2020.11.18

今日のすぎのこ

はやくも「大道具」づくり開始!!

きのうの夕方のミーティングで、ある先生がこんなお話をしてくれました。それは、「泥だんご」にまつわるお話です。 その先生のクラスでは、いま「泥だんご」づくりがブームになっているそうです。クラスの男の子の中に「泥だんご」をつくるのがとても上手な子がいて、その子がツルツルでピカピカの「泥だんご」を作りました。すると、まわりのお友だちが、その男の子に「泥だんごをつくるのが上手!!」「つくり方を教えて!!」といって、作り方を教わるようになりました。 すると、男の子に少しずつ「変化」がみられるようになり……。 どのような「変化」かといいますと、その子が「泥だんご」の作り方を教えるのはもちろん、自分がつくった「泥だんご」をお友だちにあげる姿もみられるようになり、なにより周囲のお友だちが認めてくれたことで、以前よりも「自信」に満ちた表情になったそうです。 「自分は、泥だんごが上手にできる」「自分は、泥だんごづくりが得意」というものを見つけたことにより、その子の心の中で、いわゆる「自己肯定感」というものが育ったのではないでしょうか。 あそびを通して「自己肯定感」が育つ……。杉之子がもっとも大切にしていることを、今回の「泥だんご」のお話しの中にみたような気がしました。それと同時に、「とてもすばらしいことだな」と思ったのは、まわりの子がその男の子のことを「泥だんごづくりが上手」といって、認めてあげたことだと思います。素直に「認める」ことができるのは、心がまっすぐに育っている証拠のように思います。 お互いに「認め合える」お友だち同士……。今回は、「泥だんごづくり」がそのきっかけをつくったわけですが、今回のお話を聞いて、日常の「あそび」の中には、このような機会がたくさん散りばめられているように思い、ますます幼児期の「あそび」の大切さを感じました。 では、「きょうのすぎのこ」をご紹介してまいりましょう。きょうの午後は、来年度ご入園のお子さまを対象とした「制服採寸」がありました。お忙しい中、たくさんの保護者の皆さまにご来園いただき、誠にありがとうございました。 本来であれば、「制服採寸」は11月1日の願書受付と同時におこなうのですが、今年は11月1日が日曜日だったために業者さんがお休みでした。そのため、きょうに設定したものの、他園でもきょうに設定した園が多かったようで、そちらにもスタッフが割り振られ、いつもよりスタッフの数が少なくなってしまいました。結果的にお待ちいただく時間が長くなり、誠に申し訳ありませんでした。この場を借りて、お詫び申し上げます。 さて、きょうは半日保育の水曜日。年少さんは、「体操指導」でお隣の戸部公園にお出かけです。なぜ、「戸部公園」なのかは、きのうお話したとおり「ホール」が使えないからです。 戸部公園にやって来た年少さんたちが最初にチャレンジしたのは、「かけっこ」でした。

指導員の蛭田先生が用意したマーカーのところまで行って戻って来るだけですが、戻ってきたら必ず次のお友だちに「タッチ」しないといけません。 走る距離も、蛭田先生がマーカーをどんどん遠くに移動させるので、長くなっていきます。 長くなればなるほど、まっすぐ走っているようでもクネクネと曲がってしまい。ここでまず年少さんの「かわいらしさ」が爆発。

そのあと、テーマは「なわとび」に変わり……。 といいましても、きのうの年長さんのように本格的な「なわとび」はもちろんできませんので、きょうは「なわとびとは、こういうもの」という、いわば「さわり」のような感じでした。 では、その「さわり」で何をしたかといいますと……。 まず、「なわとび」を輪にして足元に置き、その中でジャンプをして「エアー・なわとび」の練習。 次は、左の写真のように「なわとび」を二つ折りにして地面に置き、それを左右に跳び超える練習です。 こうして、少しずつ「なわとび」に慣れていきました。

去年は、確か年少さんの女の子に「なわとび」ができる子がひとりだけいました。 今年は、だれか跳べるようになるかな? 「なわとびチャレンジャー」大募集です。

「ホール練習」には、年中の「たんぽぽ組」さんがやってきました。 お部屋で練習を積んできたみたいで、ステージのうえでの動きは、なかなかまとまっているようにみえました。

これからさらに練習を積めば、もっともっと磨きがかかってくることでしょう。

のびのびとしたステージをみせる「たんぽぽ組」の皆さんでした。

年長さんのお部屋の前を通ると、どのクラスも当然、「劇」の練習をしています。 「つき組さんも練習中かな?」と思ってのぞいてみると、床に段ボールやら新聞紙やらを広げ、みんなで何かをつくっています。

李咲先生に「何をしているの?」と尋ねたら、「生活発表会でつかう「大道具」をつくっています」というお返事。

なるほど、「劇」には大小さまざまなお道具が必要ですものね。 「つき組」さんは、さっそくその製作にとりかかっていたのであります。 「生活発表会」当日は、ステージの上に子どもたちがつくった「大道具」や「小道具」も登場します。 子どもたちだけでなく、こちらも楽しみにしていてくださいね。 みんな一生懸命につくっていましたから。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim

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