2023.04.13

今日のすぎのこ

あそびながら、コミュニケーション。

新入園のお子さまたちにとりましては、2日目の保育となりました。「先輩」といっしょにバスを降りて、自分のお部屋に向かいます。

「先輩」が「後輩」の手をとって、くつ箱のところまで連れていってあげる姿は、なかなか頼もしいものがあります。

こうして「手をつなぐ」と、なぜか心が通い合うような気がします。それは、まるで手と手がつながることで、「心の通り道」ができるみたいな感じです。 子どもたちにお話をするときも、お子さまの手をとって語りかけると、ちゃんと聞いてくれる、そんな気がします。 「手をつなぐ」というのは、誰とでもできる行為ではありません。嫌いな人とは、絶対につなぎたくないですから。もしかしたら、手をつなぐことを許すことは、同時に心の扉を開くことなのかもしれませんね。

さて、きょうも半日保育でしたので、年中さんや年長さんは、朝の会が終わるとさっそく園庭あそびに出発しました。

ここ数年、年長の担任をしていた恵美先生は、今年からクラス担任を離れて「フリー」になりました。からだを動かすプログラムの知識については、恵美先生の右に出る人はなかなかいません。 きょうは、絵美先生が大繩のコツを恵美先生にアドバイスしてもらっていました。大人からみたら、「ふつうに並んで跳べばいいのでは?」と思うかもしれませんが、その「並ぶ」ということがきちんとできないと、「大繩」は続きません。「跳ぶ」ことがスタートなのではなく、「並ぶこと」からが「大繩」のスタートになるわけです。こうして知識の共有を深めることでスタッフのスキルが上がるのは、とても大切なことだと思います。

ところで、年中さんは今年から「ゆり組」「たんぽぽ組」「ひまわり組」の3クラス体制になりました。 この写真をご覧ください。帽子の色が3色全部そろっているでしょう。これは、年中さんの全部のクラスが園庭に出てあそんでいるということです。 お天気がいいので、カメジロウにお散歩を楽しんでもらおうと園庭に放したのですが……。 どうもカメジロウのご機嫌がすぐれず、歩いてくれなかったようです。ちょっと残念。

この時期に園庭であそぶのは、「半日保育」ということもありますが、新しい生活がはじまったことで、「あそび」ながら新しい先生やお友だちとのコミュニケーションを育むという意味のほうが大きいように思います。

それは、以前に年少さんや年中さんで同じクラスだったお子さま同士のコミュニケーションからはじまり、そこにお友だちのお友だちが加わって、さらにそのお友だちも加わる……、そんな感じでどんどんコミュニケーションの輪が広がっていきます。 こうして、いつの間にかたくさんのお友だちができてくれたらいいと思いますし、それが杉之子幼稚園が大切にしている「遊々一心」でもあります。

明日も、元気いっぱいにあそんで新しいおともだちをつくりましょう。 お待ちしていますね。

というわけで、きょうの「ママ先生」はこちらの皆さまです。 あと二人ほどお手伝いをしてくださったのですが、仕事の関係でお写真を撮る前に仕事先に向われました。 その方たちへの感謝も込めて「パチリ」。 きょうもたくさん助けていただき、ありがとうございました。また明日も、どうぞよろしくお願いいたします。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim

一覧へもどる