
きょうは、午前中に来客がありまして、お昼近くまで応対させていただいたものですから、戸部公園でおこなわれた年長さんの「すぎりんぴっく」に向けた練習には、残念ながら立ち会うことができませんでした。
その無念さを、午後に戸部グラウンドでおこなわれる年中さんの練習をみて晴らそうと思っていたら、練習を開始して間もなく雨が降りはじめ、jimjimが戸部グラウンドに向かう前に、年中さんたちは早々に退散して幼稚園に戻ってきてしまいました。
2023.09.15
きょうは、午前中に来客がありまして、お昼近くまで応対させていただいたものですから、戸部公園でおこなわれた年長さんの「すぎりんぴっく」に向けた練習には、残念ながら立ち会うことができませんでした。
その無念さを、午後に戸部グラウンドでおこなわれる年中さんの練習をみて晴らそうと思っていたら、練習を開始して間もなく雨が降りはじめ、jimjimが戸部グラウンドに向かう前に、年中さんたちは早々に退散して幼稚園に戻ってきてしまいました。
「うーむ、困った。きょうのブログのネタが無いぞ……」と頭を悩ませながら、まずはお昼休みにホールでお遊びをしている年少さんを訪れてみました。
ホールには、マットがサークル状に配置され、その周りには、ひとり遊びができる小さな遊具が散りばめられています。
お子さまたちは、その遊具であそんだり、ソフトブロックであそんだり、サークルマットで歩き回ったりしながら楽しんでいます。
「きょうは、このようすだけでもお伝えして、あとはまた「言い訳」で何とかするしかないか……」と思いながらホールを出たところで、階段を下りるふたりの年長の女の子に会いました。
「どこに行くの?」と尋ねましたら、「いちご組さん。一緒にお絵かきするんだ」などと言っています。
「おお、キターッ!!」と、ブログのネタが増えることによろこびと期待を感じながら、女の子たちと一緒に「いちご組」さんに行ってみますと……。
「いちご組」さんのお子さまたちが、おりこうさんにお座りをしていて、幸代先生のお話しにちゃんと耳を傾けています。そのお子さまたちに幸代先生がお話をしているのは、何かといいますと……。
「粘土」のお話しでした。「おいしそうにみえるけど、食べ物じゃないからね」と、「粘土あそび」をするうえでの注意点をまず伝え、それから「切ったり、丸めたり、くっつけたり」といった「技」についてのお話しをしていました。
それをみて、お絵かきをする感じじゃないことを察知した女の子たちは、諦めてお部屋へ。一方、jimjimはといいますと、「ネタ」ができたことはもちろんうれしいのですが、それ以上に「いちご組」さんのお子さまたちの「粘土デビュー」に、止めようのない興味が沸々と湧き上がって来ます。
だって、かわいいんですよ、「いちご組」さんのお子さまたち。いまや杉之子幼稚園の中では、密かに「いちご組さんブーム」が起きているようで、年少さんから年長さんまでいろいろなお子さまが「いちご組」さんにやって来ては、一緒にあそんでいるそうです。
ですから、先ほどの女の子たちも一緒に「お絵かき」をしようと思ったのでしょうね。きっと、まるで弟さんや妹さんのように思っているのではないでしょうか。
そんな思いやりの気持ちがしっかり表現されるのを目の当たりにしますと、子ども同士で「育ちあう」ことの大切さを実感します。
そんなことを思いながら「いちご組」さんの粘土デビューを眺めていますと、最初は少し戸惑った感じのお子さまたちでしたが、手でちぎったり、くっつけたり、丸めたりしているうちに「粘土」の性質が少しずつわかってきたのか、今度は「粘土へら」を使いはじめました。
「粘土へらを使うと、もっといろいろなことができる」ということに気づくと、一生懸命に「粘土へら」を使って切ったり伸ばしたりしていました。
この子たちの頭の中に、いったいどのようなイメージが湧き上がっているのか、それはまったくわかりません。
でも、この子たちが一生懸命に手と指を動かす動作のひとつひとつには、きっとそのイメージを追いかる「思い」が込められているのではないでしょうか。
まだまだ「不器用」ではありますが、そのイメージを追いかけて手と指を動かすことで、この子たちがグングンと伸びていくことは間違いありません。
きょうの「粘土デビュー」は、その記念すべきスタートと言ってもいいでしょう。
これからも、「いちご組」さんでさまざまなことを吸収していってください。
「いちご組」の皆さん、「粘土デビュー」おめでとうございます。
では、また来週お会いしましょう。
良い週末をお過ごしください。
by jimjim
※来週の火曜日の午前中は、外出の予定があります。もしかしたら、ブログも「アレ」になるかもしれません。その際は、どうかご容赦ください。