2021.07.05
今日のすぎのこ
「ゆり組」さんと「ちゅうりっぷ組」さん、「スイミング」へ!!
きのうの7月4日は、アメリカの「独立記念日」でした。ほとんどの人は、アメリカの「独立記念日」といわれても、それほど関心は持たないのかもしれませんが、jimjimはちょっと別でして……。 それといいますのも、以前にも書いたことがありますが、jimjimが住む中区には古くから米軍関連の施設(通称エリア・ワン)があって、jimjimが幼稚園児の頃は、商店街にはあたりまえのようにアメリカ人がいました。中華料理屋さんとかレストランのメニューも、日本語と英語の両方で書かれている、そんな環境だったんです。 米軍の施設は金網で囲われていて、jimjimが中学生の頃は、その金網に沿った道が通学路になっていました。金網の向こうは芝生が広がっていて、そこにポツンポツンと家が建っているんです。まさに、そこはアメリカの風景でした。 もう亡くなってしまいましたが、「柳ジョージ」さんという横浜育ちのミュージシャンがいて、彼はヒットしたアルバム「YOKOHAMA」の中に納められている「フェンスの向こうのアメリカ」という曲で、この情景を歌っていました。 このように、jimjimは小さな頃から意外と「アメリカ」に近いところで育ちました。そんな「アメリカ」にかかわるお話をひとつ……。 あれは、jimjimが大学生のときでした。高校のときの友人と上大岡のお店で中国ふうの「積み木あそび」をしていました。考え方によっては、「方位」や「数列」の勉強にもなる大人用の「積み木」です。お店は京急線の線路のすぐ横にあって、気がつけば夜も更けてきて日付が変わり、終電の音が聞こえました。 「積み木あそび」が終わり、店を出たのは夜中の1時過ぎ。当然、電車はありません。高校のときの友人のうち3人は、なんとjimjimと幼稚園からの友だちで帰る方向は一緒です。「タクシーで帰ろうか」という話になり、それぞれの所持金を確認したところ……。 驚くべき事態に直面しました。3人の所持金を合計しても、170円しかないことが判明したんです。あのときは、笑いましたねぇ。3人で大笑いです。笑うしかないんですから。 170円しかないので、「本牧まで歩いて帰ろう」という結論に達し、途中、喉が渇いたので貴重な170円を使って自動販売機で飲み物を買い、3人で順番に飲みました。上大岡から本牧まで歩いて帰る途中、jimjimは「近道」を思いつきました。その「近道」とは……。 米軍の「根岸住宅」の中を通るルートです。「根岸住宅」の入り口は、中村橋の坂を上ったところにあり、ふだんなら必ずゲートに米兵が立っているのですが、そのときはゲートにだれもいなかったんです。それだけ、平和な時代だったということでしょう。 ゲートを通りぬけて、反対側の根岸の森林公園側の出口まで歩けば相当な近道になるので、ゲートを無事に通りぬけられたことで、「よし、うまくいった!!」という感じでした。ところが、そう甘くはありませんでした。 3人でバカ話をしながら楽しく歩いていると、前から1台の車が走ってきました。住人の車かと思って気にしなかったのですが、なぜかその車はjimjimたちの横で止まりました。 「んん?」と思いながら、そのクルマをみると……。 「MP」と書かれたトラックではありませんか!! 「MP」とは「Military Police」、つまり「米軍の警察」のことです。「MP」のコワサは、地元の子どもなら小学生の頃から知っています。ここからが、大変でした。 「君たち、何やっているの?」とMP。見た感じは、日本人です。 「上大岡から歩いて帰る途中で、近道をするためにここを通っています」と正直に答えました。 すると、jimjimが提示した身分証明書(免許証)をみながら……。 「なんだ、本牧に住んでいるのか。だったら、ここが米軍の施設なのを知っているよね。ここは、日本ではないんだよ。アメリカの法律が適用される。君たちは、軽い気持ちだろうが、大変なことをしてしまったんだ。これから、外務省に連絡をして、どういう処置をとるか相談しなければならない。2日くらい拘束することになるもしれないな。まずは、事務所に連れて行くから、車に乗って」と言われました。 Jimjimたち3人は、トラックの荷台に乗せられて事務所へ連れて行かれることになりました。ここにきて事態の重大さをはじめて知り、誰も口を開きません。先ほどまでバカ話をしていたのがウソのようです。「ああ、大変なことをしてしまった」。3人とも、そう思っていたはずです。 そして、トラックが止まりました。事務所に着いたようです。 「降りていいよ」と、MP。荷台から降りると、事務所らしき建物が見当たりません。 すると、MPが「ここに来たかったんだろう」と言います。よくみたら、そこはjimjimたちが目指していた根岸の森林公園側の出口でした。MPは、jimjimたちをさんざん脅かしておきながら、出口まで乗せてきてくれたんです。まんまとやられました。 「次は、気をつけろよ」。そういって、「ニヤッ」と笑いながらトラックに乗って去っていたMPが、映画で見るくらいカッコよかったのを覚えています。こんな話も、米軍施設のある横浜ならではですかね。 さて、前置きが長くなってしまいました。では、「きょうのすぎのこ」です。1枚目の写真は、「ほし組」さん。きょう、「マクドナルド・ほし組店」がオープンしました。店頭には、手作りの「ハンバーグ」や「ポテト」「ドリンク」が並んでします。スタッフの皆さんの「スマイル」も最高ではありませんか。 あまりの「リアルさ」に、アルバイトの希望者が後を絶たなかったそうです。「総支配人」の美穂先生によれば、今後、より一層、メニューの充実をはかっていくそうですから、ぜひ「マクドナルド・ほし組店」におじゃましてみてください。
そして、ここからは「ゆり組」さんと「ちゅうりっぷ組」さんの「スイミング」のもようです。きょうも、アンパンマンバスで「横浜スイミング」さんにおじゃまいたしました。 最初は、「ちゅうりっぷ組」さんが大きなプール、「ゆり組」さんが小さなプールでスタートして途中で交代したのですが、ここでは、両方のクラスの写真を織り交ぜてご紹介しますのでご了承ください。 小さなプールでは、「腰かけキック」でウォーミングアップをしたあと、ビート板に乗って実戦練習です。
先週までの年少さんに比べると、ちょっとだけ力強さを感じます。体格が大きい分、からだの動かし方にも安定感がみられます。
バシャバシャと水しぶきがあがっても、まったく平気。むしろ、みんな喜んでいます。
油断すると、コーチから「水鉄砲」が飛んできますが、それもへっちゃらです。 さすが、年中さんです。
大きいプールでは、みんなで「がっしゃんこ」と連結して電車ごっこです。 足がつかない「冒険エリア」はスリル満点。
ときどき、コーチがわざと手を放したりして、スリル倍増。 コーチも、楽しませる「ツボ」をしっかりと心得ています。
そのスリルが「快感」に代わるようで、なかば「病みつき」になりそうな勢いでした。
楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうもの。 もっともっと、プールで楽しみたかった……。 そんな余韻を残したきょうの「スイミング」でした。 「横浜スイミングクラブ」のスタッフの皆さま、きょうも楽しいご指導をいただきありがとうございました。 この場を借りて心より厚くお礼を申し上げます。
というわけで、きょうの給食はこちらです。 ごはん 肉野菜炒め ちくわカレー天ぷら 花型がんも ひじき煮 パイン缶 365kcal ごちそうさまでした。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim