2020.10.30

今日のすぎのこ

「お芋ほり」最終日!!

すぎのこ名物「お芋ほりウィーク」は5日目を迎え、ついに最終日となりました。初日の先週金曜日こそ雨で流れましたが、今週に入ってからは連日、いいお天気に恵まれて順調に予定を消化してきました。5日間も連続で雨が降らないなんて、ほんとうにありがたいことです。ただただ、お天気の神様への感謝の気持ちしかありません。 きょう、「お芋ほり」にお出かけしたのは、年長の「つき組」さんと「ほし組」さん。それぞれ、石川さんと石毛さんのバスに分乗しての出発です。jimjimのバスは「出番なし」かと思いきや、畑に置いてある「スコップ」やら「ほうき」やらの機材を回収してくる任務を仰せつかり、しっかりと「しんがり」を務めさせていただきました。 そのようなわけで「バスレク」のようすはわかりませんが、2台からやや遅れて現地に到着したときには、すでに畑に向って子どもたちが颯爽と移動しており、行きの車内で大いに盛り上がったことは、容易に推察できました。 畑を囲んで「お芋ほりフォーメーション」が整ったところで、ご主人と元気にご挨拶です。そのあと、きょうも「質問タイム」が設定されていて、進行役の李咲先生が「質問がある人は手をあげて!!」と言うと、たくさんの手があがりました。李咲先生が「つき組」さん、絵美先生が「ほし組」さんからそれぞれひとりずつを選んで、ご主人に質問です。 「つき組」さんの男の子:「どうしてお芋ほりをはじめたのですか?」  なるほど、その角度からきましたか。なかなかいい質問ですね。 ご主人の答えによると、ご主人のお父さまが地域の子ども会の長をされていて、「何か子どもたちがよろこぶことはできないか」と考えて、「お芋ほり」をはじめたのがきっかけなのだそうです。 続いては、「ほし組」さんの男の子が質問をしました。 「お芋は、どうやって大きくなるのですか?」。 これも、お芋の成長に焦点をあてたいい質問です。 ご主人:「お芋は、栄養たっぷりの土の中で大きくなります。土の中で育ちますが、お日さまのひかりや雨がないと大きくなりません。良い土とお日さまと雨が、お芋を大きく育ててくれるんですよ」。 わかりやすい説明で、子どもたちも大いに納得したようすでした。「質問タイム」が終わったところで、いよいよ「お芋ほり」のはじまりです。 その前に……。 進行を務める李咲先生から、注意事項の伝達がありました。「最初は、「ツル」をとります。いいですか、「ツル」ですよ。空を飛ぶ「鶴」ではありませんからね」と、羽を広げて空を飛ぶ真似までしてアピールしたのですが、なんとなく「スーッ」と通過していく感じが畑一帯に漂ったような気がしたのは、jimjimだけだったでしょうか……。 まあ、それはともかくとして、きょうも「お芋ほり、がんばるぞー!!」の掛け声で「お芋ほり」最終日の幕は切って落とされたのであります。

もうここからは、いつもどおりの展開。きのうもお伝えしましたが、年長さんになるとペースが速いんです。

体力にまかせて「ツル」を引っ張ると、「ブチブチブチッ!!」とどんどん抜けていきます。 でも、ここで注意しなければいけないことがあります。

それは、「ツル」は手でしっかりと持つということです。 「ツル」は、しっかり持たないと「ツル」って滑ってアブナイんですね。 「……」。 おっと、最終日に出ましたね。「ツル」よりもネタのほうがすべってアブナイような気がしてなりませんが……。 一応、毎年の「お約束」のネタですので、だいぶ疲れた感じはしますが、使わせてください。 ちなみに、こうして抜いた「ツル」や「葉っぱ」は、畑の隅に山となって積まれています。この山に土をかけて放っておくことで、「ツル」や「葉っぱ」は半年ほどで土に戻っていくそうです。 その土が、ふたたびお芋を育てるんですね。ご主人は言います。「畑には、ムダな物なんてひとつもないんです」。 私たちの生活も、できるだけ「ムダ」はなくしたほうがいいですね。

何はともあれ、畑には子どもたちの楽しそうな声が響き、心から楽しんでいるすてきな笑顔がいっぱい。

手も服も泥んこにして、一生懸命にお芋を掘っている姿は、「夢中」の一言。

一生懸命に掘って手にしたお芋は、「勲章」そのものです。

大きくたって小さくたって、ひとつだってたくさんだって、自分で掘ったお芋ですから、その価値は「自分のお芋が一番!!」。

もう、来年まで「お芋ほり」ができないなんて、ちょっと寂しいな。

後ろ髪をひかれつつ、楽しかった「お芋ほりウィーク」は幕を閉じました。 たくさんのお芋を掘らせてくださった畑のご主人に感謝です。 ありがとうございました。 では、また来週お会いしましょう。 良い週末をお過ごしください。 by jimjim

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