2023.03.24
今日のすぎのこ
年長さんから後輩たちへ、そして後輩たちから年長さんへ……。
一昨日の水曜日、東京では「さくら」が満開を迎えました。杉之子幼稚園の「さくら」の木も、ご覧のように満開となっています。 以前にもご紹介しましたように、杉之子幼稚園の「さくら」は「ソメイヨシノ」ではなく、「ありがとうの木」という種類です。この「ありがとうの木」は、卒園式の日に一気に「満開」を迎えるという特徴がありまして、ことしもたくさんの「花」を咲かせてくれました。 その「花」を咲かせてくれたのは、保護者の皆さまと年長さんのお子さまたち。私たちスタッフにとりましては、何回読んでも何回見ても心に沁みるメッセージが書かれている、ほんとうに「ありがたい木」です。スタッフは全員、ここに書かれているメッセージを胸に「来年度もがんばろう」と思ったに違いありません。 満開の「ソメイヨシノ」に負けない、それ以上の花を咲かせてくださった保護者の皆さまと年長のお子さまたちには、もう一度この場を借りて心よりお礼を申し上げます。すてきなメッセージをくださり、どうもありがとうございました。
春休みキッズは、きょうも進行中。写真ではわかりませんが、この写真の中には年少さん、年中さん、年長さんがみんな一緒に写っています。 この「異年齢」の交流こそが「預かり保育」の特徴かもしれません。もちろん、「朝の会」など学年ごとにおこなう場面もありますが、ドッジボールをはじめ、あそびのさまざまな場面で異年齢のお子さま同士の交流がみられます。 年少さんや年中さんにとりましては、年長さんから学ぶことも少なくないでしょう。 先日、ある本で興味深い記事を読みました。それによりますと、アフリカの狩猟民族の子どもたちは、一日中、異年齢の子ども同士であそんでいるそうです。そのあそびの中から、集団生活で大切なことを自然に学んでいくんですね。 異年齢同士の交流がなかなかむずかしくなっているいま、できるだけ異年齢同士の交流が深まる環境をつくることは、とても大切なテーマのひとつなのかもしれません。
さて、こちらの写真をご覧ください。注目していただきたいのは、右側のクルマです。はっきりと写っていませんが、実は「新車」です。このたび、「新1号車」として杉之子に仲間入りしました。 まだナンバーを取得していませんので正式なメンバーではありませんが、来週にはナンバーを取得できる見込みです。 その一方で古い1号車は、きょうで杉之子を卒園することになりまして、きょうは春休みキッズの有志が駐車場で盛大なる「卒園式」を開いてくれました。 この古い1号車は、確かにポンコツかもしれませんが、新車にはない乗りやすさがありまして、ドライバー諸氏からは卒園を惜しむ声も聞かれます。 お子さまたちの笑い声と楽しい会話を乗せて地球を約3周した1号車。22年間、ほんとうにありがとう。お疲れさまでした。あたらしい場所でも、走れるかぎり走り続けてください。
そして、きょうは年長さんから年少さんと年中さんへ、お別れのプレゼントが渡されました。
それは、「4月からもがんばってね」の思いが詰まったメダルでした。
メダルは年少さんと年中さんの代表が受け取り、それを先生たちがひとりひとりにわけていました。
お互いのメダルを見せ合ってはいますが、なんだかいまひとつピンと来ていない感じが年少さんらしいです。
一方、年長さんは年中さんや年少さんからのプレゼントを受け取りました。
そこには、「そつえんおめでとう」のメッセージが……。
裏には、みんなで写った記念写真が貼られていました。 年長さんから年中さんと年少さんへ、そして年少さんと年中さんから年長さんへ贈られたプレゼント。 そこには、異年齢のお子さま同士の思いが込められていたようにも思えました。 では、また来週お会いしましょう。 よい週末をお過ごしください。 by jimjim