2022.08.29
「外あそび」を楽しみました。
夏休みも、はやいもので残すところあと3日となりました。夏休みのエンディングに合わせるかのように、厳しかった暑さも身を潜め、何だかすっかり涼しくなってしまいました。過ごしやすくなったのは大歓迎なのですが、去っていく夏の後ろ姿には、なんとなくさみしさを覚えてしまいます。
「暑いけど、やっぱり夏がいいなぁ……」。
夏が大好きなjimjimは、この時期になりますと、ついついそんなことを思ってしまうのでありました。
涼しくなった今日、お子さまたちはどう過ごしていたかといいますと……。
きょうは、「朝の会」終了後から「外あそびタイム」となりまして、みんな元気に園庭でおあそびを楽しんでいました。
もちろん、「お水」にかかわるおあそびコーナーもありまして、写真にはありませんが、すべり台を使った「ミニ・ウォータースライダー」も設けられていました。
「迷路ハウス」と「ツリーハウス」の「2大横綱」も解禁され、そこでは年少さんも年中さんも年長さんも、みんな一緒にあそぶ姿がみられました。
年長さんのダイナミックなあそびに年少さんや年中さんが飛び込んでいく姿をみますと、年長さんは、やっぱり年少さんたちにとっての「あこがれ」なのだな、と感じます。
もちろん、同じ学年同士のお友だちとあそぶ子もたくさんいますし、数からすれば、同じ学年同士のほうが多いのは、間違いありません。
年中さんになりますと、「いまの同じクラス」の子だけではなく、年少さんのときに同じクラスだった子もいますから、お友だちの人数も年少さんよりは多いわけです。
異年齢であそびが発展しやすいのは、やっぱり「お砂場」でしょうか。年少さんと年長さんが一緒に穴を掘ったり、その穴に水を運んでくるのは年少さんの役目だったりと、いろいろな場面で交流する姿がみられます。
担任以外の先生との交流が深まるのも「お砂場アルアル」ですかね。
逆に言いますと、このような交流があるからこそ、先生も自分のクラス以外の子たちを知ることができるんです。
1日の保育が終わりますと、職員室は、お子さまたちのエピソードを語り合う先生たちの会話であふれます。
そこには、「担任」や「クラス」や「学年」などという「壁」はいっさい存在しません。みんなが、自分のクラスのお子さまのように話をしています。
そのようすをみますと、「園庭あそび」は、お子さまたちにとりましても先生たちにとりましても、とても大切なコミュニケーションの場である、ということが伝わってきます。
あそんで、あそんで、心がひとつになっていく……。
「園庭あそび」には、杉之子幼稚園の教育理念の原点があるように思いました。
では、また明日お会いしましょう。
by jimjim