
先日、ある保護者の方から「カブトムシ」に関するご質問をお受けいたしました。「カブトムシは、何時頃に行けば捕まえられるでしょう?」というのが、そのご質問の内容です。
「カブトムシ」は、日中は暑いので土の中や落ち葉の下にもぐっていて、陽が落ちて涼しくなってから活動することが多いようです。ですので、jimjimが子どもの頃に捕まえに行ったのは、大抵、夜遅くか早朝でした。
早朝は、どれだけ早く起きられるかが勝負です。のんびりしていると、他のお友だちに先を越されてしまいますから。4時半とか5時とかに行ったこともありました。
夜は、ひとりでは危ないので、近所の友だちや親といくわけですが、夜は夜で「スリル」があります。
どのような「スリル」かといいますと……。
夜に行きますと、お目当ての「カブトムシ」のほかにも「こんな虫、初めて見た!!」と思うような虫が、樹液のにおいに誘われていろいろ集まっているんです。足がたくさんある「ゲジゲジ」だったり、20センチくらいある巨大な「ガ」だったり、手のひらくらいの大きさの「クモ」だったり……。
これらの目をそむけたくなるような虫たちが、「カブトムシ」のすぐ近くにいたりするんです。その虫たちを刺激しないように「カブトムシ」をつかまえるのですから、まさに「スリル満点」です。「ゲジゲジ」なんか、懐中電灯のひかりをあてるとキラキラ輝いたりするんです。
う~。気持ち悪い。
大きなクモは、目の前を「アリ」が通るとすばやくつかまえて食べるんです。そのときに、アリを食べる音が聞こえるんです。モシャモシャモシャ……。
う~。やだ~。こわい~。
こうした「困難」を乗り越えて手に入れた「カブトムシ」ですから、やっぱりうれしいです。子どもの頃は、夏の「宝物」でしたね。
もし、「カブトムシ」をつかまえられる機会がありましたら、朝といわず夜といわず、ぜひチャレンジしてみてください。樹液だけでなく「灯り」にも誘われてきますので、キャンプに行くと、ランタンの灯りに誘われて飛んでくることもありますし、山間部でしたら街路灯の下にいることもありますよ。
さて、きょうも「熱中症アラート」が発表されました。「熱中症アラート」が発表されますと、基本的には園庭あそびは「見送り」となります。
その場合は、こうして「お部屋あそび」が主体になります。