2020.10.29

今日のすぎのこ

「お芋ほり」4日目!!

快晴の朝。陽射したっぷりの中を、きょうもバスはお芋畑へと向かいました。 きょう「お芋ほり」にお出かけしたのは、「ゆき組」さんと「にじ組」さん。きょうと明日は、いよいよ年長さんが満を持しての登場です。 きょうjimjimのバスに乗車してくれたのは、美穂先生率いる「にじ組」さん。 「朝の会」で「すぎのこのなかまたち」を元気に歌った後、待望の「バスレク」がはじまりました。 「年少さんと年中さんの「バスレク」はクイズだったけど、にじ組さんもクイズなのかなぁ」と、ハンドルを握りながら座席に注意を払っていますと……。 美穂先生が用意したのは、「紙芝居」でした。 その「紙芝居」のタイトルは、「おおきなおいも」。内容は、お子さまに聞いていただくとして、絵はすべて美穂先生の手描きなんです。 信号待ちの一瞬を狙って撮影しましたので、惜しくも美穂先生が左手に持っている紙芝居の絵が写っていなかったのは非常に残念なのですが、この美穂先生作の「おおきなおいも」は、最高におもしろい仕上がりになっています。 子どもたちも、みんな楽しそうでしょう。 こうして、「お芋ほり」への気分が最高潮に達したころ、ちょうどバスは畑に到着しました。

雲ひとつない青空。はたけには、秋の陽射しが降り注いで暑いくらいです。 気持ちのよい秋の風がはたけに茂った葉を揺らす中、いつものように畑のご主人にご挨拶。 そして、ここでいままでとはちょっと違う展開がありました。 それは……。 「畑のご主人への質問タイム」です。 美穂先生が「質問がある人は手をあげてください」と言ったら、何人かが手をあげます。その中のひとりの男の子が質問をしました。 「お芋のタネは、どこにあるのですか?」。 これは、いい質問だと思いました。「お芋」は、植物のどの部分かというのが大切なところではあるのですが、「お芋」は植物ですから、子どもたちにしてみれば「タネ」があっても不思議ではありません。 すると、ご主人は「お芋は、この葉っぱを植えると根が伸びてお芋ができるんです。「タネ」ではなく「苗」といいます」と教えてくれました。 「質問タイム」が終わったら、いよいよ「お芋ほり」です。 美穂先生の「お芋ほり、がんばるぞー!!」の掛け声でいっせいに「お芋ほり」がはじまりました。

ここからは、もう説明の必要はないでしょう。「ツル」を取り除いて、畝を露出させたところで「お芋」を次々と収穫していきます。

「にじ組」さんにおいては、美穂先生と子どもたちが「バスレク」で楽しんだ紙芝居「おおきなおいも」をはたけで実際にやっていました。 みんな楽しそう。美穂先生の笑顔なんて、もう最高です。 こうして、先生が楽しむことって一番大切なんです。先生が楽しまなかったら、子どもたちだって楽しめません。こうして先生が率先して楽しみ、子どもたちの「心のブレーキ」を外してあげることが、とても大切なんです。 「ブレーキ」が外れたときにこそ、本物の笑顔があふれてきます。この瞬間が、たまりません。

年長さんの「お芋ほり」は、年少さんや年中さんに比べるとペースのはやさが違います。 きのうの年中さんの2倍くらいのスピードでお芋が掘られていきます。さすが、年長さんです。

男の子は「大きさ」にこだわりますが、女の子は小さくてかわいらしい「お芋」を大切にする子が少なくありません。

こうして、きょうもたくさんのお芋がとれました。

帰りのバスでは、疲れてしまって「夢の中」へ旅立った子もいました。

「全力」を出し切ったんだと思います。それだけ楽しんでくれたのだと思うと、幼稚園に到着して起こすのが申し訳ないくらいでした。 「お芋ほり」の話、おうちでもたくさん聴いてあげてくださいね。

というわけで、きょうの給食はこちらです。 ごはん 肉じゃが カニ焼売 小松菜のお浸し 黄桃缶  369kcal そして、きょうは「スペシャルメニュー」の木曜日でしたので、あたたかな「かぼちゃのみそ仕立て汁」がつきました。かぼちゃたっぷりのお味噌汁で、とてもおいしくいただきました(写真を撮り忘れました。ごめんなさい)。 では、また明日お会いしましょう。 明日は、「お芋ほり」最終日。「つき組」さんと「ほし組」さんが登場です。 by jimjim

一覧へもどる