2023.03.31
今日のすぎのこ
きょうで「令和4年度」が幕を閉じました。
きょうは、3月31日。4月から新年度がはじまる杉之子幼稚園では、きょうが「年度末」となります。 年長さんは、先日「卒園式」を迎えましたが、その後も預かり保育をご利用していたお子さまたちも少なくなく、年度末が近づくにつれて「きょうがほんとうの最後になります」といって、杉之子を後にするお子さまの姿が増えてきました。
きょうまで「春休みキッズ」をご利用になったお子さまたちも正真正銘、「ほんとうに、きょうが最後」です。 そんな年長さんにとりましての最後の一日を振り返ってまいりましょう。 年中さんのお部屋の前では、年長さんの女の子が絵本の読み聞かせをしてくれました。いつもは、お部屋でお子さまたちに読み聞かせをしている和香先生は、きょうは聞き役です。 「なんか、読み聞かせをしてくれるって、とても新鮮でいいです」といって、うれしそうに女の子のやさしい声に耳を傾けていました。
お部屋では、いつものとおりの光景が……。
お絵かきや塗り絵をしながら……、
お友だちとの会話を楽しんでいました。
もし、別々の小学校に進むとしたら、一緒に過ごすのはきょうが最後かもしれません。 でも、そんなことはまったく感じられず、いつもと同じ和気あいあいの雰囲気がそこには漂っていました。
園庭あそびも、いつもどおりです。
ホッピングの回数を競うのは、主に年長さんの女の子たち。もう、1000回なんて軽くクリアです。 皆さんが一生懸命にホッピングの練習をするので、ホッピングを買い替える回数がグンと増えました。うれしい悲鳴です。
ジャングルジムの中に集うこちらの男子も、「いーち、にい、さーん」と数をかぞえていて、いったい何をしているのかと思ったら……。 男の子たちの真ん中にバドミントンのラケットが置かれていて、そこに手の平を押し付けているんです。「10」まで数え終わって手の平をみてみると……。 あら~。そこには、きれいな「マス型」のもようがくっきりとついていました。ラケットくんも、まさかこんな使われ方をするとは思っていなかったかもしれません。お子さまたちの発想には、いつもながら感心させられます。
そして、こちらは年長さんにとって最後の「ランチタイム」。きょうは、年長さんが外に出て全員一緒にランチを食べていました。おいしいランチに楽しい会話が花を添え、もしかしたら心に残るランチになったかもしれません。ぜひ、そうなってほしいと思います。 こうして、年長さんたちの「最後の一日」は終わっていきました。 午後になって、ポツリポツリとお迎えの保護者の方の姿がみられるようになり、お子さまといっしょに杉之子をあとにされました。 保護者の皆さまが、帰りがけにスタッフにかけてくださった「ありがとうございました」の言葉……。 感謝するのは、私たちのほうです。至らなかったこともありましたし、ご迷惑をおかけしたこともありました。特に、卒園していく年長さんは、コロナ禍と歩んだ3年間でしたので、私たちの「行き届かなかった」という思いは、どうしても消し去ることができません。 そんな中でいただく「ありがとう」のメッセージには、格別な「重み」と「深み」を感じました。保護者の皆さまからいただいた感謝の気持ちを胸に、明日からの新年度も一生懸命に頑張っていきたいと思っています。 令和4年度はきょう、年長さんたちの幼稚園生活とともに幕を閉じました。杉之子を、そして私たちスタッフを最後の最後まで支えてくださった保護者の皆さま、ほんとうにありがとうございました。 どうか、健康で楽しい小学校生活をお過ごしください。 では、お元気で。いってらっしゃい!! by jimjim