2023.06.19
今日のすぎのこ
「たんぽぽ組」さん、試食会!!
先週の土曜日は、未就園のお子さまをお招きして「ホール開放」をおこないました。年少さんよりも下の年齢ですから、幼稚園の空間よりも、まだまだ保護者の方と一緒にいる姿がなんとなく絵になりますし、お子さまたちもあそびながら、ときどき保護者の方のほうを振り向いたりするわけです。 この「振り向く」という行為で、思い出したことがります。杉之子幼稚園では、コロナ禍以前、講師の先生をお招きして、子育てに関する講演会=「親学塾」というイベントを年に6回ほど開催していました。その講師の先生の中に、著名な児童精神科医の先生がいらっしゃいまして、お子さまの「振り向き」についてお話をしてくださったんです。 そのお話によりますと……。 「赤ちゃんは、ハイハイができるようになりますと、あっちにいったりこっちにいったりするようになりますでしょう。すると、ときどきハイハイをしながら、こっちを振り向くわけです。これ、なぜ振り向くのかわかりますか?」 さて、なぜでしょう? その先生がおっしゃるには……。 「「お父さんやお母さんが、ちゃんとみていてくれている」という安心感が信頼感を生み、自信を育み、自己肯定感につながっていくんです」ということでした。 お子さまがあそびながら振り向いたとき、しっかりと目を合わせてあげる……、たったそれだけのことですが、そのことが子育ての中でどれほど大切な意味を持つのか、とても心に残ったお話しでした。 いまは、ともすればお子さまをあそばせてスマホを手にとりがちですが、スマホは後回しにして、お子さまがあそんでいるときには、しっかりとみてあげていただけたら……。未就園のお子さまたちをみながら、そんなお話を思い出しました。 では、「きょうのすぎのこ」をご紹介してまいりましょう。きょうは、6月生まれの「お誕生会」をしました。6月生まれのお子さまが前に出て、先生やお友だちからお祝いの言葉と歌のプレゼントをいただきます。
それだけではありません。お子さまの成長を記録した「お誕生日カード」も先生からお子さまへと渡されます。
そのカードには、先生からのメッセージが添えられていて、「何が書いてあるの?」とお友だちが集まる場面もみられました。 ちなみに、カードに貼ってある写真は、担任の先生が撮影したベストショット。これも、いい思い出になりますね。
ホールの前を通りましたら、何やらにぎやかな音がするのでのぞいてみますと、「ほし組」さんがみんなで何かを探していました。 何を探しているのかと思ったら……。 折り紙でつくった「バラ」の花でした。写真の左奥には、「時計」を持った亜津実先生が写っているでしょう。亜津実先生がタイマーを設定して、その時間内に亜津実先生が隠した7つの「バラ」をお子さまたちが探すゲームなのだそうです。 隠してある「バラ」は7つ……。 そう簡単には見つかりませんよ。 なんてったって、隠してある場所が「バラバラ」なんですから。 おっとっと……。出てしまった。
一方、園庭では「にじ組」さんや「つき組」さんが水あそびをしたり……、
ドロあそびをしたり……。 中には、見事な「泥だんご」をこしらえたお友だちもいました。まん丸で、なかなかきれいな「泥だんご」でしたね。
そして、きょうのメインはこちら。「たんぽぽ組」さんです。 「たんぽぽ組」さんでは、収穫した「枝豆」を塩ゆでにして「試食会」を開いていました。先日も「ひよこ組」さんの「ミニトマト」をご紹介しましたように、、各クラスともここ最近は「収穫ブーム」に湧いておりまして、試食会も頻繁に開催されております。
「枝豆」は、独特の「青臭さ」といいますか植物らしい匂いがあって、お子さまたちにはちょっと刺激的かもしれません。 それでも、手に取って口に運んでみますと「おいしい」という感想があちらこちらから聞こえてきました。
おいしいときは、みんな「笑顔」ですから、おいしいかどうかを尋ねる前にこのお顔をみれば、枝豆のほんとうの「味」もすぐにわかります。 どうやら「たんぽぽ組」さんの枝豆は、最高の逸品に仕上がったようでした。 がんばって育てた甲斐がありましたね。
というわけで、きょうの給食はこちらです。 青菜ふりかけごはん 野菜コロッケ ウィンナー ミートボールケチャップ煮 小松菜とコーンのソテー ぶどうゼリー 365kcal ごちそうさまでした。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim