2025.12.08

今日のすぎのこ

「生活発表会」が終わり……。

2学期を締めくくる「生活発表会」が終わりました。「生活発表会」に向けた練習がはじまり、リハーサルを経て本番当日を迎えたわけですが、その間の園内は、ほとんど「生活発表会一色」といった雰囲気に包まれていました。もちろん、練習ばかりしていたわけではありませんけどね。その「ヤマ場」を越えたお子さまたち、きょうは新しい1週間を迎えました。そのお子さまたちを待っていたのは……、

朝いちばんの「避難訓練」でした。きょうの想定は、「大地震」。登園して朝の園庭あそびをはじめたばかりのタイミングを想定しました。お子さまたちは、園庭とお部屋でバラバラに過ごしていましたが、先生たちの指示に従ってお隣の戸部公園へと非難しました。

その「避難訓練」のあとは、ふたたび園庭に戻って活動再開。

季節の進行とともに朝晩の冷え込みは厳しさを増していますが、きょうの日中は比較的あたたかく感じられました。

園庭あそびには、ちょうどよい陽気だったかもしれません。

園庭では、初冬の陽ざしを浴びてキラキラと輝く笑顔があちらこちらにみられました。

もちろん、そこには「いちご組」さんのお子さまたちの姿も……。先生といっしょに青空に描かれた1本の「ひこうき雲」を追っていました。

その「ひこうき雲」は、「たんぽぽ組」さんもみつけたようでした。きょうは、雲ひとつない青空だったのに、なぜ「ひこうき雲」だけができたのでしょう。不思議ですね。

雲は、「核」になるもののまわりに氷の粒がくっついてできあがります。空が「雲ひとつない青空」なのは、空の上にこの「核」になるものが無いということになります。そこを飛行機が通過しますと、飛行機のエンジンの排気ガスに含まれる細かな粒子が「核」になり、氷の粒が「待ってました!!」とばかりに一気に「核」にくっついて雲をつくるわけです。ですから、「ひこうき雲」は飛行機が通った場所に一直線にできるんですね。でも、ここにはもうひとつ不思議なことが隠れているんです。

簡単に話を進めましょう。空気の中にあるのは、「水蒸気=気体」で、「氷=固体」ではありません。では、「核」にくっつく「氷」は、いったいどこからやってくるのでしょう。水は、ふつうですと0℃で氷になるのは、皆さんご存じのことと思います。ですが、空気中にある水蒸気は、空気がとてもきれいだと0℃以下になっても凍らないんです。これを「過冷却水滴」といいます。この「過冷却水滴」は、そのままではとても不安定なので、飛行機が通って「核」をまき散らすと、「やった!!」とばかりに「核」にくっつき、これが「ひこうき雲」になってみえるわけです。自然って不思議で面白いでしょう。不思議に思ったことがあったら、ぜひ幼稚園の「としょしつ」に調べに来てくださいね。

さて、お話を「きょうのすぎのこ」に戻しましょう。「生活発表会」は終わりましたが、「余韻」はまだ残っておりまして「うさぎ組」さんでは、「生活発表会」で流した曲を使って「フルーツバスケット」をしたり、「イス取りゲーム」をしたり……。

「りす組」さんでは、担任の先生から「よくがんばりました」の金メダルが授与されていました。

その他のクラスも、「のんびりタイム」を楽しみつつ……、

先生やお友だちと一緒にゆったりとした時間を過ごし……、

そのお部屋には、和やかな空気が満ちていました。

中には、さっそく「製作」に着手したクラスもあり、「ひまわり組」さんでは「どんぐり」を使った「巨大クリスマスリース」をつくりはじめていました。まだまだ「どんぐり」は、いっぱいあります。いったい、どんなリースができるのでしょう。

「ゆり組」さんは、「ベル」の製作です。

紙コップに黄色の折り紙を貼って「ベル」をつくり……、

全員の「ベル」をお部屋に飾るのだそうです。簡単な製作ですが、これだけでも「クリスマス」の雰囲気は一気に高まりますよね。

最後は、こちら。きょうは月曜日なのですが、年長さんは振替の「体操指導」がありました。きょうのテーマは、「ボール投げ」です。なぜ「ボール投げ」かといいますと……、

明日は、年長さんの「ドッジボール大会」がホールで開催されるので、その「ウォーミングアップ」というわけです。年長さんたち、だいぶ「気合い」が入っているみたいですから、明日の大会は盛り上がることでしょう。年長の皆さん、全力でがんばってください。

というわけで、きょうの給食はこちらです。

白飯、豆腐の中華そぼろあん、チキンナゲット、赤かぶさつまちゃん、さつま芋の甘煮、360kcal

ごちそうさまでした。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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