2020.12.11

「生活発表会」は、最終日を迎えました。

火曜日からはじまった「生活発表会」は、はやいもので最終日を迎えました。子どもたちが一生懸命にステージで演じる姿をみていたら、ついつい時間が経つのを忘れてしまい、初日からの3日間があっという間に過ぎてしまった感じがします。それだけ、「子どもたちの一生懸命さに引き込まれてしまったのかな」、なんて思っています。

では、「生活発表会」最終日のようすをご紹介してまいりましょう。きょうは、年少2クラスと年中、年長さんそれぞれ1クラスずつの計4クラスがステージに上がります。

最初は、年少「くま組」さんのステージです。「くま組」さんは、「男の子チーム」と「女の子チーム」にわかれて2曲を披露しました。1曲目は、「王様になるのが待ちきれない」です。

「百獣の王ライオン」をモチーフにした曲で、「子どものライオンなんて、まだまだ王様にはほど遠いよ」という内容の歌詞なのですが、ステージで演じる子どもたちは、その歌詞なんてどこ吹く風で、百獣の王になり切って熱いステージをみせてくれました。

担任の亜津実先生がつくったライオンさんの被り物も、元気な「くま組」さんの男の子にとてもよく似合っていました。大きくなったら、本物のライオンさんみたいに強く、たくましくなること間違いなしです。

2曲目は、「女の子チーム」が演じる「アロハ・エ・コモ・マイ」です。

ゆったりと流れるハワイアンの音楽に合わせて優雅に踊る姿は、とても年少さんにはみえませんでした。ホールの外は「冬」の寒さですが、きょうのステージの上は、この子たちのおかげで「常夏」のあたたかさに包まれました。

女の子らしさ満点のとてもすてきなステージに、思わずみとれてしまったjimjimでした。

「くま組」さんに続いて登場したのは、真純先生が率いる「りす組」さんです。「りす組」さんは、「くま組」さんとは対照的に「男女混合」の2曲でステージにのぞみます。

1曲目は、「ジャバジャバビバドゥー」です。この曲には、たくさんの海の生き物が登場します。それは、まるで大昔に流行した「自動車ショー歌」みたい(かなり古!!)。

海にあわせた青い衣装に身を包んだお子さまたちが、楽しそうに踊る姿が印象的でした。かけ声も、かっこよかったですね。

2曲目は、「ジャングルポケット」。この曲が、また耳に残るんです。「気がつくと、知らないうちに口ずさんでいる」、そんな感じの愉快な曲ですから、子どもたちもステージの上ではじけっぱなし。

真純先生、まさに「りす組」さんにぴったりな2曲をチョイスしましたね。さすがです。

そして、年中さんからは「大御所」ともいっていい「ゆり組」さんが、満を持しての登場です。

担任の幸代先生が掲げた「ゆり組」さんのモットーは、失敗したら「笑う」、まちがえちゃっても「笑う」です。要は、「失敗や間違いなんて気にせずに、楽しくステージで踊ろう!!」ということ。「ゆり組」さんの子どもたちは、その思いを胸に秘めてステージにのぞみました。

1曲目は、男女混合による「悲しみなんて笑い飛ばせ」です。

男の子と女の子が、元気いっぱいにステージで踊る姿は、ほんとうに悲しみが飛んでいきそうな勢い。何より、みんなの笑顔が最高で、元気がもらえるステージでした。

2曲目は、これがまた妙な曲で……。曲名は、「たこやきマントマン」です。幸代先生が年少や年中の担任で「生活発表会」にのぞむと、ほとんど必ずと言っていいくらい「食べ物」に絡む曲を持ってきます。過去を振り返れば、「鍋」があったし、「すし」もあったなぁ……。

そして、今年は「たこ焼き」ときました。この衣装が凝りに凝っていて「頭」、「指先」、「肩」、「ベルト」と、ほとんど全身に「タコ」や「たこ焼き」がくっついていて、おまけに「たこ焼き」の絵が描かれた「マント」まで身につけるという、まさに全身「タコづくし」。

でも、凝っているのは「衣装」だけではありません。踊りにも「こだわり」があって、「タコポーズ」まで編み出していました。しかも、よくみると「お顔」までタコになっています。幸代先生らしい「こだわり」の1曲でした。

