2025.10.20
今日のすぎのこ
行事・イベント
年少さん、「お芋ほり」へ!!
年少組のお子さまたち、そして保護者の皆さま、きょうは朝から「お芋ほり」のことが心配でならなかったのではないでしょうか。なぜなら、出発間際まで雨が降っていたのですから……。
でも、雨雲レーダーをみた限りでは、雨は9時過ぎには止んで、その後は曇り空になる感じでしたから、スタッフには「行く」という選択肢しかありませんでした。というわけで、行ってまいりました、年少さんの「お芋ほり」に。では、さっそくそのもようをお伝えしてまいりましょう。
予定どおり9時50分に幼稚園を出発し、約1時間弱の行程を経て畑に到着です。途中、車内では担任の先生と「お芋」に関するクイズのバスレクを楽しみながら、気持ちを「お芋ほり」に向けて少しずつヒートアップ。「お芋を掘る」という目的がはっきりしているせいか、お子さまたちは現地に着くと、はじめての場所にもかかわらず案外リラックスしていました。
各クラス、畑を前に準備が整ったところで、ご主人にご挨拶です。ちなみに、写真に写っているピンクのテープは、きょう掘るところの境界線です。このテープより手前側は、明日の年長さんのエリアとなります。年少さんがきょう掘るのは、テープの向こう側。畝にすると4つくらいでした。
「お芋ほり、がんばるぞ!!」の掛け声では、事前のレクチャーが効いているのか、年少さんらしからぬモチベーションの高さを披露。今年の年少さんは、やってくれそうな予感がプンプンと漂います。
さあ、はじまった。「令和7年度お芋ほり年少の部」の開幕です。
すると、当初の予感どおりスタートから積極的に畑に飛び込む年少さんたち。
最初にツルを取り除くのは、年長さんのときと同じです。このツルを取り除くのと同時に起こるのが、毎年恒例となる「ある事件」……。
その「ある事件」とは何かといいますと、ツルを取り除くと、そこに隠れていた虫やらカエルやらがビックリして飛びだしてくるんです。すると、その飛び出してきた虫やカエルさんに、こんどはお子さまたちがビックリするという事態になりまして、この時点で「お芋ほり」を断念する子もいたりするわけです。
ところが、今年はjimjimが知る限り、そのような声は耳にしませんでした。カエルさんは出てこなかったようですが、虫さんたちはけっこう出現していました。それでも、全然平気。虫さんやカエルさんがたくさん出てくるというのは、それだけ「土」の質が良い証拠なんです。居心地がいいから集まってくるんですね。そのような良質の土で育てられたお芋ですから、味だって良いに決まっています。
そのおいしい「お芋」を目指して、お子さまたちはまったくビビるようすもなく、何事も無いようにツルを取り除き、そしてお目当ての「お芋」を掘り進めていきます。
途中経過は、こんな感じです。右側のふたつの畝のツルが取り除かれ、左側のふたつが残っている状況。
さあ、お友だちとちからをあわせてラストスパートです。
きょうの朝まで降った雨で畑の土も水分を多く含んでいるため、すぐに泥だらけになりますが、そんなことはへっちゃらです。だって、泥あそびは杉之子幼稚園で慣れていますからね。
ツルを取り除いて畝を掘ると、出てきましたよ、お目当ての「お芋」さんたちが。こちらは、ちょっと大きさ「控えめ」ですが、長さは立派。
今年は、やや中くらいのサイズが多いようです。
その中に、ときおりビッグサイズが混じる感じですかね。
前回、「熟成させるとおいしさがアップする」というお話をしましたが、お日様にあてても甘さが増すようです。
きょうのお芋は、雨のせいか少し湿っぽく感じましたから、お天気の良い日にお日様にあててあげるといいかもしれません。
お芋さんたち、お日様の下で「お昼寝」をしているうちに、どんどん「おいしさ」がアップしたりして……。
「寝る子は育つ」といいますが、お昼寝をしたお芋さんたちもおいしく育ってくれたらいいですね。
ぜひ、きょうの収穫をおうちのひとと楽しんでみてください。
というわけで、きょうは年少さんの「お芋ほり」のようすをお伝えしました。
最後は、きょうの給食です。
バターロールパン、やきそば、ミニハンバーグ、ほたて風味かまぼこフライ、ほうれん草の和え物、ピピピチーズ、338kcal
ごちそうさまでした。
明日は、年中さんが「お芋ほり」にチャレンジです。
by jimjim