2021.12.27

寒さ、冷たさ関係なし!!

数年に一度という強い寒気の流入により、きょうは横浜でも寒い朝を迎えました。朝、幼稚園の園庭をお掃除しようと思って、外に置いてある「ほうき」を手に持ったら、ほうきの柄の冷たさにびっくり。その「ほうき」を手にして園庭に出たら、園庭がカチカチに凍っていて、これまたびっくりと2度もびっくりしてしまいました。

気象衛星「ひまわり」の雲画像をみましたら、日本海には大陸からの寒気の吹き出しに伴う筋状の雲がびっしりと発生していました。日本海西部では、今回のような寒気の吹き出しに伴って、北西から南東の走向を持つ線状の雲域ができることがあります。

これは、大陸からの寒気が朝鮮半島北部の長白山系にぶつかり、北回りと南回りにわかれ、日本海西部で再び合流することによってできる雲で「日本海寒帯気団収束帯=JPCZ」と呼ばれています。

専門的な用語ですので、以前はあまり知られていませんでしたが、、最近はテレビの気象情報でも取り上げられるようになりましたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

このJPCZには、天気図に解析できないくらいの小さな低気圧ができることがあり、それが日本海側に上陸すると短時間の大雪や突風、落雷など激しい気象現象を伴うことがあります。

強い寒気が流入するタイミングでスキーなどのレジャーに出かけるときには、気象情報をこまめにチェックするなど注意が必要です。

さて、強い寒気が流入しても、杉之子幼稚園のお子さまたちは元気です。その元気さに、寒さのほうが遠慮してしまうくらいです。

きょうの預かり保育は、お昼ごはんを挟んで午前中も午後も、お部屋あそびや外あそびを主体とした生活でした。

冒頭に「園庭がカチカチに凍っていた」と書きましたが、ツリーハウスの飛び降り台の下のマットには「氷」がはっていて、みつけた子たちが「氷だ!!」とはしゃいでいました。

こちらは「うさぎ組」さんのお子さまたちで、ベビーバスに水を入れて、お魚たちを浮かべて「水族館」を楽しんでいました。

ちょうど「ひなた」と「日陰」がありまして、日陰にいた亜津実先生が真っ黒になってしまいました。下手な写真ですみません。

ここから先は、話がちょっと変わりまして……。

きょうの写真をご覧いただきながら、少しだけお付き合いいただけたらうれしいです。

先日、大手新聞社主催の作文コンクールがあり、杉之子の卒園生が見事に入賞を果たしました。先週、その子がお母さまといっしょに幼稚園にきてくれて、入賞した作品を読ませてくれました。正直に申し上げて、「小学生で、こんな作品を書けるなんて……」と思うほど、すばらしい作品でした。

その授賞式の中で、文部科学省の方が講評を述べられており、「作文」の持つちからを的確にお話しされていたのを聴いて、それもまたすばらしいと思いました。

その講評の一部をご紹介しますと……。

「現代は、SNSに代表されるように、できるだけ短い言葉や文でコミュニケーションが成立している。うまく伝わるときはいいが、伝わらないと大変なことになってしまう。それに比べると、作文は自分の思いや考えをしっかりと文章にするので、面倒くさいところもあるが、内容は理解されやすい。そして、作文をとおして読み手に思いが伝わることで、「共感を生む」というすばらしい利点を持っている……」

確か、このような内容だったと思います。

作文の文章は、必ずといっていいほど「主語」と「述語」によって成り立っています。一方、私たちの日常会話は、どうでしょうか。ほとんどが、その場の雰囲気と一言二言のことばで済ませてしまっています。

それはそうですよね。「私は、いいと思います」といわなくても、ただ「いいです」といえば、その場の「雰囲気」で伝わりますから。

日常の会話は、これでいいと思いますが、大学でレポートや卒業論文を書いたり、社会人としてビジネスの世界で文書を作成したりと、自分で書いた書類が世の中に出るような場合は、そうはいきませんよね。ある程度の文章を書くちからというものが必要になってくると思います。

昨今、「英語教育」の話題が取り上げられますが、日本人として一番大切なのは、やはり日本語のような気がします。

「すてきなもの」も「いけないもの」も、すべてが「やばい」というひとことで表現され、片づけられてしまう今日、文科省の方の講評を聴いて、せめて幼少期だけは「美しい日本語」「正しい日本語」の中で育ててあげたいという思いがしました。

なんだか、「きょうのすぎのこ」から大きく脱線してしまいました。すみません。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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