
きょうは、久しぶりにお日様が顔を出してくれました。とはいえ、その陽射しには、ついこの前まで猛暑をもたらしたような勢いがなく、どこか「秋の気配」が漂う、そんなふうにも感じられました。
「夏」が終わりつつある……。
そう思うと、どこかさみしい感じがしますし、なんとなく「何かをやり残した……」そんな気もしてきます。
夏といえば、「怪談話」や「肝だめし」など、ちょっと「コワイ系」が思い起こされますが、皆さんは、そんな「怖い体験」や「不思議な体験」をされたことがありますか。
あれは、Jimjimが高校2年生のときに、同級生8人で伊豆の神津島に旅行に行ったときのことでした。初日は、到着したのがまだお昼過ぎだったこともあり、民宿のご主人が「釣りでもいっておいで」というので、釣竿を借りて船着き場に釣りに行きました。
神津島の海のきれいさといったら、それまでjimjimが泳いだ海の比ではなく、海の中で泳ぐお魚の姿が丸見え状態。そのお魚が釣れるんです。そのときは、大きな「ウマヅラハギ」が釣れて、ご主人が夜ごはんのおかずにしてくれました。
そして、「ウマヅラハギ」に加えて、もうひとつ釣れたものがありました。
それは……。
一緒に行った友人が、自分の手のひらに「釣り針」を刺してしまい、自分の手を釣ってしまったんです。針の「かえし」の部分まで刺さってしまったので、簡単には抜けません。
そんなわけで、お医者さんのお世話になり……。
次の日は、朝から神津島で一番高い「天井山」という山に登りました。それほど高い山ではないので軽い「ハイキング」だったのですが、夜になって友人の一人が高熱を出し、呼吸も乱れて、これまたお医者さんのお世話になることに……。
イヤな出来事が2回続いたことで、さすがにjimjimたちはちょっと暗いムードになりました。そこにやって来た宿のおかみさんの一言が、いまでも忘れられません。
「あなたたち、あそこに荷物置いてあるでしょ。あれは、降ろした方がいいよ」。
そう言った先にあったのは、「神棚」でした。Jimjimたちは、何も気にすることなく、雑然と「神棚」の横に荷物を置いていたんです。もちろん、すぐに降ろしました。
そのあと、旅は神津島から大島へと渡りながら続いたのですが、何事もなく無事に帰ってくることができました。もう、あれから何十年も経っていますが、あのときのおかみさんの一言は、とても心に残っています。
さて、ちょっと余談が過ぎました。きょうは、陽射しが戻ったので、久しぶり子どもたちが園庭であそびまわる姿を楽しみにしていました。もちろん、「水あそびもするんだろうなぁ」なんてね。
すると、出てきましたよ。お子さまたちが……。