2023.03.07

年長さん、勇気ある「8段跳び」に挑戦!!

きょうは、陽射しに恵まれていいお天気になりました。横浜では、18℃くらいまで気温が上がったそうです。まさに、春の到来を感じさせてくれる陽気でした。

そのあたたかさですから、園庭には元気にあそぶお子さまたちの姿がいっぱい……。

担任の先生だけではなく、補助の先生たちもまた、お子さまたちのおあそびをしっかりサポートしてくれています。そのおかげで、お子さまたちだけではできないダイナミックなおあそびも登場し、園庭は、よりいっそうにぎやかに。

こうして、思いっきりスリルのあるあそびをするお子さまがいる一方で……。

先生と一緒にのんびりと、穏やかに過ごすお子さまたちの姿もみられます。

こちらでは、左の女の子が輪ゴムを使ったマジックを披露していました。

こうして、園庭では春の訪れを感じつつ、時間がゆったりと流れていました。

お部屋に伺いますと、「くま組」さんがイス取りゲームをしていました。ゲームは中盤にさしかかり、イスの数が徐々に減ってきています。

奥の壁には、すでに「応援団」にまわったお子さまたちの姿も……。

この子たちがこのクラスでこうして一緒にゲームを楽しむのも、もうあと数日しかありません。

きょうの保育後のミーティングで、「りす組」担任の陽先生がそのことに触れていました。「りす組」さんのお子さまたちに、「もうあと4回しかないよ」と話したそうです。そうしたら、お子さまたちは「大変だ、大変だ!!」といって大慌てだったそうです。

これって、このクラスがバラバラになってしまうことを残念に思うからこそ、出てくる言葉ですよね。

みんな、心が通じ合っているんです。そのための1年間でした。このクラスはもうすぐ終わってしまうけど、年中さんになったらまたあたらしい「心の糸」が紡がれることと思います。そうやって「糸」は太くなり、「絆」は深まっていくのでしょうね。

さて、きょうは年長さんの最後の「体操指導」がありました。最後を飾るメニューは、年長さん恒例の「跳び箱チャレンジ」です。

前半は、4~6段の跳び箱でウォーミングアップをしたあと、後半はメインイベントである「8段跳び」に挑戦しました。

跳び箱の「8段」って、どんな高さかおわかりになりますか。簡単に言えば、お子さまの目線くらいの高さです。大人でも、自分の目線の高さの「跳び箱」を跳ぶとなったら、平常心ではいられませんよね。

跳ぶのは、2回。全員がチャレンジします。跳び箱の横には、ケガを防止するために蛭田先生が立ってお子さまをしっかりサポートしてくれます。

跳べる子もいれば、跳べない子もいます。「跳べる」とか「跳べない」の前に、そもそも「跳び箱がきらい」という子もいます。

それでも、みんなの前でチャレンジするわけです。その子がチャレンジできるのは、たくさんのお友だちが横で見守ってくれているからかもしれません。

1回目のチャレンジでは、「8段」をクリアできるのはクラスの中で数人です。でも、跳べた子のほかに「もう少しで跳べた子」がいます。この子たちの2回目のチャレンジがまた、白熱します。

蛭田先生が「さっきは、ここが惜しかったから、今度はこうしてみて」とアドバイスをします。

すると……。

見事にクリアする子が出てきました。ちょっと修正するだけで、結果が全然違うんです。

さらに驚いたのは、2回のチャレンジが終わったあとです。蛭田先生が「もう1回チャレンジしたい人だけでやってみよう」と声をかけると、たくさんのお子さまたちがみずから列をつくって並びました。

再び蛭田先生がアドバイスをおくりますと、またまたクリアした子が増えたんです。

もう、場内よろこびと声援の嵐……。そっと見守る園長先生の姿が印象的です。

「跳べなかった……」で終わるよりも「跳べた!!」で終わったほうがうれしいに決まっていますし、何より自分に対する「自信」になります。

その「自信」を得たのは、蛭田先生のアドバイスだったり、周りのお友だちや先生たちの声援だったかもしれません。

でも、一番は……。

「諦めずにやってみよう」と思ったその「勇気」だと思います。その「勇気」を、小学生になっても、中学生になっても、大人になっても、ずうっと持ち続けてください。

きょうは、そのための「一歩」だったのですから……。

というわけで、きょうの給食はこちらです。

わかめおにぎり
鶏の照り焼き
マヨコーンさつま
おくらのお浸し
フレンチポテト
みかん缶 345kcal

ごちそうさまでした。

では、また明日お会いしましょう。

明日は、一日保育の水曜日です。

by jimjim

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