2022.11.11

「りす組」さん、「秋」を探しに……。

朝晩は、めっきり冷え込みが厳しくなってきました。「昼間はあたたかいから」と、薄着で外に出ますとブルッとします。日中でも、日なたと日陰ではあたたかさが全然ちがいます。

日が当たる場所では、袖まくりをしてちょうどいいくらいですが、そのまま日陰に入りますと風が冷たく感じられ、思わず上着を羽織ってしまいます。

大人でも、脱いだり着たりが面倒なくらいの気温差ですから、お子さまのからだへの影響も小さくはないと思います。空気も乾燥していて、呼吸器系を痛めやすい状況です。どうか、お子さまの体調の変化には十分に注意してください。

さて、「生活発表会」に向けた練習は、日増しにレベルアップしてきておりまして、年少さんや年中さんが披露する「リズム」では、音楽に合わせて「振り付け」を確認する段階に来ました。

年中さんの「リズム」の見どころは、かわいらしい「振り付け」だけではありません。「振り付け」に加えて「移動」という要素がひとつ増えるのが年中さん。

ステージをいっぱいに使って、前後や左右にどのように展開するのか、そこにもぜひ注目してください。

きょうは、金曜日なので年中さんの「体操指導」がありました。きょうも、お隣の戸部公園へ「出張練習」です。きょうのテーマは、先日に続いて「なわとび」です。

一昨日の水曜日には、年少さんの「なわとび」の練習をお伝えしました。年少さんの練習では、まだ「跳ぶ」までには至りませんが、年中さんははやくも「実践練習」です。蛭田先生をはじめ、担任の先生もお子さまたちの中に入って「なわとび」のポイントを説いていました。

年中さんになりますと、クラスで何人かは跳べる子が出てきます。

「なわとびができるようになりたい!!」と思ったら、一生懸命に練習してくださいね。

「なわとび」の練習の後は、この前もお伝えした「ばいきんボール」ゲームです。前回の「ばいきんボール」ゲームは、円で囲んだサークルの中を逃げましたが、今回は蛭田先生が四角いコートを描きました。

あれ……?

これって、何かに似ているぞ……?

そう、何だか「ドッジボール」みたいにみえませんか?

もしかしたら、蛭田先生は「ばいきんボール」をドッジボールへの導入として、お子さまたちに楽しんでもらっているのかもしれません。

そして、きょうのメインはこちら。「りす組」さんです。先日は、「ひよこ組」さんの秋の旅路をご紹介しました。きょうは、「りす組」さんが「秋」を見つけにお出かけです。

いま、「生活発表会」の練習が日常のメインになっている中、こうしてお子さまの関心を「生活発表会」とはまったく別のことに向けることも、ある意味、「練習」の一環なんです。

ずうっと同じことばかりしていても飽きてしまいますから、こうして一度「リセット」することで、お子さまたちは「新鮮さ」を取り戻すことができます。ときには、「遠回り」することが意外と「近道」だったりするわけです。

その「りす組」さん、まずはお隣の戸部公園で「木の実」を集めはじめました。でも、あまり思うような収穫につながりません。そこで、「ひよこ組」さんがたくさんの「どんぐり」をゲットしたポイントへの移動を決意。

その移動の途中、戸部公園にある大きなイチョウの木の下にさしかかりますと、黄色に色づいたイチョウの葉がたくさん落ちていました。

ここで、イチョウの葉を収穫したら、すぐ隣にあった赤い葉っぱもいっしょに収穫。たくさんの葉っぱを手に入れました。

「りす組」さん御一行は、ここからお目当ての戸部グラウンドへと進み、「「どんぐり」は落ちているかしら……」と目を凝らして地面を見つめますと……。

あった、あった、ありました。きょうも、たくさんの「どんぐり」が落ちています。

それをみたお子さまたちは、一目散に「どんぐり拾い」へ……。

手に持った紙コップは、すぐに「どんぐり」でいっぱいになりました。

紙コップからあふれんばかりの「どんぐり」をみて、お子さまたちは、すかさずあの幕張にある「夢の国」を思い出したのでしょう。

「みて、ポップコーンだよ!!」

ほんとうに「ポップコーン」にみえるくらい、紙コップはたくさんの「どんぐり」で満たされていました。

きっと、お子さまたちの心も収穫した「ちいさな秋」のよろこびで満たされていたことでしょう。

とてもすてきで、楽しさいっぱいの「りす組」さんの秋の旅路でした。

では、また来週お会いしましょう。

よい週末をお過ごしください。

By jimjim

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