2023.02.15
今日のすぎのこ
アフター「静物画」。
きょうは、半日保育の水曜日。各クラスは、いつもより短い保育時間を、それぞれ有効に活用していました。 こちらは、恵美先生率いる「つき組」さん。3月3日が近づいてきたことから、「ひなまつり」のうたをうたっていました。「つき組」さんといいますと、園庭で恵美先生と元気よくあそんだり、「大繩」をしたり、「ホッピング」をしたりという「体育会系」のイメージがあるかもしれませんが、こうして「文科系」の要素もしっかりと取り入れています。 でも、このあとはやっぱり園庭に出てあそんでいました。さすが、元気いっぱいです。
お隣の「にじ組」さんでは、不思議なあそびが進行していました。木の札みたいなものを「カード」にみたててあそんでいるんです。ルールはわからないのですが、あとで担任の亜津実先生に尋ねましたら、「何か2枚セットになる札があるみたいで、神経衰弱らしいです」とのこたえ。 この札、おそらくもともとは別のあそび方がありそうなのですが、それにとらわれずに自分たちなりのあそび方を創り出したところがすばらしいです。こういう独創的な「あそび方」は、杉之子幼稚園では大歓迎です。もっともっと、発展させてください。
そして、こちらは年少の「うさぎ組」さんです。真優実先生が手に持っているものは、いったい何かおわかりになりますか? カップの中に土が入っていて、その中に白いものがみえています。一見すると、「球根」のようですが、さて正体は……。 「カブトムシの幼虫」です。写真の女の子が、おうちから持ってきてくれました。しかも、この「幼虫」についての説明が書かれた「お手紙」つきです。この「お手紙」は、A4サイズの紙にけっこうなボリュームで書かれていて、おそらくは保護者の方が書かれたのだと思いますが、驚いたのは、そのお手紙をこちらの女の子がスラスラと読み上げたこと。いやいや、ホントにビックリでした。 Jimjimは、そのことにビックリしたのですが、お子さまたちがビックリしたのは、もちろん「カブトムシの幼虫」でした。真優実先生が「近くでみたいひと!!」と問いかけると、たくさんの手が上がり、順番に「幼虫」を観察することになりました。 すると……。
タイミングよく、「幼虫」のおしりから何かが「ムリムリムリ……」と出てきました。 そう、「ウンチ」であります。 この「幼虫」も、幼虫なりに「見せ場」のつくり方をよく心得ているようで感心しました。成虫になったら次は何をみせてくれるのかと、いまから楽しみでなりません。
年少さんといえば、きょうは2階のホールで「体操指導」がありました。きょうは、「りす組」さんと「くま組」さんが前半、「ひよこ組」さんと「うさぎ組」さんが後半で、それぞれ約30分間おこないました。 きょうのメニューは、まず「かけっこ」からはじまりました。写真の手前にはブロックが置いてあり、写真のお子さまは、いままさにターンをしようとしているところです。このあと、「かけっこ」が「スキップ」に変わり、さらに「ケンケン」へと発展していきました。
こうして「足」をつかったら、次は「腕」をつかって「ボール投げ」をしました。跳び箱の上に乗っているブロックが「的」です。 この「的」に向って思いっきり投げるのですが、なかなか届きません。距離は出たとしても「コントロール」に難がありまして、どこに飛ぶかはボールに聞いたほうが良さそうな感じ……。
それでも、たまに届いたりすることがありますから目が離せません。さらに、忘れた頃に「的」に当たるものですから、余計に目が離せません。 年少さんの「体操指導」は毎回、見どころ満載なのであります。
最後は、こちら。「ひまわり組」さんです。年中さんが「静物画」で「パイナップル」を描いていたことは、たびたびお伝えしてきました。その「静物画」が、このたびめでたく完成をみまして、モデルとなった「パイナップル」も「お役御免」となりました。 でも、「パイナップル」くんには最後の「任務」が残っていました。 それは……。 お子さまたちの「おやつ」になることです。 きょうは、里佳先生がパイナップルを「ひとくちサイズ」に切って、お子さまたちにふるまいました。
お子さまの中には「パイナップルが苦手」という子もいます。でも、今回チャレンジしてみて、苦手だった「パイナップル」を食べられるようになった子もいるそうです。 みんなが食べる姿をみて、トライしてみたくなったのかもしれません。「おやつ」になった「パイナップル」くんも本望だったことと思います。
でも、ちょっと酸味がきつかったか~!! こうして、使命を全うした「パイナップル」くんでありました。 では、また明日お会いしましょう。 By jimjim