3曲目は、雰囲気をがらりと変えて「365日の紙飛行機」です。この曲は、もう皆さんご存知ですよね。

実は、「リハーサル」でこの曲を「ゆり組」さんが演じたとき、とても意外に思ったんです。何しろ「たこやきマントマン」の幸代先生ですから、この曲を持ってくるなんて想像できませんでしたので……。

でも、幸代先生は、この曲をやりたくてけっこう前から「あたためて」いたそうです。その思いがあってか、それとも前の曲が「たこやきマントマン」だったせいか、ステージでゆったり、そしてしっとりと踊る女の子たちをみながら、ちょっと時間が経つのを忘れて見入ってしまいました。衣装も曲に合っていて、そのあたりのセンスは、さすが幸代先生だと思いました。

「ゆり組」さん、3曲ともとてもすてきなステージでした。

幸代先生、今夜は「たこやき」をつまみながら、炭酸の効いた「麦のジュース」がすすみそうです。

そして、4日間にわたる「生活発表会」の「大トリ」を飾るのは、年長「つき組」さんです。「つき組」さんが演じる言語劇は、「美女と野獣」です。

本番を前に、李咲先生が子どもたちを呼んで円陣を組みました。もちろん、気持ちをひとつにするためです。大きな声は出せませんので、控え目な「がんばるぞー」「おーっ!!」というやり取りでしたが、子どもたちの心の中の「やる気」が煮えたぎるくらいに熱いことは、十分に伝わってきました。

ところで……。

「劇」がはじまる前、少し時間がありましたので、jimjimは楽屋(ほし組さんのお部屋)で「つき組」さんの子どもたちとちょっとお話をしました。

「ねぇ、やっぱり緊張する?」と、ひとりの女の子に尋ねたら、こんな答えが返ってきたんです。

「うん、緊張する。お客さんが楽しんでくれるかなぁ……」。

この言葉を聞いて、jimjimはびっくりしました。演技を失敗したりセリフを間違えたりする心配よりも、「お客さん」のことを心配しているんです。この一言で、李咲先生が「劇」の練習をとおして、子どもたちに何を伝えてきたかが一瞬で理解できました。

実際、ステージがはじまると、ひとりひとりが役になり切って、自分の言葉でしっかりとセリフを言い、動きにも緩慢なところがなく、劇はテンポよく進んでいきます。

観ているお客さんが、楽しめないはずがありません。もちろん、劇は「大成功」です。

そして、お伝えしたいことがあります。それは、担任の李咲先生のことば……。

劇の練習を進める中で、セリフを教えてあげたり、踊りを一緒に踊ってあげたりする子どもたちの姿が、何度となくみられたそうです。そんなプロセスを重ねるうちに、いつしか「つき組」さんの劇は、「ひとりで」から「クラスのみんなで」に変わっていった……、そう李咲先生は言っていました。

この「ひとり」から「みんなへ」の心の変化こそ、年長さんが「言語劇」を演じる中でもっとも大切なことであり、杉之子が一番「重き」を置いている部分なんです。それをしっかりと実感できたなんて、ほんとうにすばらしいと思いました。

「つき組」のみなさん、すてきな劇をみせてくれてありがとうございました。最高に楽しませていただきました。

以上で、4日間にわたる「生活発表会」のご報告を終わらせていただきます。お付き合いくださった皆さま、ありがとうございました。

今年の「生活発表会」は、新型コロナウィルス感染拡大防止を最優先にして取り組んできました。はじめての試みですので、至らぬ点も少なくなかったと思います。この場を借りてお詫びいたします。

ただ、そのような中でも、保護者の皆さまに多大なるご理解とご協力をいただいたことには、
感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを、どのような言葉で表現してよいかわからないくらいに感謝しています。杉之子の保護者の皆さまは日本一ですし、なにより、舞台で演じ切った子どもたちも日本一です。

「生活発表会」を通して、私たちスタッフもまた幸せな時間を過ごさせていただきました。

最後に、もう一度だけ感謝の言葉を言わせてください。保護者の皆さま、子どもたち、ほんとうにどうもありがとう。

たくさんの感謝を込めて……。

By jimjim

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