
火曜日からはじまった「生活発表会」は、いよいよ最終日を迎えました。きょう登場するのは、年少「ひよこ組」さん、年中「ちゅうりっぷ組」さん、年長「にじ組」さんです。
では、「ひよこ組」さんのステージからお伝えしてまいりましょう。「ひよこ組」さんは、人数の都合で3曲を披露しました。1曲目は「森のスープ屋さん」、2曲目は「ウィンターワンダーランド」、3曲目は「まほうのとびら」です。
2022.12.09
火曜日からはじまった「生活発表会」は、いよいよ最終日を迎えました。きょう登場するのは、年少「ひよこ組」さん、年中「ちゅうりっぷ組」さん、年長「にじ組」さんです。
では、「ひよこ組」さんのステージからお伝えしてまいりましょう。「ひよこ組」さんは、人数の都合で3曲を披露しました。1曲目は「森のスープ屋さん」、2曲目は「ウィンターワンダーランド」、3曲目は「まほうのとびら」です。
真奈美先生が選んだこの3曲は、テンポに余裕があって年少さんのお子さまにはぴったりだったと思います。3曲とも、お子さまたちがしっかりとリズムに乗れているように思えました。テンポに余裕があるからでしょうか、お子さまたちがみんなステージ上で落ち着いているようにみえるんです。もちろん、心の中では緊張しているのかもしれませんが……。
ゆったりと流れる音楽に身をまかせるお子さまたち……。
まるで、かわいらしいお子さまたちの演出による「クリスマス・ディナー・ショー」にでも迷い込んだような錯覚さえ覚えました。
3曲目の「まほうのとびら」なんて、途中でステッキを手に持って踊るんです。とてもステッキでしょう(このくらいしか思いつかないなんて……ゴメンナサイ)。
とても上品で流れるような「ひよこ組」さんのステージでした。
続いては、「ちゅうりっぷ組」さんのステージです。「ちゅうりっぷ組」さんも、3曲を披露しました。
1曲目は、皆さまもよくご存じの曲で「サンタが町にやってくる」です。サンタの衣装を身に纏ったかわいらしいお子さまたちがたくさんステージにあらわれますと、ステージが一気に華やいでみえました。
2曲目は、「恋のダイヤル6700」です。この曲も、昭和の代表曲といっていいでしょう。オリジナルの曲は、沖縄出身の5人兄弟「フィンガー5」が歌っていましたね。その曲を、亜友莉先生が「生活発表会」で使うなんて、ホントにびっくりしました。
この曲は、けっこうテンポが速くてうかうかしていると遅れてしまうのですが、そこは亜友莉先生がしっかりとした振付でかためてきました。お子さまたちも、その振付をノリノリで披露していて、とても見ごたえのあるステージに仕上がっていました。
ところで、「ダイヤル」ってお子さまたちわかりますかね?オリジナルの「恋のダイヤル6700」がヒットしたころは、電話機に「ダイヤル」がついていて、発信のときは「ジーコジーコ」と回していたんですよ。余談ですけどね……。
3曲目の「世界はあなたに笑いかけている」もビートの効いた曲で、チアの衣装に身を包んだ女の子たちが元気いっぱいのダンスを披露してくれました。
ステージの横でみていますと、女の子たちが手に持つポンポンの音が、リズムにあわせてきれいにそろっているんです。これって、しっかりリズムとシンクロしている証拠です。きっと、たくさん練習したのでしょう。とてもスピード感のあるすてきなステージでした。
そして、4日間の「大トリ」を飾るのは、このクラス。年長「にじ組」さんです。「にじ組」さんは、言語劇「ピーターパン」を披露しました。
「にじ組」さんの劇をみていて感じたのは、お子さまたちひとりひとりが自分の役をしっかりと理解して、役になりきって演じているということでした。ですから、表情もまさに「役者」そのもの。とてもリアリティが感じられます。
演じているお子さまたちからは、劇を「楽しんでいる」ようすがそっくりそのまま伝わってきます。おそらく、練習の段階から亜津実先生と一緒に楽しみながら劇をつくりあげてきたのだと思います。
劇の製作の背景が浮かび上がってくるくらい、みんながひとつになっていたように感じました。
それは、お客さまである保護者の皆さまにも伝わったのではないでしょうか。劇がエンディングを迎えますと、会場は保護者の皆さまの盛大な拍手に包まれました。この拍手が、「にじ組」さんの劇の仕上がりを物語っていたように思います。
「にじ組」さん、すてきな劇をみせてくれてありがとうございました。
きょうで4日間にわたる「生活発表会」が幕を閉じました。昨年に続いて「新型コロナウィルス」に配慮した中での開催となり、保護者の皆さまには、何かとご不便をおかけしたり行き届かなかったりと、ご迷惑をおかけしたことと思います。この場を借りてお詫び申し上げます。
一方、4日間にわたる「生活発表会」が滞りなく終了いたしましたのは、保護者の皆さまのご協力以外の何物でもありません。心より厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
「生活発表会」でいちばんがんばったのは、お子さまたちです。お子さまたちは、大人たちの考えが及ばないような意外なところで緊張したり怖さを感じたりします。そのため、本来の実力を出せなかったお子さまもいるかもしれません。でも、そのデリケートさも「個性」です。
大切なお子さまの「個性」の一面として、肯定的に受け止めてあげていただけたらと思います。保護者の皆さまがその個性を認めて、あたたかく包みこんであげることが勇気づけとなり、やがてはお子さまの心の「成長」につながっていくことになるのではないでしょうか。その「成長」を、来年の楽しみにしていただけたらと思います。
最後になりますが、ぜひ先生たちへの「よろこびの声」をお寄せください。ほんの一言でもかまいません。来年の「生活発表会」に向けたモチベーションを高めるためにも、ぜひお願いいたします。
保護者の皆さま、4日間ご協力いただき誠にありがとうございました。
たくさんの感謝をこめて……。
By jimjim