2022.12.14

盛りだくさんの「半日保育」でした。

きょうは、「半日保育」の水曜日でした。お子さまたちのようすをお伝えする前に、きょうの午後に開催された保護者会のことをお伝えしたいと思います。

きょうの保護者会は、年長組の保護者様向けに開催されました。内容は、「小学校への進学に向けて」です。講師を務めてくださったのは、お隣の西前小学校の鳥飼校長先生と、杉之子の卒園生の保護者の方です。

年長さんは、あと4か月ほどで小学校へ進学します。はじめてお子さまを小学校へ通わせる保護者の方の中には、期待とともに「不安」や「心配」を感じる方も少なくないと思います。その「不安」や「心配」を少しでも取り除いたり柔らげたりできればと、杉之子幼稚園では毎年、「幼保連携」の取組の一環として近隣の小学校の校長先生と卒園生の保護者の方をお招きして、ご講演をいただいています。

きょうは、鳥飼校長先生より「入学にむけての準備」、卒園生の保護者の方からは「母親として心配だったこと」をテーマにお話をしていただきました。鳥飼校長先生も保護者の方も、貴重なお話しをしてくださり誠にありがとうございました。この場を借りて、心より厚くお礼を申し上げます。

では、「きょうのすぎのこ」です。

いや、その前にまず「昨夜のすぎのこ」をお伝えしなければなりません。

それは、何かといいますと……。

実は、月曜日の「どうぶつむら」のときにモルモットのモルモちゃん(仮称)が1匹、柵から出てウッドデッキの下に入ってしまったんです。その日は、結局そのままモルモちゃんが出てくることはなく、幼稚園に「お泊まり保育」になってしまったのですが、昨夜、スタッフが差し入れをした「にんじん」を食べに出てきたところを無事にキャッチいたしました。

幼稚園で2夜を過ごしたモルモちゃんは、きょうお迎えに来た「どうぶつむら」のスタッフさんに引き取られていったわけですが、とてもかわいらしかったので、「別れ際」には辛いものがありました。来年、また会えることをスタッフ一同、楽しみにしています。

さて、「きょうのすぎのこ」に話を移しましょう。

「モルモちゃん」が去ったきょう、代わりにやって来た生き物がいます。

それは、何かといいますと……。

カブトムシの幼虫であります。在園児のご家庭からいただきました。なかなか立派に育っている幼虫たちです。

ちなみに、カブトムシは成虫になると大きくなりません。幼虫の段階でいかに大きく育てるかが、成虫の大きさを決めるカギになります。このままたくさんクヌギの木を食べて、来年の夏に大きな成虫になって出てくるのが楽しみです。

きょうは、お天気が良かったので、園庭で過ごすクラスもみられました。

「つき組」さんは、恵美先生と「大繩」の練習中です。

「ちゅうりっぷ組」さんは、お子さまたちが自分の手で「ちゅうりっぷ」の球根を植えていました。

「ちゅうりっぷ組」さんの「ちゅうりっぷ」が、来年どのような色の花を咲かせるのか、楽しみですね。

園舎の中では、職員室の前でフリーのゆかり先生と優希先生がクリスマスの製作コーナーを開いてくれました。

お子さまたちは、「サンタさん」か「トナカイさん」を選んでつくることができます。もちろん、ふたつともつくることも可能です。

さてさて、どんなお顔の「サンタさん」や「トナカイさん」ができあがるのでしょうね。

こちらは、「ゆり組」さんです。「ゆり組」さんには、保護者の方から巨大な松ぼっくりが人数分プレゼントされました。

きょうは、さっそくその「巨大松ぼっくり」を使って、「クリスマス・ツリー」の製作を進めていました。この松ぼっくり、あまりにも巨大なので「自立」できるんです。その姿は、まさに「クリスマス・ツリー」そのもの。

いったい、どんな「クリスマス・ツリー」ができあがるのでしょう。とても楽しみです。

最後は、年少さんの「体操指導」のもようをお伝えしましょう。

きょうは、前半が「りす組」さんと「くま組」さん、後半が「ひよこ組」さんと「うさぎ組」さんの組み合わせで、それぞれ約30分の指導となりました。

きょう、蛭田先生が用意したメニューは、3つの楽しい「ゲーム」でした。

最初のゲームは、「あらしが来たぞー!!」ゲームです。ホールの両サイドにわかれたお子さまたち。その間の空間は、「海」です。その「海」の中に立った蛭田先生が「あらしが来たぞー」と叫ぶと、お子さまたちは、海を渡って反対側の陣地に泳いで逃げなければなりません。

その「海」の中には、お腹をすかせた大きな「くじら」さんがいて、泳いでいるお子さまたちを待ち受けています。

のんびりしていると、食べちゃうぞー!!

「くじら」さんに変身した蛭田先生や担任の先生が、お子さまたちに容赦なく迫ってスリルのある「海」を演出していました。

もうひとつは、写真には無いのですが、「蛭田先生が笛を鳴らした数だけお友だちを集める」というゲームです。蛭田先生が電子音を「ピーピー」と2回鳴らせば「ふたり組」、3回鳴らせば「3人組」という具合です。

これ、簡単でしょ。

でもね……。

結果をみると、なぜか4人組とか5人組とかになっているんですよ。簡単ですが、妙に「年少さんらしさ」を感じるゲームなんです。

3つ目は、こちら。「マット取り競争」です。ホールの真ん中に置かれた9枚のマットを奪い合うお子さまたち。

自分の陣地に1枚でも多く運び込んだチームが「勝ち」となります。

自分のマットを運び終えたら、別のマットを応援にいかないと相手の陣地に運ばれてしまいます。

年少さんではありますが、クラスの「和」を重んじたゲーム内容に、「勝者」の反応はいかばかりかと申しますと……。

こんな具合で、「勝った」ことを素直に大よろこびしていました。

「勝ち負け」にこだわれるようになった年少さんの成長を感じた、蛭田先生による「体操指導」でした。

というわけで、きょうはいろいろと「盛りだくさん」の半日保育のもようをお伝えしました。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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