2022.08.02

「すぎのこまつり」の写真VOL.2

「きょうのすぎのこ」は、熱中症警戒アラート発表下でしたので、お部屋での活動となりました。その他には、バディースポーツクラブさんによる課外の体操教室があり、園児と小学生の会員が、エアコンの効いたホールで蛭田先生の指導を受けていました。

ごくごく簡単ではありますが、これが「きょうのすぎのこ」の概要でございまして、これにコメントを書き加えるのもなかなか苦しいところがありますので、きょうも、きのうに続いて「すぎのこまつり」の写真をご覧いただきながら、ダラダラとしたお話を書きたいと思います。

どうか、ご勘弁を……。

きのうの夜のことです。

9時を過ぎたくらいでしたか、ちょっと洗い物をしたので干そうと思って窓を開けましたら……。

「ムワッ!!」とした空気がjimjimを襲い、思わず「なんだ、この熱気は!!」と言ってしまいました。

きのう、このコーナーで「昔は、夜になると涼しい風が家に入ってきて」などと書きましたが、そんなことが夢物語に思えるくらい、いまの夜の空気は「凶器」にさえ感じられます。

ちなみに、昨夜の横浜の気温を調べてみましたら、夜中の1時に30℃ですよ。「なんかの間違いじゃないか」と目を疑いたくなる観測値です。

そんでもって、きょうの最高気温は35.6℃。「ここは、ほんとうに日本なのか?」と思いたくなるような南国の暑さです。

この暑さですので、幼稚園で栽培している植物は、お水をあげないとすぐに「シュン」となってしまいます。きょうの朝、迷路ハウスのところに植えてある「サクランボ」の木にお水をあげていましたら、根元のところに直径2センチくらいの小さな穴が開いているんです。

「これは、もしや……」。

そう思いながら、視線を上のほうにうつしていきますと、ありました。

さて、問題です。いったい、何があったのでしょう?

正解は……。

「セミ」の抜け殻です。大きさからみて、おそらくは「アブラゼミ」の抜け殻だと思います。

この「サクランボ」の木を植えたのは、かれこれ8年くらい前になります。当時は「苗木」で、1mくらいの高さしかありませんでしたから、セミが卵を産みつけたのは、もう少し後の「サクランボ」の木が育ってからのことではないでしょうか。それでも、幼虫は4~5年のあいだ土の中で生活していたのでしょう。

ところで、昆虫はどうして「幼虫」と「成虫」でこんなにも姿を変えるのでしょうか。

でも、すべての昆虫が「幼虫」と「成虫」で姿を変えるわけではなく、昆虫のタイプは、大きく姿を変える「完全変態」と、生まれたときから成虫に近い姿をしている「不完全変態」にわけられます。

「幼虫」と「成虫」で姿が変わる「完全変態」があるだけでも不思議なのに、すべての昆虫がそうではなく、「不完全変態」もまた存在するところに自然の妙を感じます。

「完全変態」にしても「不完全変態」にしても、そうなる「理由」があるはずで、いったいどういう昆虫が「完全変態」で、一方の「不完全変態」にはどのような昆虫がいるのか、それを調べるだけでも「夏休みの自由課題」はクリアできそうですね。

お子さまたち、興味があったら、ぜひチャレンジしてみてください。

では、また明日お会いしましょう。

By jimjim

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