涼しさを運ぶ「風鈴」の音……。

きょうの朝は小雨が降っていましたが、天気予報によれば「きょうは晴れて、暑くなるでしょう」とのこと……。 その予報どおり、きょうも暑い一日となりました。一方、九州では引き続き大雨と、それに伴う土砂災害が心配されています。 ここ数年、大雨や突風などの激しい現象をもたらすものとして「線状降水帯」という言葉が頻繁に使われるようになりました。だからといって、この「線状降水帯」は特に新しい現象ではなく、レーダーによる「ライン状のエコー」として以前から確認されていました。ただ、発生の可能性を予測するのは、当時の技術ではとても困難だったんです。 では、その「技術」とは……。 簡単に言えば「コンピュータ」なのですが、ご存知のようにコンピュータは「データ」を入力しなければ、「答え」は出てきません。ここでいう「答え」を「線状降水帯」としますと、「線状降水帯」は天気図に表現される「低気圧」や「前線」に比べると規模が小さいため、より細分化された正確なデータが必要となります。さらに、それらのデータを取り入れて計算するには、処理能力の高いコンピュータが必要です。 「線状降水帯」については、気象庁が発生の可能性を予測して情報を発表しています。精度の高さについてはさまざまな議論があるようですが、情報を発表する段階まで進歩したことは、評価できると思います。その情報をもとに「自分は大丈夫」と考えず、「自分はこうしたほうがいいのではないか」と考えることで、自分の身や家族を守ることができるように思います。災害を未然に防ぐためにも、発表される情報を有効に活用していただけたらと思います。 さて、暑い一日となったきょうは、園庭あそびはほどほどにして、どのクラスもお部屋での活動が主体となりました。 年少さんは、引続き「うちわ」づくりを進めていて……。

どうやら、「うちわ」に貼る紙の部分まで進んだようです。 「うちわ」の絵が「金魚」なんて、涼しそうでいいじゃないですか。

しかも、きょうはここに緑のクレヨンで「水草」を描いていました。 年少さんの製作ですから、「これは、もしや新種ではないだろうか」と目を見張るほど、きわめて斬新な「水草」も登場していますが、そこは完成したときのお楽しみにしておいてください。 一方、おなじ「うちわ」の製作でも年長さんになりますと……。

製作大好きの絵美先生率いる「つき組」さんでは、「かき氷」をモチーフにした絵柄で製作を進めていました。 青や赤や緑、黄色の絵の具は、もちろんかき氷の「シロップ」を意識しての色……。しかも、この「シロップ」を塗っている部分には、ティッシュをクシャクシャにしたものを貼りつけてあって、「立体感」を醸し出しているんです。 とてもすてきな「うちわ」ができあがることでしょうね。

「ほし組」さんでは、絵の具を染み込ませた布で「ポンポン」と画用紙を叩き、丸い模様をつけていました。 「ほし組」さんは、黄色と青の絵の具でしたが……。

「にじ組」さんは、ピンクと青……。 うーむ……。何がどう違って、どのような製作になるのでしょう。その謎は、「お楽しみ」としてとっておきましょうね。

そして、きょうのメインは年中の「たんぽぽ組」さんです。陽先生が、お子さまたちに何かを配っています。 何を配っているのかといいますと……。

「風鈴」です。この風鈴、「たんぽぽ組」の製作でつくったもので、とてもよくできています。 まず、模様がとてもきれいです。デザインもいいですし、何より本物の「鈴」がついていますので、風を受けますといい音を運んでくれるんです。 では、「風」が吹いていないときは、ただ「風」を待つだけなのかと思いましたら……。

自分で「フーフー」して風を起こすという、画期的な方法が!! 思わず「その手があったか」と感心してしまいました。 きっと、おうちに持って帰って窓際に飾ったら、涼しい鈴の音を運んでくれることでしょう。 風のないときは、自分で「フーフー」してくださいね。

というわけで、きょうの給食はこちらです。きょうは、木曜日でスペシャルメニューの「2段弁当」でした。 まきずし・いなり寿司 やきうどん 星コロッケ 照り焼きハンバーグ オムレツ ブロッコリー ロールケーキ　393kcal ごちそうさまでした。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim

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