2023.04.07

今日のすぎのこ

ご入学、おめでとうございます!!

きょうは、一日を通して雨が降ったりやんだり……。風も強くて、荒れ模様のお天気でした。 春休みキッズのお子さまたちも、このお天気に翻弄されて、園庭とお部屋を行ったり来たり……。

雨が止んで園庭に出られたと思ったら、また雨に降られてと、その繰り返しでした。でも案外、園庭であそべた時間が長く、お部屋でずっと過ごすよりは、いい気分転換になったようでした。 さて、そんな「春休みキッズ」を横目に、きょうはたくさんの「ゲスト」がいらしてくれました。

そのようすが、こちらです。玄関の前を塞ぐ保護者の皆さまの壁……。 その向こうに何があるかは最後にご紹介するとして、「ゲスト」の皆さまが誰であるかを明かしますと、それは、きょう入学式をを迎えた卒園生の皆さまでありました。

晴れ舞台にふさわしい装いに真新しいランドセル背負った姿は、空一面を覆う雲を吹き飛ばすくらいの輝きを放っていました。

いらしてくださったゲストの皆さんは、ひとつの小学校だけではなく、いくつかの小学校から集まってくれました。 異なる小学校に進んだ子たちは、旧友との再会に喜びもひとしおです。ランドセルの見せっこなんかしちゃって、ピカピカの1年生ぶりをいかんなく発揮していました。 再会を喜ぶのは、お友だちだけではありません。

先生との再会にもまた、笑顔を輝かせていました。

ある保護者の方が教えてくれました。「さっきまですごく緊張していたんですよ。ニコリともしなかったのに、幼稚園に来たら途端に元気になりました……」。 幼稚園の門をくぐり、先生や旧友と再会したときの笑顔が、そのときのお子さまたちの気持ちを表現していたのは間違いありません。それは、幼稚園で毎日みせてくれていた笑顔……。 まさに「自分の家に帰ってきた」、そんな思いがお子さまたちの胸の中にこみ上げてきたのかもしれません。

男の子たちの中には、真っ先に「迷路ハウス」を目指して走っていった子もいました。 こうして、なかよく手をつなぐ姿をみますと、杉之子での生活を通して、この子たちの心の中には一生大切にしてほしい「とても大切なもの」が、しっかりと育まれたように感じます。

入学式を終えた卒園生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

来週からはじまるあたらしい生活には、戸惑うこともあるかもしれないけど、ひとつひとつ乗り越えながら進んでいってください。 急ぐ必要はありません。かけっこでも「はやい人」とそうでない人がいるように、誰でも自分のペースというものがあります。それを見失わず、一歩一歩すすんでいけば、必ずゴールにたどり着きます。 そして、そのゴールは次のゴールに向けての新たなスタートになることでしょう。 どうか、「人生」という旅を楽しみながら歩んでください。 途中で「杉之子幼稚園」に寄り道するのもアリですよ。いつでも、あそびに来てください。 では、お元気で。 いってらっしゃい!! by jimjim

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