2021.12.28
今日のすぎのこ
今年も一年間、ありがとうございました。
今年の預かり保育は、きょうが最終日となりました。ご利用される方の人数も、きのうに比べてだいぶ少なくなり、園庭でもお部屋でも、なんだか「隙間」が多くなったように感じました。
きょうも、お子さまたちは先生と一緒に、あるいはお友だち同士で園庭に出てあそんだり、お部屋で過したりと思い思いの一日を過ごしていました。
そんな中、ひとりの女の子がjimjimのところにやって来て、ホッピングができるのをみせてくれました。その女の子は、年少さん。ホッピングで跳ぶ回数を数えると1回、2回、3回と続き、なんと20回くらいまで跳べるではありませんか。 姿勢がぶれることなく安定して跳べているので、体力がつけば、もっともっと回数が伸びるのは間違いありません。
そういえば、この子はきのうの外あそびの時間、ずうっとホッピングの練習をしていました。帰りにjimjimにみせてくれた手のひらには、努力の証である「マメ」のあとがあり、血が滲んでいました。その練習の成果が実ったわけです。
年少さんでホッピングができるのは、あまり記憶にありませんが、一生懸命に練習すれば年少さんだってできるということを、女の子は証明してくれました。 無駄になる努力なんてないんです。女の子が無心になってホッピングする姿は、目標に向かってまっすぐに努力することの大切さを思い出させてくれました。
きょうは最終日ということで、お帰りのときに職員室に寄って「良いお年を」と声をかけてくださる保護者の方も少なくありませんでした。 きょうのその言葉にかぎらず、保護者の皆さまがかけてくださる言葉のひとつひとつが、私たち杉之子のスタッフにとって、どれだけうれしく、そしてありがたいことか……。
その言葉にお応えしようと、このコーナーでできるかぎり幼稚園のようすをお伝えする努力はしているのですが、お子さまたちがみせる表情、語ることば、表現する感情を伝えるには、jimjimの語彙力はあまりに乏しすぎ、反省することしきりです。
なにより、このコーナーでお伝えできるのは、お子さまたちの成長のドラマの、ほんのワンシーンに過ぎません。 300人近くのお子さまが一日ひとつのドラマを幼稚園で演じれば、その数だけのドラマが生まれます。
そのすべてをお伝えすることはできませんが、お子さまたちが演じるドラマのワンシーンをひとつでも多く保護者の皆さまにお届けできればと思いながら、来年もこのコーナーを続けていきたいと思います。
今年も一年間、このコーナーにお付き合いくださり誠にありがとうございました。急いでいるときなどは、誤字や脱字、先生の名前の呼び捨てなど、お見苦しい場面もありましたが、その点はどうかご容赦いただけたらと思います。 2022年が皆さまにとって良い年になりますように……。 また来年、1月4日にお会いしましょう。 楽しい年末年始をお過ごしください。 By jimjim