2022.10.08
今日のすぎのこ
「笑い」と「驚き」がいっぱい、「ゆうさんの紙芝居」!!
きょうは、休園日の土曜日を利用して未就園のお子さまたちにお集まりいただき、毎年恒例の「ゆうさんの紙芝居」を楽しんでいただきました。 結論から申し上げますと、今年は新ネタ満載で最高のステージを楽しむことができました。はじめから終りまで、見どころがいっぱい。「まばたき」もできないくらいのすばらしいパフォーマンスをみせていただきました。では、そのステージを振り返ってまいりましょう。 今回のステージは2部制でおこない、それぞれのステージには、約30組前後のご家族がいらしてくださいました。 ます、園長先生から「ゆうさんの紙芝居」にのついてお話しがあり、その後、園長先生と一緒に客席のみんなが「ゆうさーん!!」と声をかけると……。 ステージから元気よく「きみちゃん」「ひろちゃん」、そして「ゆうさん」の3人組が登場しました。そう、「ゆうさんの紙芝居」は、この3人で構成されていて、見事なチームワークの上に成り立っているんです。
さて、ステージに登場した「ゆうさん」が取り出したのは、「牛乳」でした。それを紙コップに注ぐわけですが、紙コップに注いだはずの牛乳はなぜか無くなり、紙コップもトイレットペーパーのように長い紙の帯になってしまいます。 しかも、紙の帯の束からは「白いハト」が出てきてきたではありませんか。しかも、このハト(ポーちゃん)の羽が動き、飾り物ではない、生きているホンモノのハトだとわかった瞬間、会場から「どよめき」の声が……。
お子さまたちも、ちょっとびっくりです。 まだまだ、これは序の口で、お料理に例えるなら「前菜」といったところ。ここから、ステージは「メインメニュー」へと続いていきます。
次に登場したのは、お馴染みの「元気メーター」です。「ゆうさん」の「みんな、ゲンキー?」の声に「ゲンキー!!」と答えると、その声の大きさでメーターの振れ幅が変わります。 「ゆうさん」が先生、お父さま、お子さまと順に問いかけるにつれて、メーターの振れ幅は徐々に大きくなり、「では、最後は全員で答えてもらおうかな」といって全員で答えると、「ボカーン!!」とメーターが大爆発!! 部品が飛び出したり煙が出たりして、壊れてしまいました。「元気メーター」は、修理のためにしばらく入院が必要なようですね。
「ゆうさんの紙芝居」のステージは、例えるなら「フルコース」のお料理に似ているような気がします。先ほど、最初のマジックを「前菜」に例えました。そこから、順番にさまざまな「メニュー」が出てくるわけですか、そこには必ず「静と動」のように対極をなす演出が盛り込まれ、観ている人を飽きさせません。 ゆうさんの「話術」も巧みで、観客は気づかないうちに「ゆうさんワールド」へと引き込まれていきます。気がついたときは、ゆうさんのマジックに驚いているか、あるいは笑っているかのどちらかです。 でも、ステージは「ゆうさん」ひとりでできるわけではありません。冒頭に申し上げましたように3人の「チームワーク」で成り立っています。マジックなど、メインのパフォーマンスは「ゆうさん」が披露して、それを「きみちゃん」と「ひろちゃん」がすてきな歌声で盛り上げます。 このパフォーマンスと歌声、さらに照明のコンビネーションがとても見事で、3人の息がピッタリあっているんです。これが、パフォーマンスにより一層、磨きをかけているのでしょう。
いくつか「マジック」を披露したところで、ステージは趣を変えて「紙芝居」へと変わります。「マジック」は、「ネタは、どうなっているのか?」と、ある意味「緊張感」の連続でもありますので、「紙芝居」でちょっと「箸休め」といったところでしょうか。 でも、タイトルが「ゆうさんの紙芝居」なので、本来ならこちらが「メインメニュー」なんですよね。きょうの紙芝居は、「まんまるまんま たんたかたん」と「ブレーメンのおんがくたい」の2本立てでした。 この「紙芝居」こそ、「音楽」「セリフ」「効果音」と3人の連係プレーのかたまりみたいなもので、「箸休め」に例えるのは失礼なくらいのすばらしい内容でした。やはり、「紙芝居」がメインの一品であることは、間違いありませんね。
今回、はじめて登場した新ネタのひとつが、こちらの「ハンバーグ」でした。「チーズバーガー」や「照り焼きバーガー」などのメニューを表示した板から、なんと本物の「ハンバーガー」が飛び出すんです。なんで「本物」だとわかるかといいますと、ゆうさんが実際に食べるんです。 「うん、おいしい」などと言いながら、口をもぐもぐ……。 このあと、コーラを飲むわけですが、飲んだコーラのボトルがゆうさんのマジックで消えてしまい、ここでもまたみんながビックリ仰天していました。
今回は、お父さまの出席率がとても高く、ゆうさんが客席にいるお父さまにマジックのお手伝いを頼みました。 快く引き受けてくれたお父さまがステージに上がり、ゆうさんがお菓子をプレゼントします。プレゼントの瞬間は、お父さまは目を閉じていて、どんなお菓子をプレゼントされたのかわかりません。
このマジック、内容を語ると長くなるので割愛させていただきますが、簡単に申し上げますと「絶対に間違えようのないマジックなのになぜか間違ってしまい、でも間違った結果が正解だった」という、なんとも説明しにくい内容なのであります。 その不思議さが大ウケで、見事にマジックの「トリ」を飾ったのでありました。
まさに「笑い」と「驚き」が次から次へと押し寄せてくる、見どころ満載のすばらしいステージを披露してくださった「ゆうさん」「きみちゃん」「ひろちゃん」のアメージング・トリオ。「マジック」も「紙芝居」も、完璧な出来栄えでした。お子さまたちの目もキラキラと輝き、それ以上に保護者の皆さまも楽しんでくださっていたようでした。 それは、「ゆうさんの紙芝居」が「本物」&「本気」だからなのだと思います。対象とするお子さまが未就園の年齢であっても、「本物」を「本気」で披露してくれます。いや、むしろ未就園の年齢だからこそ、「本物」を「本気」で披露してくれているのだとjimjimは思います。だって、未就園のお子さまたちの心が純粋であり、真っ白なキャンバスであることをゆうさんたちアメージング・トリオは、しっかりと理解してくれているからです。 幼児期にこそ、「本物」を「本気」でみせてあげたい……。 杉之子の思いとゆうさんたちの思いは、一緒です。 これからも、一緒になってお子さまたちにすばらしいステージをお届けしていきましょう。 「ゆうさん」「きみちゃん」「ひろちゃん」、本日はすばらしいステージをみせてくださり、誠にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。 また、本日ご来園いただきました未就園のお子さまたちとご家族の皆さまにも、この場を借りて心より厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 きょうの「ゆうさんの紙芝居」で感じたことが、いつかお子さまの心の中で芽吹くことを心から願ってやみません……。 By jimjim