2022.10.12

今日のすぎのこ

幸せいっぱい「体操参加!!」(ひよこ組・うさぎ組編)

きょう、帰りのバスに乗務していたときのことです。大きな交差点で信号待ちをしていましたら、歩道にひとりの男の子が立っています。保護者の方の姿は、見えません。交通量が非常に多い道路の交差点ですので、男の子のすぐそばをたくさんの車がひっきりなしに通過していきます。みているjimjimと添乗の上口先生は、男の子が道路に飛び出さないかと気が気ではありません。 そのうち、お母さんと思われる方が姿を現したのですが……。 そのお母さん、男の子を車道の間際に立たせて、自分は男の子の後ろに立っています。それも、ダメじゃないですか。ふつうに考えて立つ位置が逆ですし、安全を考えたら、そんなに車道の近くに立たなくてもいいわけです。 もちろん、杉之子の保護者の方ではありませんでしたが、ほんとうにみていてハラハラ・ドキドキする光景でした。赤信号になっても、車が平気で突っ込んでくる時代です。杉之子の保護者の皆さまは、十分に心得ていらっしゃるかと思いますが、横断歩道は、青信号に変わっても一呼吸おいて、しっかり左右を確認してから渡るようにしましょう。 さて、きょうは半日保育の水曜日でした。一日保育に比べると時間的な制約はありますが、きょうは年少さんの体操指導の時間をやや延長して、「ひよこ組」さんと「うさぎ組」さんが「体操参加」にのぞみました。 「体操参加」とは、おうちから保護者の方に来ていただいて、お子さまと一緒に「体操指導」を体験するという時間です。「体操参加」は、コロナ禍により見送っていましたので2年ぶりの開催となります。最初は、「ひよこ組」さんが10時から10時30分までおこない、続いて「うさぎ組」さんが11時から11時30分まで「体操参加」をおこないました。ここでは、両者を織り交ぜてご紹介します。 Jimjimは、11時15分からバスに乗務しなければなりませんでしたので、「うさぎ組」さんの写真が少なくなってしまいました。どうか、ご容赦ください。 「体操参加」をリードしてくださるのは、バディースポーツクラブの指導員である蛭田先生です。いつもの「体操指導」ですと、「マット」や「跳び箱」などを使いますが、きょうはそのような道具の使用は一切ありません。きょうの「体操参加」で大切なのは、運動能力の向上よりも、むしろ保護者の方とお子さまとのからだを使ったコミュニケーションです。

蛭田先生が用意したメニューは、盛りだくさんです。短時間のメニューが次から次へと繰り出され、無駄のない時間が過ぎていきます。

どのメニューでも、手をつないだりからだをあわせたりと、必ず「接点」があります。 この「接点」が、お子さまたちにとっては最高の「やすらぎ」になるようで、おうちにいるかのような表情をみせてくれます。

それは、まるで幼稚園にいることを忘れてしまっているかのようでもあります。

それだけ、保護者の方と一緒にいられるということが、お子さまたちにとっては、この上なくうれしいことなのでしょう。

この子たちは、ふだんは幼稚園に来るとひとりで一生懸命にがんばっているんです。 でも、きょうはおうちの方が一緒……。

「きょうは、いつもと違う!!」。 その思いだけで、もう幸せいっぱいですよね。

後半には、「組体操」や「パラバルーン」などの大技もあり、年長さんの演技とはまた異なった「見どころ」がありました。 年長さんですと、「パラバルーン」の上にボールを乗せて「花火」を打ち上げるのですが、年少さんは「ポコポコ」と跳ね上げて「ポップコーン」を演じていました。

そのあとは、保護者の方が持ち上げた「パラバルーン」の下をみんなで「お散歩大会」。 このような体験は、はじめてだったのでしょう。みんな大喜びでした。

ふだんは、ひとりでがんばっている幼稚園で、おうちの方と一緒に過ごした時間は、お子さまたちにとってきっと大切な「宝物」になることでしょう。 保護者の皆さまにとりましても「宝物」になってくれたなら、スタッフとしてこれに勝るよろこびはありません。 保護者の皆さま、本日はご来園くださり誠にありがとうございました。この場を借りて心よりお礼を申し上げます。 by jimjim

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