2023.03.27

今日のすぎのこ

新登場、「クラッシュブロック」!!

この週末は、雨降り模様のお天気で気温も低く、久しぶりに上着を羽織りました。そんな中でも、横浜では桜が満開を迎え、桜の名所では桜の花と傘の花の競演となったようです。

雨は止んだものの、きょうもほとんど陽ざしはなく、まさに「花曇り」のお天気……。 そんなくもり空ではありましたが、キッズのお子さまたちは園庭に出て先生たちとのおあそびを楽しんでいました。

その中で目に留まった場面をひとつご紹介させてください。 こちらは、凜桜先生とお子さまたちが一緒になってバトミントンの練習をしているところを撮影したものです。 バドミントンのラケットは、ふつうに使えばこうしてシャトルを打つためのものなのですが……。

そうではない「使い道」があることを教えてくれるのが、お子さまたちなんですね。 この写真を注意深くご覧ください。下側のラケットの上に何かが乗っていることがわかります。もしかすると、ラケットを「フライパン」に見立ててお料理の真最中なのかもしれません。 真相は不明ですが、こうした「み立てあそび」って創造力を育むうえでは、とても大切なことのように思います。 大人になりますと、「これが足りないからできない」という事態に直面することがありますが、そんなときこそ代用品で何とかしてしまう「現場力」がものを言います。そうした現場力って、こうした見立てあそびから育まれていくのかもしれませんね。

園庭を後にしてお部屋に来ましたら、「写真とって~」とのオーダーがあちらこちらから入りまして……。

ポーズを決める女子たちを思わずパチリ。「ミスは許されないぞ」という思いが手ブレを招いたのか、ややピントが甘くなってしまいました。 せっかくのポーズに応えられず、ごめんなさい。

きょうのメインは、こちらです。ランチタイムのあとのホールで、あらたなあそびが展開されていました。 お子さまたちが組み立てているのは、「クラッシュブロック」というもので、超ソフトで超軽量。スポンジみたいです。 これを「壁」のように組み上げて何をするのかといいますと……。

まずは、5人一組のチームをつくります。おもしろいのは、このチームが年少さんと年中さんと年長さんの「混成部隊」であること。まさしく、先日お話しした「異年齢」の交流ではありませんか。 いま手をあげているのは、「攻める人」と「守る人」を決めているところです。 なぜ、「攻める人」と「守る人」が必要なのかといいますと……。

「攻める人」は、ボールを投げてブロックでつくった「壁」を壊し、「守る人」は壊れたブロックを積みなおしていくわけです。 このボールがまた「超軽量」で、年少さんでも楽々と投げることができます。 赤ブロックと青ブロックの攻防は約30秒間続き、最終的には「壁」として残ったブロックの数で勝敗が決まります。

この「クラッシュブロック」は、年少さんでも安心して遊べますので、これからますます出番が増えそうです。 今度は、「おうち」とか「お城」とかつくっちゃいます? お子さまたちの手にかかれば、クラッシュブロックの「使い道」は無限大ですね。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim

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