2026.03.13

今日のすぎのこ

行事・イベント

「卒園式」をおこないました。

きょうは、令和7年度「卒園式」をおこないました。お天気は、曇り空。時折、冷たい風が園庭を吹き抜けていきますが、ここ杉之子幼稚園だけは、卒園を迎えるお子さまたちを包み込む保護者の皆さまの愛と、卒園生を送り出す先生たちの溢れる思いであたたかな空気に満ちていました。

開式は午前10時でしたが、待ちきれないご家族が続々と来園してくださったので、予定を少しはやめての開場とさせていただきました。寒い中をお並びいただいた保護者の皆さま、誠にありがとうございました。

正門に立って卒園生をお迎えしていますと、制服を身に纏った凛々しい卒園生たちがやって来ました。きょうは、いつにも増して心もからだも引き締まったようにみえます。「卒園式にのぞむ覚悟」、そんな思いが伝わって来るようです。

園庭では、ご卒園の記念撮影にのぞむご家族が列をつくり……、

お子さまのはじめての学校生活が一区切りしたことを、想い出の1ページに刻んでいました。

開式前のお部屋は、こんな感じです。そこには、いつもと全く変わらないリラックスしたようすのお子さまたちの姿がありました。幼稚園の門を入ったときには、「少し緊張しているのかな」とも思いましたが、そんな思いは杞憂に終わった感じです。

1年間を一緒に過ごした仲間たち。もっと振り返れば、杉之子の門をくぐったのは、3年前の春でした。そのときには、こんなに心を許せるお友だちができるなんて、誰が想像したことでしょう。

3年間の幼稚園生活を通して、さまざまなことを経験してきました。大きな行事をあげれば、「すぎりんぴっく」があり、「生活発表会」もありました。その他にも、「よるのようちえん」や「どうぶつむら」「ひのきやライブ」などもあって、行事のひとつひとつがお子さまたちの心に何かしらの「種」を植えてくれたように思います。

「種」を植えたのは、行事だけではありません。日常の幼稚園生活でも、心に響いたことがたくさんあったことでしょう。うれしいこと、悲しいこと、怒ったり、楽しんだり……。

そのときに感じたことすべてが、この子たちの成長の「種」になっているように思えてなりません。

その「種」には、すでに芽を出したものもあるでしょうし、これらか芽を出すものもあるでしょう。

以前、こんな言葉を聞いたことがあります。「人は、誰でもその人にしかできない役割をもって生まれてくる……」。

では、その「役割」とは何なのでしょう。いったい、いつその「役割」に気づくのでしょうか。もしかしたら、一生その「役割」に気づかない人だっているかもしれません。

園長先生は、言いました。「必ず、助けてくれる人がいます。困ったときは、頼ることも大切です」。

まだみえない「役割」は、お互いに頼ったり頼られたりしながら生きていくうちに、「こうなのかもしれない」「ああなのかもしれない」と考えを巡らせる中で見えてくるものなのだとしたら、頼れる人が必要ですよね。

それが、「お友だち」なのです。杉之子の3年間で先生たちがいちばん大切にしたこと、それは「お友だち」とのかかわりでした。

特に年長さんは、「すぎりんぴっく」や「生活発表会」を通して自分の意見を言って、自分たちで進めて創り上げていくことを経験しました。

意見の衝突があり、受け入れてもらえない意見もあったでしょう。それでも、前に進むにはどうしたらよいかを学んだはずです。

その学びを、これからはじまる小学校生活に活かしてください。やがて、見えなかった「役割」が見えてくるときが来るかもしれませんし、眠っていた「種」が芽を出すかもしれません。ご家族の方も、溢れんばかりの愛をお子さまに注いでいただけたらと思います。その愛は、必ず「眠れる種」を呼び起こすことにつながると、私たちは信じています。

きょう、杉之子を巣立った卒園生の皆さん、ご卒園おめでとうございます。3年前の春からは想像できないくらいに逞しく、そして頼もしく成長してくれました。

杉之子に来てくれてありがとう。心から、そう思います。保護者の皆さまにも、感謝の気持ちでいっぱいです。3年間、すべてがうまくいったわけではありません。ときには不手際があり、ご迷惑をおかけしたこともありましたが、その都度、あたたかく見守ってくれた保護者の皆さまは、杉之子の宝です。皆さまに出会えたことを、心よりうれしく思っています。

きょうは「卒園式」ですが、これで終わりではありません。ここからが「はじまり」です。だって、みんな「すぎのこのなかまたち」なのですから。

もう一度、言います。ご卒園おめでとう。

保護者の皆さま、杉之子を選んでくださってありがとうございました。

星の数ほどの感謝を込めて……。

by jimjim

一覧へもどる