2022.10.31
今日のすぎのこ
きょうは、ハロウィン……。
秋晴れに恵まれた気持ちのよい週明けとなりました。園庭には、朝から元気よくあそびまわるお子さまたちの姿がみられ、その楽しそうな声が空高く続く青空に響いていました。 そんな中…… ひとりの女の子が「竹馬」を乗りこなしていました。写真をよ~くご覧ください。両足とも「一本」で立っているでしょう。これって、すごいことだと思いませんか。 「竹馬」は、杉之子幼稚園には何本かありまして、お子さまたちは外あそびの時間によく練習しています。ただ、練習の際は高さを一番下まで下げますので、そうすると「かかと」の部分にある補助の足が支えになって、倒れにくいようになります。ここで高さを上げると「1本足」になるのですが、高さとともに難易度も格段に上がるため、圧倒的多数のお子さまは、この段階で竹馬を諦めてしまいます。 ところが、こちらの女の子は諦めなかったんですね。もしかすると、預かり保育の時間に中土井先生が「竹馬」の乗り方のお手本をみせてあげたのかもしれません。中土井先生、なかなか「竹馬」に乗るのが上手なんです。女の子は、中土井先生のお手本をみて「なるほど」と思ったのかもしれません。中土井先生の「フォーム」をイメージしながら練習したのでしょう。 「竹馬」のコツは、前に体重をかけることです。前に体重をかけるのは、転びそうになるのでちょっと怖いのですが、転ぶ前に足を下ろせば大丈夫。最初のうちは、どうしてもかかと側に体重がかかってしまうのですが、思い切って「前荷重」にすると「きっかけ」がつかめるかもしれません。 Jimjimが杉之子で「竹馬」に乗れる子をみたのは、こちらの女の子を含めてたったの2人しかいません。ふたりとも年長の女の子です。以前に竹馬をクリアした子は、もう15年くらい前になるでしょうか……。 「大繩」とか「ホッピング」とか「逆上がり」とかは、不思議と女の子の方ができるようになるのがはやいんです。もしかしたら、女の子の方がねばり強く練習するのかもしれませんね。
さて、いいお天気に恵まれたきょう、年長組さんは園庭で「卒園アルバム」用の記念撮影にのぞみました。 学年全体の写真を撮影した後は、ツリーハウスを背景にしてクラス単位で撮影をおこないました。すてきな写真ができあがるといいです。
「ゆり組」さんは、このお天気を逃してなるものかと、園庭で元気よくあそんでいました。 写真をよくみますと、園庭に黒いラインが引かれているでしょう。このラインは、ツリーハウスのほうまで伸びています。お子さまたちは、「お部屋側」の女の子チームと「ツリーハウス側」の男の子チームにわかれ、幸代先生の合図でこのラインの上を進みます。 すると……。
女の子と男の子がラインの上で「衝突」してしまいます。さぁ、ここでジャンケンです。ジャンケンで勝ったほうはそのまま進んで、次の子と衝突したらまたジャンケン……。 こうして、全員が終わったところで、相手の陣地に多くのお子さまが進んだ方が勝ちとなります。男の子と女の子、いったいどちらのチームが勝ったのでしょう。お子さまに聞いてみてくださいね。
「ゆり組」さん以外の年中さんは、お部屋で「お芋の絵」を進めていました。きょうのテーマは、「茶色」です。 なぜ「茶色」かといいますと、お芋は「土」の中にありますから、その「土」をイメージしての「茶色」なんです。 ところが、ここで問題が……。
絵の具には、「茶色」という色がありません。色がない場合は、作るしかないわけです。 「茶色」は、どうやってつくるかご存知ですか? 「茶色」は、「赤色」「青色」「黄色」の絵の具を混ぜてつくります。あとは、それぞれの絵の具の分量を変えて「濃さ」を調整します。
こうしてつくった「茶色」で色をつけますと、先日描いた紫色のお芋が、まるで畑にいるかのように引き立ちます。 こちらの女の子なんか、土の中にいたさまざまな虫まで絵の中に再現していて、とてもリアリティあふれる作品になっていました。
画用紙には、お子さまたちのイメージする世界がそのまま投射されるようで、とても興味が惹かれました。 ぜひ、お子さまたちの作品を楽しみにしていてください。
というわけで、きょうの給食はこちらです。 揚げパン かぼちゃサラダ 鶏肉の照り焼き ナスのケチャップ炒め ブロッコリー みかん缶 273kcal 最後に……。
きょうは、「ハロウィン」。仮装してお友だちとお菓子の交換をしたお子さまもいらっしゃったかもしれません。 杉之子幼稚園では、特別なことはしませんでしたが、預かり保育の「おやつレストラン係」のお子さまが胸にハロウィンのシールを貼っていました。よくみると、お菓子にも「ハロウィン」のシールが……。 ちょっとだけ「ハロウィン」を楽しんだ杉之子幼稚園でした。 では、また明後日にお会いしましょう。 明日は、お休みです。 By jimjim