2023.04.17
今日のすぎのこ
「ひだまりの会」の新旧役員が交代しました。
新しい1週間がはじまりました。新入園のお子さまをみますと、土曜日と日曜日のお休みを挟んでエネルギーをたっぷりと充電したお子さまがいる一方で、ちょっと「おうちえん」が良くなってしまったお子さまもおりまして、それはそれでお子さまたちそれぞれのお気持ちが、素直にあらわれていました。 この「素直にあらわせる」というのは、幼児期のお子さまたちの特権のように思います。成長とともに「がまん」したり「空気を読んだり」と、いろいろと自制することを覚えていきますからね。そして、それとともに心の中のモヤモヤも増えていくようになるのでしょう。 「幼稚園はいやだ」とか「幼稚園に行きたくない」というお子さまの声は、「おうちがいい」「おうちの人といっしょにいたい」という気持ちの裏返しです。それだけ「おうち」が愛されているということですから、その気持ちは、しっかりと受け止めてあげていただきたいと思います。 保護者の皆さまがお仕事をがんばっているように、お子さまたちもまた幼稚園でがんばっています。おうちに帰りましたら、たくさんお話をして、認めてあげて、そして抱きしめてあげてくださいね。 さて、きょうは「ひだまりの会」の総会を開催しました。会場は、2回のホールです。例年ですと、総会は1日保育がはじまってから開催するのですが、今年は日程の都合で半日保育の中でおこなわれました。 きょうは、総会の準備や進行などに携わったことから、お子さまたちにかかわる時間がありませんでしたので、総会のようすだけをご紹介させていただきます。どうか、ご了承ください。 総会では、「ひだまりの会」の事業報告や決算・監査報告、事業計画と予算案の説明のほか、新旧役員の交代がおこなわれます。 1枚目の写真は、令和4年度の役員の皆さまから1年間の活動を振り返っての「ひと言」をいただいている場面です。 7人の皆さまのコメントは、ほぼ全員が「役員への就任を承諾したときは、後悔しました……」との出だしではまり、聞いているスタッフ側としては非常にヒヤヒヤしたのですが、最後は「お受けしてよかったと思います。大変でしたけど、とても楽しい1年でした」とのエンディングで締めくくってくださり、とてもうれしい気持ちになりました。 確かに、コロナ禍でさまざまな制限がある中での活動でしたから、その苦労は想像に難くありません。それでも「ひだまり祭り」や「マルシェ」などでのイベントを開催してくださり、コロナ禍で委縮しがちな幼稚園生活の中にあって、お子さまたちや保護者の皆さまたちに与えたインパクトは、決して小さくなかったと思います。 幼稚園での会合のときだけでなく、おうちでの準備もあったと聞きます。プライベートの時間にまでご協力をいただいたことには、何とお礼を申し上げてよいのか、言葉が見つからないくらいです。同時に、その裏にあるお子さまたちへの思いには、ただただ敬服するばかりです。 杉之子幼稚園が運営できていますのは、けっしてスタッフだけのちからではなく、こうした保護者の皆さまの支えがあってこそだと、あらためてその思いを強く抱きました。
「ひだまり」のバトンは、令和5年度の役員に選出された皆さまに受け継がれました。新役員の皆さまには、皆さまのペースで進めていただけたらと思います。私たちスタッフは、全面的に協力をさせていただきます。 杉之子の保護者の皆さまにおかれましても、どうかお力添えをいただきますよう、この場を借りてお願い申し上げます。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim