2020.09.30
きょうは、「年少」さん!!
きのうは、「予行練習」のために年少さんの貸し切り状態だった「園庭」が、きょうは年中さんと年長さんに開放されました。その理由は、あとで述べるとして……。
お砂場に大きな「穴」を掘り、そしてご丁寧なことにその「穴」にビニールを敷いて水を溜めるという「大工事」を成し遂げた皆さんが、こちら。
水を溜めたら、次のステップは……?
もちろん、そこに入ることです。というわけで、水に入ったところをパチリ。年長さんなので、この段階で「ブレーキ」が効いていますが、このような立派な「水たまり」ができあがった場合、年少さんだとお風呂のように「つかる」お子さまも出現しかねません。それはそれで、なかなかダイナミックな「水あそび」になります。
ちなみに、きょうの「現場監督」は美穂先生。子どもたちの後ろで、ものすごく楽しそうな笑顔を見せています。いえ、ほんとうに楽しそうでした。楽しさあふれる「工事現場」には、この一体感が大切なのでしょうね。
さて、きょうはなぜ園庭が年中さんと年長さんの「貸し切り」になったのかといいますと、きのう「予行練習」をパスした年少さんたちが、お隣の戸部公園で「予行練習」をおこなったからなんです。年少さんが「お留守」だったんですね。
その年少さんたち、「予行練習」のために戸部公園にやって来たわけですが、どうも今週末に「運動会」があるというのに、非常に「マイペース」で進行中なのであります。
この「マイペース」こそ、年少さんの特権です。
「上手」とか「きれい」とか「はやい」とか「そろっている」とかそういうことよりも、むしろこの「マイペース」にこそ着目していただきたい、見逃さないでほしい、そんなふうにさえ思えてなりません。
「自由」で「気まま」……。
「運動会」ということすら、意識していないように思えます。
「運動会」って、なんだろう?
なんで、「運動会」に出るの?
言葉には出ませんが、そんな思いを抱いているお子さまは少なくないかもしれません。
それでも、先生たちを信じて一生懸命に練習に励んでいます。
「アンパンマン体操」を楽しんだり……、
「かけっこ」を楽しんだり……。
年少さんにとっては、今回の「運動会」がただの「年少さんのときの運動会」ではなく、これから小学校、中学校、高校で経験する「運動会」や「体育祭」に向けての「デビュー」になるわけです。
そう考えると、なんだか非常に貴重な機会に思えてきませんか?
だって、いまは何がなんだかわからない「運動会」かもしれませんが、この子たちが成長するにつれて「競争」を意識したり、「仲間」を意識したり、「勝ち負け」を意識したりするようになっていくんです。
その過程、その成長ぶりは、絶対に見逃してほしくないと思います。
今週末の「運動会」、この子たちの「自由度」をぜひ、お見逃しなく!!
では、また明日お会いしましょう。
by jimjim