2023.05.10

年少さん、「体操」デビュー!!

きょうの午後、職員室の窓を閉めていましたら、西前小学校側のフェンスを覆う「テイカカズラ」の花に1匹の「クマバチ」がとまっていました。

「クマバチ」といえば、ご存じのとおり大型のハチです。なかなか近くでみる機会がないので、ちょっと観察してみました。

すると……。

妙なことに気づきました。ふつう、ハチが花の蜜を集めるときには、その花に顔を突っ込むようにして集めると思うのですが、「クマバチ」は違うんです。「クマバチ」が興味を示しているのは、「花」ではなく「花」の根元のほうで、そこに顔を近づけて何かをしているみたいなんです。

いったい、何をしているのかと興味が湧きまして、さっそくネットで調べてみましたら……。

「クマバチ」は、「あご」が強いらしく、この強い「あご」で花の根元に穴をあけて、そこから直接「蜜」を吸い出す(盗密というらしい)のだそうです。おもしろいですね。

さらに、「クマバチ」は、そのからだの大きさから「獰猛」だと思われがちですが、実は性格は温厚なのだとか……。しかも、毒針を持つのはメスだけで、オスは刺さない(刺せない)のだそうです。

まあ、あの大きさですから近づいてきたら逃げたくなりますけど、もうちょっと親しみを感じてあげてもいいのかな、とも思いました。

さて、きょうから年少さんの「体操指導」がはじまりました。これからは、毎週水曜日が年少さんの「体操指導」の日となります。きょうは、この年少さんが主役となりまして、他の学年の写真がありません。申し訳ありませんが、どうかご容赦ください。

その年少さんの「体操指導」初日……。1階のお部屋からホールに上がってきたお子さまたち。これから何がはじまるのかと、「楽しみ」と「不安」が交錯している感じです。

その目線の先には……。

バディースポーツクラブ指導員の「蛭田先生」の姿がありました。これから、お子さまたちが卒園するまで「体操指導」を担当してくれます。

まずは、蛭田先生から自己紹介がありました。「先生の名前は、蛭田先生です。みんな、覚えてくださいね。ちょっと、呼んでみてくれる?」。

すると、みんなが「蛭田先生!!」と蛭田先生のお名前を呼び、第1回目の体操指導がスタートしました。

ちなみに、きょうの体操は、前半が「りす組」さんと「ひよこ組」さん、後半が「うさぎ組」さんと「くま組」さんで、それぞれ30分間の指導となりました。

指導と言いましても最初の最初ですから、きょうは基本の「体操座り」から覚えてもらいます。

蛭田先生が言います。「みんな、体操座りがとても上手にできました。ところで、みんなが座っているこの白いフカフカしたものは、なんていうか知ってるかな?」

すかさず、お子さまから答えが返ってきました。

「ざぶとん!!」

ナ~イス!!すばらしい回答に、思わず「ざぶとん1枚!!」と言いそうになってしまいました。まさに、年少さんらしささく裂です。

さて、「体操座り」ができたところで、次は座り方の「バリエーション」を増やしていきます。

どういうことかといいますと……。

これが「お母さん座り」で……。

これは「お父さん座り=あぐら」です。

この「あぐら」がお子さまたちには意外と難しいようで、「あぐら」のようで「あぐら」でない、なんだか妙な「あぐら」がいくつもみられました。

こうして、いくつかの座り方のバリエーションを覚えたところで、蛭田先生が「じゃあ、覚えた座り方を順番にやってみるよ~」と声をかけながら、どんどんスピードアップしていきます。

もう、お子さまたちは「てんてこ舞い」。笑いがはじけて、ここからは一気にリラックスモードに突入です。

最初は、あんなに不安そうな顔だったのに、お子さまたちはすっかりいつもの「自分」を取り戻したようです。

その「きっかけ」をつくった蛭田先生の進め方は、やっぱりさすがでした。

リラックスして余分なちからがぬけたところで、ここからはホール全体をつかって動いていきます。

ホールの端から端まで走ったり……、

「うさぎさんジャンプ」で移動したり……、

「ライオンさん」も登場です。

飛行機になって空を飛んだら……、

最後は「ヘリコプター」でゴールイン。

気がつけば、あっという間に30分が経過していました。

最後に、蛭田先生が「先生のお名前、覚えているかなぁ」とお子さまたちに尋ねたところ……。

「ひ~ゅ~……」。

まぁ、最初の一文字があっていますから、なんとなく記憶には残ったのでしょう。

蛭田先生ですよ、蛭田先生。覚えてくださいね。

というわけで、きょうは年少さんの「体操デビュー」のもようをお伝えしました。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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