき、真ん中あたりを持ってヤギさんのお口に近づけると、指もガブってされちゃうよ」とか……、
「モルモットくんやうさぎさんを抱っこするときは、座って抱っこしてあげてね」といったお話をしていただきました。
お話しを聞いていても、実際にニンジンやキャベツを手に持ってヤギさんやひつじさんに近づきますと、その勢いにタジタジとなるのは誰でも一緒。そこではじめて先生やスタッフさんがお手本をみせたり一緒にあげたりして、「恐怖心」を少しずつ取り除いていってあげます。
おもしろいのは、1回うまくいくとめっきり自信をつけることです。「あれ、さっきまでの戸惑いは、どこにいったの?」と思うくらい自信満々、得意げな表情でごはんをあげているではありませんか。
自分の手であげたごはんを「パクッ」て食べてくれるのは、誰でもうれしいですよね。大人だってそうです。
そんな感覚を楽しみながら、お子さまたちは少しずつ動物さんたちとの距離を縮めていました。「いちご組」さんも、「未知との遭遇」を思わせる表情を浮かべながら、先生やスタッフさんのアシストをいただきつつ、何とか動物さんたちとの触れ合いにトライ。「楽しむ」ところまで到達できたかどうかは微妙なところでしたが、動物さんたちとの「触れ合い」は、しっかり体験できたようです。
スタッフさんたちも、お子さまたちにさまざまな配慮をしてくれました。ホロホロチョウを抱っこしてくれたので、頭のブヨブヨした部分を触らせてもらいますと、「ゴム」とも「こんにゃく」とも違う、何とも言葉にならない不思議な感触。羽の部分に着目すれば、一見、黒く見える羽も、よく見ればきれいなグラデーションになっていて、しかも艶があってとてもきれいです。
ふだんは、ペットショップや絵本などでしかみることがないウサギさんやモルモットくんを間近で見ることができ、その毛並みや愛くるしいお顔の表情に思わず表情が緩むお子さまたち。
時間が経つのを忘れるかのように、「触れ合いタイム」に没頭してくれていました。
途中、スタッフさんから恒例の「チャボ」のプレゼントが……。
これもまた、「どうぶつむら」ならではです。
こういう体験、なかなかできないですものね。
なかなかできないといえば、年長さんの「ポニー体験」もそうです。杉之子幼稚園の良い想い出のひとつになってくれたらうれしいです。
こうして、「触れ合いタイム」は、あっという間に時間が経過していきました。
各クラス、おおむね30分ほどの「触れ合いタイム」だったでしょうか。
動物さんと触れ合い、そして先生たちとも触れ合うことができました。園庭は、あたたかでほのぼのとした空気でいっぱい。
おかげで杉之子幼稚園が日々の保育のなかで大切にしている「みて、ふれて、かがやくひとみ……」があふれていた、きょうの「どうぶつむら」でした。
最後に、きょうの「どうぶつむら」のキャストの皆さんをご紹介して終わりにしましょう。
ポニーくん、ハツカネズミちゃん、ひよこくん、ヤギさん、ヒツジさん、モルモットくん、アヒルちゃん、うさぎさん、チャボくん、カモっち、ホロホロ鳥先生、ウコッケイくん、シナガチョウさん、七面鳥くん、シマリスくん、タイハクオウムさん、ウロコインコくん、アオダイショウ親分
以上です。「どうぶつむら」の皆さん、きょうは、どうもありがとうございました。
というわけで、きょうの給食はこちらです。きょうは、木曜日ですのでスペシャル・メニューの「2段弁当」でした。
ピラフ、のり塩唐揚げ、ロールキャベツ、オムレツ、ほうれん草の和え物、フルーツ、407kcal
ごちそうさまでした。
明日は、夕方から研修のために外出です。もしかすると、ダメかもしれません。その際は、どうかご容赦ください。
by jimjim