2022.09.30

「すぎりんぴっく」を明日にひかえて……。

きょうは、金曜日。いつもなら、金曜日は一日保育なのですが、「すぎりんぴっく」を明日に控えたきょうは、午後を「すぎりんぴっく」の準備にあてるため、特別に「半日保育」とさせていただきました。

「午後を準備に……」と書きましたが、年長さんは朝から「パラバルーン」をきれいに拭いてベランダの手すりに干すなど、準備の一部はお子さまたちのお手伝いとともに進められました。

「すぎりんぴっく」は明日に迫ったものの、それに伴う「焦り」などは感じられず(担任は、かなりドキドキしていたりして……?)、朝の園庭にはのびのびとあそぶお子さまたちの姿がありました。

縁側の前には、「うさぎ組」さんが集まって一生懸命に何かを地面にこすりつけています。

何をこすりつけているのかといいますと……。

「どんぐり」です。写真をよくみますと、茶色のゴマ粒みたいなものがいっぱい写っているでしょう。それらが、すべて「どんぐり」です。この「どんぐり」くんたち、いったいどこからやって来たと思います?

実は、「冷蔵庫」からやって来ました。

「うさぎ組」担任の真優実先生の話によると、去年とれた「どんぐり」を冷蔵庫で冷凍保存していたのだそうです。その「在庫」を一斉に放出したというわけですね。

その「どんぐり」くんたちを地面にこすりつけて、その先はどうなるのか、想像できますか……?

答えは、「お舟」です。地面にこすりつけて平べったくなった部分から中身をくり抜き、空洞にするんです。すると、「お舟」みたいになるでしょう。

中身をくり抜くのは、「うさぎ組」さんを補助してくれている萱野先生。「爪楊枝」を使ってていねいに作業してくれましたから、バッチリの仕上がりです。

写真の角度が悪くて「お舟」は写っていないのですが、この容器の中には水が入れてあって、「どんぐり船」を浮かべてあそんでいるんです。

こちらの写真も非常にわかりにくいのですが、男の子が指先でつまんでいる茶色い楕円形の物が「どんぐり船」です。

よくみると、楕円形の中が濃い茶色になっていますね。この部分がきれいにくり抜かれているわけです。

この「どんぐり船」、なかなかかわいらしいので、ぜひおうちでもトライしてみてください。

さて、ここからは年長さんのご紹介です。年長さんの各クラスをまわりましたら、「ゆき組」さんは、絵美先生が会場の絵を描いて自分たちが座る場所の確認などをしていました。

「ほし組」さんは、香菜子先生がお子さまたちにバトンを渡す際の「ヒミツの技」を教えていました。

写真を撮っているときに、お子さまたちがjimjimに「ナイショだよ」と言っていましたので、詳しいことはお話しできません。写真だけでご容赦ください。

「にじ組」さんは、リレーで走る順番の確認をしていました。クラスによっては、人数調整のために2回走るお子さまがいる関係で、この確認作業はとても大切になってきます。

もう、これで順番はバッチリですね。あとは、明日のスタートを待つばかりです。

「つき組」さんは、「すぎりんぴっく」を前にして、お子さまたちの気持ちをインタビューしていました。これがなかなか面白くて、「そんなふうに感じているんだ」とか「そんなことを考えているんだ」といったお子さまたちの思いがよくわかりました。もしよかったら、おうちでも「インタビュー」してみてください。

ほし組」さんは、「リレー講習」のあとにみんなで円陣を組み、こんなに大きな声が出るのかとびっくりするくらいの大声で「がんばるぞー!!」と声をあげていました。もう、気持ちはまっすぐに「すぎりんぴっく」に向いているみたい……。

さあ、明日はいよいよ「すぎりんぴっく」です。勝ったよろこび、上手にできた達成感がある一方で、うまくできなかったり、失敗したりといったこともあるでしょう。そのひとつひとつに、そのときにしか見られないドラマと感動があります。

二度と来ない瞬間を、絶対に見逃さないでくださいね。

では、また明日お会いしましょう。

By jimjim

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