2023.06.16

今日のすぎのこ

きょうは、「外」!!

きょうの保育後、町田から来園されたお客さまとお会いしました。古くからお付き合いのあるお客さまですので、「きょうは、暑いですねぇ」という軽い挨拶からはじまったのですが、次の一言に驚きました。 「お昼頃、すごい雨したよね」って言うんです。 杉之子幼稚園では、ときどき雲が陽射しをさえぎりましたが、雨が降るようなことはなく、一日を通していいお天気でしたので、お客さまにその旨をお伝えしますと、とてもびっくりされていました。 一応、気象庁のホームページでアメダスのデータを確認しましたら、お昼頃には、特に町田周辺で強い雨を観測した地点はないんです。ただ、レーダーエコーをみますと、雨雲が北西から南東の方向に通過した形跡はありました。 アメダスは、降水量の観測ですと、おおむね17km四方に1か所を目安として配置されています。問題は、この観測地点の間隔にありまして、「竜巻」や「突風」「雷」「短時間の大雨」をもたらす「積乱雲」の大きさは、しばしばこの17kmという間隔よりも小さいことがあります。 すると、どのようなことが起こるかといいますと……。 アメダスの観測点の間で「積乱雲」が発生しますと、観測できないことがあるんです。以前、幼稚園で一時的に強い雨が降ったときに、「港の見える丘公園」の近くにある横浜地方気象台に設置されているアメダスの観測データをみましたら、雨が観測されていないことがありました。つまり、杉之子幼稚園では強い雨が降っていたのに、たった5kmくらいしか離れていない「港の見える丘公園」では降っていなかったということになります。 アメダスは、「点」の観測なので、ときどきこういうことが起こり得ます。一方、雨雲レーダーは「面」の観測ですが、アメダスのような正確な「量」の観測はできません。災害を伴うような悪天が予想されるときは、両者を併用しながら状況を把握することが防災上、とても大切になります。 前置きが長くなってしまいました。冒頭に述べましたように、きょうはときどき雲が陽射しをさえぎるものの、おおむねいいお天気で、お子さまたちは思いっきり園庭あそびを楽しんでいました。きょうは、そのようすを主体にお伝えしたいと思いますが、ちょっとその前に……。 最初の写真は、年少の「ひよこ組」さんです。何をしているところかといいますと、収穫した「ミニトマト」の試食会がはじまるところなんです。 担任の真優実先生が収穫した「ミニトマト」を半分に切って、お子さまたちに配っています。 全員に配り終えたところで……。

いただきます!! 自分たちでお水をあげて、一生懸命に育てた「ミニトマト」ですから、おいしさもひとしお。 と思ったら……。

クーッ、キター!! おいしすぎたのか、それとも別の「何か」があったのか詳細は不明ですが、なかなか「あじ」のある試食会になったことだけは、確かなようです。

そして、ここからがきょうのメインテーマとなります。 「町田」とは違っていいお天気でしたから、もうみんな「全開」です。 お砂場は、「おドロ場」と化し……、

園庭では、「鬼ごっこ」が繰り広げられ……、

「ひよこ組」さんと同様に「収穫」に励むクラスもありました。 こちらの「にじ組」さんなんか、収穫した「枝豆」を手に「獲れた、獲れた!!!」の大合唱で、jimjimに「写真撮影」を強烈にアピール。もう、逃げられません。押しまくられながら、シャッターをパチリ。 「鬼ごっこ」や「収穫作業」の横では……、

園庭にできた「水たまり」で泥まみれになるお子さまたちと……、

洗剤の容器を使った「水鉄砲」で盛大に水あそびをするお子さまたちの姿がありました。

真夏の陽射しと水しぶきを浴びて、最高の輝きを放つお子さまたちの表情。

この子たちの表情こそ「真夏の太陽」にふさわしい……。 お子さまたちの笑顔をみながら、そんなふうに感じた一日でした。 では、また来週お会いしましょう。 良い週末をお過ごしください。 by jimjim

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