2022.10.21
今日のすぎのこ
「ほし組」さん「にじ組」さん「くま組」さん、お芋ほりへ!!
きのうの朝のことです。Jimjimが西前小学校側のフェンスに伸びている「テイカカズラ」の剪定をしていましたら、背後の校門から「おはようございます!!」という元気のいい挨拶の声が聞こえてきました。学援隊の方の「すばらしい挨拶ですね」の声と同時に振り返りますと、挨拶をしたのは杉之子幼稚園の卒園児の女の子で、ちょっとうれしくなりました。 Jimjimは、女の子の気持ちのいい挨拶を聞いて、何だかいい一日がはじまるような気がしました。よく、「挨拶は、コミュニケーションの入り口」と言われます。Jimjimも含めて、皆さんで挨拶をちょっとだけがんばってみませんか?お子さまたちにも、きっといいお手本になるに違いありません。 さて、きのうに続いて、きょうも「お芋ほり」にお出かけしてまいりました。きょう「お芋ほり」にお出かけしましたのは、年長「ほし組」さんと「にじ組」さん、それに年少「くま組」さんの3クラスです。定刻の9時50分にアンパンマンバス3台に分乗して杉之子幼稚園を出発。Jimjimは、「にじ組」さんと一緒に石川プロがハンドルを握る3号車に乗車しました。 バスの中では、きのうと同じように「朝の会」に続いて亜津実先生が用意したとっておきのクイズ9問が出題され、クイズのあとには、「やきいもジャンケン」で盛り上がりをみせていました。 「やきいもジャンケン」で思い出すのでは、かれこれ10年ほど前まで園庭でおこなっていた「焼き芋パーティー」です。「お芋ほり」で収穫したお芋を茹でてホイルにくるみ、牛乳パックに詰めます。この牛乳パックを重ねて、その上から落ち葉をかぶせ、火をつけて燃やすんです。 こうして、焼きあがるまでの間に先生とお子さまたちの間でおこなわれていたのが、「やきいもクイズ」と「やきいもジャンケン」でした。「やきいもパーティー」は、東日本大震災の発生で「落ち葉は放射能に汚染されやすい」ということから、震災前を最後に残念ながら取りやめになりました。いまでは、「焼き芋」の煙で全身が燻製みたいになり、一日中、服についた煤のニオイに悩まされたのがいい想い出です。 そんな想い出を振り返りながら「やきいもジャンケン」をみているうちに、バスはお芋畑に到着しました。 さっそく畑に移動しますと、畑ではすでにご主人が待機していました。ご主人から、「この畑のお芋は、「紅はるか」というお芋です。おいしいお芋ですから、たくさん掘ってください」というお言葉をいただきますと、お子さまたちからは「よろしくお願いします!!」のご挨拶が返されました。 そして、亜津実先生の「お芋ほり、がんばるぞー!!」の声に「おー!!」と応えて、いよいよ「お芋ほり2日目」がスタートしました。きょうも、きのうに続いて石川プロ、村上プロ、石毛プロから成る「ドライバーズ」が参戦。お子さまたちにとりましては、心強い味方になりました。
お芋ほりの流れは、きのうと同様です。まずは、「ツル」の撤去から。
みんなでちからをあわせて「ツル」を引っ張ります。すると、「ブツブツブツッッッ!!!」と「ツル」が抜けてきます。
年少さんだって、負けていません。年長さんをお手本にして、みんなで「ツル」を手にしてがんばっています。 この抜いた「ツル」はどうするかと言いますと……。
1か所にまとめて「ツル置き場」をつくります。この「ツル置き場」に溜められた「ツル」は、畑のご主人が別の場所にあるホンモノの「ツル置き場」に移動させます。 ホンモノの「ツル置き場」は、それこそ大きな「ツルの山」になっていて、この「ツルの山」だけでも、お子さまたちにとっては「楽しい遊具」になりそうなくらいです。
すべての畑の「お芋ほり」が終わりますと、ご主人はこの「ツルの山」に土をかぶせて、そのまま放置……。
半年くらいが経過しますと、「ツル」が土にかえって立派な肥料になるそうです。 ご主人は、よくこうおっしゃいます。 「畑には、ムダになるものはないんだよ」。 ほんとうにそのとおりだと思いますし、そのようにされているのは、ムダを出さないご主人の努力があってこそなのだと思います。そこには、自然の恵みを最大限に活かすための大切な心がけをみるような気がしました。
そうやって大切に育てられたお芋ですから、おいしいに決まっています。
農作物ですから、収穫や出来栄えは天候の影響を大きく受けますが、きのうも申し上げましたように、今年のお芋はいい形をしたものが多いように見受けられます。 ご主人が育てたお芋を、ぜひおいしく召し上がってください。
というわけで、きょうの「大物賞」はこちらです。この「巨イモ」、みんながほとんど掘り尽くしたあとに掘り当てた執念の逸品です。 男の意地を感じされる堂々たる「巨イモ」。 お見事でございました。 では、また来週お会いしましょう。 よい週末をお過ごしください。 By jimjim