2023.05.22
「ゆき組」さんと「つき組」さん、「絵の具」で色づくり!!
きょうは、年中さんが「視覚検査」をしました。女の子の視線の先にありますのは、「視力検査」でよく使う上下左右のどこかに隙間がある「C」のかたちをした「アレ」です。
その「アレ」には、正式名称があるそうで「ランドルト環」というらしいです。ちなみに、視力検査のときに片方の目を覆う「スプーン」みたいなものは、「遮眼子」というそうです。きょうの視覚検査では、看護師の江里子先生による「遮眼手」が採用されていました。
アフリカの原住民の人たちの視力は、3.0とか4.0とか、あるいはそれ以上と耳にしたことがあります。その人たちは、狩りなどで遠くを見る必要があるので視力が良くなるのかもしれません。
一方、私たちの日常には、「パソコン」や「スマホ」など、視力に悪い影響を与えるものが身近にあふれていますし、それらを使わないことには、用が済まない時代になっています。
近年は、特に乳幼児と「スマホ」のかかわりが取りざたされる機会が多くなったように思います。お子さまの視力に注意をはらう面からも、「スマホ」との付き合い方をお考えいただければと思います。
そして、きょうは5月生まれのお子さまの「お誕生日会」が各クラスでおこなわれました。
「お誕生日カード」や「うた」と「ことば」のプレゼントのあとは、恒例の「お楽しみタイム」です。
「にじ組」さんでは、和香先生が「トランプ」を使ったマジックに挑戦していました。「わかってもらえるかなぁ……」と心配していた和香先生でしたが、お子さまたちに理解してもらえるようにゆっくりと丁寧に進行していったことが功を奏したようで、終わってみれば「やんや」の拍手が沸き上がりました。
和香先生、次はどんなマジックをみせてくれるのかしら。
ちょっと期待しちゃおうかな……。
さて、話は年長さんに移ります。きょうは、年長の「ゆき組」さんと「つき組」さんが、「絵の具」を使った製作にのぞみました。
年長さんにとって、「絵の具」は初めてではありません。年少さんや年中さんでも「絵の具」は使っています。
では、きょうは「絵の具」で何をするのかといいますと……。
「身近にある物」に色をつける製作です。こちらの男の子が向き合っている画用紙をご覧ください。
「チョコレート」や「なす」「もも」など、「身近にある物」が描かれていて、その周りに「〇」と→も一緒に描かれています。
さらによくみますと、「〇」の大きさが大きかったり小さかったりと、違っていることがわかります。きょうの「絵の具製作」のポイントは、この「〇」印にありまして、ここに「身近にある物」の色をつくるための色を塗っていくわけです。
どういうことかといいますと……。
「なす」に色をつける場合、「なす」は「紫色」ですよね。では、「紫色」は何色と何色を混ぜたらできますか?
そう、「赤」と「青」です。この女の子は、いま「なす」の色をつくろうとしていて、大きい「〇」に青を塗っています。次は、小さい「〇」を赤で塗るわけです。
この「〇」の大きさの違いには、「青色がメインで、そこに赤を混ぜていきましょう」という意味があるんです。ですから、「なす」に色をつける際は、パレットの「青」に「赤」を少しずつ混ぜて「紫色」の色加減を調節して「紫色」をつくっていくわけです。
他の「チョコレート」や「もも」も同じです。どの色とどの色をどのような割合で混ぜれば、本物らしい色ができるのか……。
どうやら、きょうの「絵の具製作」のテーマは、そこにありそうです。
でも……。
どうやら、「画角」といいますか「構図」といいますか、そちらにも興味を示すお子さまの姿もみられ、予期せず、絵の奥深さに導かれる一場面に遭遇したのでありました。
仕上げは、こんな感じに……。
きれいな「なす」の色です。上手にできました。
まったく「問題ナス」といったところでしょうか。
すみませんでした。
というわけで、きょうの給食はこちらです。
青菜ふりかけごはん
照り焼きハンバーグ
えびフライ
おくらのおひたし
かぼちゃの甘煮
サイダー風ゼリー 349kcal
ごちそうさまでした。
では、また明日お会いしましょう。
by jimjim