2022.10.26
「秋の製作」が進行中です。
きょうは、「半日保育」の水曜日。年少さんは、「体操指導」がありました。きょうの体操指導は「体力測定」をおこないまして、前回の「立位体前屈」に続き、「立ち幅跳び」にチャレンジしました。
1枚目の写真は、指導員の蛭田先生がお子さまたちの前で「立ち幅跳び」のデモンストレーションをしているところです。「立ち幅跳び」では、両足を揃えて立ち、そこからジャンプをして跳んだ距離を測定します。
この蛭田先生のデモンストレーションのあと、お子さまたちも「練習」と称して蛭田先生のマネをしたのですが、前に跳ばなければならないのにほとんどのお子さまが真上にジャンプ。遠慮なく繰り出される「年少さんらしさ」に打ちのめされた先生たちを横目に見つつ、「立ち幅跳び」の記録測定がはじまりました。
きょうの測定は、前半が「りす組」さんと「くま組」さん、後半が「ひよこ組」さんと「うさぎ組」さんの2グループにわかれて、それぞれ約30分をかけて実施されました。
記録の測定は、マットを使っておこなわれます。マットの端には、足を置くところに「HANG TEN」のような足形が描かれていて、ここに両足を揃えて立ちます。あとは、腕を大きく振って勢いをつけ、前にジャンプするだけ。マットの上には、5センチ刻みで目盛りがふってあり、着地をしたときのかかとの位置で飛距離を測定します。
この年少さんの記録が、年長さんになったときにどのくらいまで伸びるのか……。
その「伸びしろ」に秘められた可能性が、今から楽しみでなりません。
さて、きのうで4日間にわたる「お芋ほり」が終わりました。幼稚園では、「天ぷらにして食べたら、おいしかった!!」というお子さまたちの声を耳にします。一生懸命に掘ったお芋ですから、おいしさもひとしおだと思います。
「ゆり組」さんは、その「お芋」をテーマに「静物画」を描いていました。なかなか立派なサイズの「お芋」が、各グループの机の上に並んでいます。「モデル」がいいので、お子さまたちの作品の仕上がりに期待がかかりますね。
一方、こちらは以前にもご紹介した「キャンディー」を入れる袋の製作をしているところです。
お子さまたちは、何やら黄色の紙を挟みでチョキチョキ……。
黄色の紙には何が描かれているのかと思いましたら、「寿」の字が描かれていました。
一方、「ひまわり組」さんでは、紺色の紙をチョキチョキしています。これが、「メガネ」のような形をしておりまして、jimjimは本気でメガネをつくっているのかと思ったのですが、違いました。
この「メガネ」、真ん中で半分に折りますと「持ち手」になるんです。
これら「にじ組」さんの「寿」と「ひまわり組」さんの「持ち手」を、「ほし組」さんの香菜子先生が手にしている赤い画用紙に貼りつけると、いったいどうなるでしょう。
そろそろ、「完成形」がみえてきそうです。
そして、最後はこちら。年長「ゆき組」さんの製作です。「ゆき組」担任の絵美先生は、製作がとても得意で、今回もとてもすてきな製作をしていました。何をつくっているのかといいますと、「カゴ」です。
この「カゴ」がなかなか秀逸でありまして、よくみると四角い模様がついているでしょう。この四角い模様は、薄茶と濃茶の画用紙を編み込んでつくってあるんです。持ち手のひもにいたっては、「三つ編み」にしてあるという凝りようです。しかも、「編み込み」も「三つ編み」もお子さまたちが自分でやり遂げたそうです。
もちろん、絵美先生のヘルプもあったことと思いますが、よくこの根気のいる作業をやり遂げたものだと思いました。
この「カゴ」の中には、秋の果物である「柿」や「リンゴ」や「梨」を入れるのだそうです。
「キャンディー」を入れる袋と果物を入れる「カゴ」……。
杉之子幼稚園では、いままさに「秋」満載の製作が進行中なのでありました。
では、また明日お会いしましょう。
By jimjim