2023.05.09
「思いを形」に……。年少さん、「粘土」をいじりです。
きのうから「クラス親睦会」がはじまりました。「クラス親睦会」は、名前のとおりクラスごとに保護者の皆さまが集まって、親睦を深めるというものです。
親睦会の内容は存じ上げませんが、クラスごとに楽しいお時間を過ごされているものと推察します。
長い間、幼稚園でお仕事をさせていただいていますと、街中で卒園生の保護者の方とばったり会う機会も少なくありません。遠い観光地で偶然お会いしたことも何度かあります。そんなときに出るのが、「まだ〇〇さんたちとつながっているんですよ」というお話です。
「〇〇さん」というのは、もちろん幼稚園時代のいわゆる「ママ友」。個人同士だけでなく、グループでつながっていることもあるそうで、食事をしたり旅行をしたりと楽しい時間を共有しているようです。
こうして「長い付き合い」になるのは、やはり「子育て」という共通のテーマをベースにして、一緒に幼稚園生活を過ごしたことが背景にあるように思います。
「クラス親睦会」がきっかけとなって、皆さまの幼稚園生活がより一層、充実したものになることをスタッフ一同、心から祈っています。
さて、きょうは火曜日で年長さんの「体操指導」がありました。きょうのテーマは、ロイター板を使ったジャンプと、マットを使った運動でした。
写真は、そのジャンプの場面です。ロイター板は、タイミングをつかんでうまく使えるようになりますと、ご覧のように気持ちよくジャンプすることができます。このタイミングがつかめてきますと、ロイター板は「跳び箱」にも応用できますから、その意味でもとても大切なな練習のひとつです。
写真にはありませんが、このジャンプの練習の右側ではマットを使って「ライオンさん歩き」などの全身運動がおこなわれています。そして、最後は「ドッジボール」で締めくくりとなりました。
園庭に出ますと、そこにはきのうの雨から一転して、お日様が燦燦と降りそそいでいました。
お砂場での「ドロあそび」はもちろん……、
さらにレベルアップした「上級者」たちも登場しはじめました。泥に浸かったり、泥をからだに塗りたくったりと自由自在に「泥」を操る姿は、まさに「泥んこマイスター」。
この領域に達しますと、もう「怖いものなし」です。むしろ、怖い思いをするのはjimjimのほうで、泥まみれで「ほら~」とか言いながら近づいて来られますと、「いや、ちょっと待ってネ」と後ずさりしてしまいます。
泥だらけの子どもたちの「ほら~」という声は、まさに「ホラー」なのでありました(おっと、出た。出てしまった)。
お部屋では、「ひまわり組」さんが折り紙で「ぱっくんちょ」づくりをしていました。この「ぱっくんちょ」、いまお子さまたちに人気の作品なのだそうで、亜友莉先生がやさしくつくり方の手順を教えていました。
できあがったら、きっと真っ先におうちの方が「ぱっくんちょ」されちゃうのでしょうね。
そして、きょうは年少の「りす組」さんと「うさぎ組」さんが「粘土」デビューをしていました。
きょうは、まだ「粘土に触れる」あるいは「粘土に慣れる」という段階。「製作」というところまでは、いきません。
「粘土」といっても、その奥行きにはとても深いものがあります。自動車メーカーでは、工業用の粘土をつかって原寸大の「車」をつくってしまうくらいですからね。
粘土の良いところは、「ちぎる」「つなげる」「つぶす」「まるめる」「たたく」「のばす」「もようをつける」などなど、いろいろなことができることです。
そう考えますと「粘土」は、お子さまにとりまして「思いを形にできる」ぴったりの道具なのかもしれません。
これから、どんどん「粘土」とお友だちになって、たくさんの「思い」を形にしていってくださいね。
というわけで、きょうの給食はこちらです。
たまごふりかけごはん
白身魚フライ
鶏のみそ焼き
揚げれんこん
ほうれん草のお浸し
さつま芋の甘煮 429kcal
ごちそうさまでした。
では、また明日お会いしましょう。
by jimjim