2023.07.07

今日のすぎのこ

「たなばた会」を開きました。

きょうは、7月7日で「たなばた」です。杉之子幼稚園でも、1週間ほど前から各クラスで笹に短冊を飾り、「たなばたムード」を盛り上げてきました。 「たなばた」といえば、この「笹」と「短冊」が主役みたいな感じですが、では「笹」はいったいどこからいただいたかと言いますと……。 栄区にある「石井造園」さんからいただきました。正確には、石井造園さんのお客さまが所有する山に生えていた「笹」を、ご厚意でわけていただいたんです。 「石井造園」さんとは、かれこれ10年以上のお付き合いをさせていただいておりまして、出会いは「迷路ハウス」に植えてある「シラカシの木」の選定でした。「石井造園」さんの石井代表に同行していただき、「シラカシ」の木に決めたんです。「石井造園」さんは、代表はもちろん、スタッフの皆さまがみんな心から木や植物をを愛していて、その接し方には生き物を慈しむ心を感じます。 「石井造園」さんには、「笹」をわけていただいたことに、この場を借りて心よりお礼を申し上げますとともに、これからも末永くお付き合いをさせていただければと思っています。ありがとうございました。 さて、「たなばた」にあわせて杉之子幼稚園では「たなばた会」を開催したわけですが、そのもようは後半にお伝えするとしまして、まずはその他の活動をご紹介したいと思います。 最初の写真は、年長「つき組」さんと年中「たんぽぽ組」さんのなかよしクラスが、ホールで鬼ごっこを楽しんでいる場面です。本来なら、広くなった園庭を使う予定でしたが、暑さが厳しいため、会場をホールに移しての活動となりました。 それでも、お子さまたちの熱気で、ホールは十分すぎるくらいに「熱く」なっていましたけどね……。

こちらは、「たなばた会」が終わった後におこなわれた年中さんの「体操指導」のようすです。きょうは、年中さんにとりまして1学期最後の体操指導となります。 その「最終メニュー」に蛭田先生が用意したのは、「ツーディス・ゲーム」でした。「ツーディス・ゲーム」は、表と裏で色の異なるディスクを使い、Aチームが「青から」、Bチームが「赤から青」にひっくり返して、最終的にどちらのディスクが多く残るかを競います。 これ、やっているうちに自分がどちらの色なのかわからなくなってくるみたいで、途中で蛭田先生が何度も「ひまわり組さんは青をひっくり返すんだよ」「ゆり組さんは赤をひっくり返すんだよ」と繰り返し声をかけていました。

結局、初戦を制したのは「ひまわり組」さん。このあと、第2回戦が行われたようですが、その結果は如何に……。

きのう、「つき組」さんが「うちわ」の製作で「かき氷」をモチーフにしていることをお伝えしました。 きょうは、「ほし組」さんで「かき氷」のもとになる「ティッシュ」を貼り付ける現場を目撃しました。

こうして、ティッシュをのばし、クルクルと丸めたり、指でよじったりして小さくまとめていくんです。 それを台紙に貼りつけて色を塗れば、おいしそうで涼しげな「かき氷」のできあがりというわけです。 きょうは着色するところまでは進みませんでしたが、完成はもう間もなくでしょう。

そして、ここからがきょうのメインテーマであります「たなばた会」のようすです。 まずは、選手入場から。前のお友だちにつかまって入場してきたのは、年少の「うさぎ組」さんでした。 ちなみに、きょうの「たなばた会」は2部制で、前半が年少「ひよこ」「りす」、年中「たんぽぽ」、年長「つき」「にじ」、後半が年少「うさぎ」「くま」、年中「ゆり」「ひまわり」、年長「ゆき」「ほし」の各クラスの組み合わせでおこなわれました。

ステージには人形劇のセットが準備され、このセットを使って、先生たちが「たなばた」の由来についてのお話しをしてくれました。

それを見つめるお子さまたちの表情は、みんな目が釘付けです。

日常からかけ離れた「神話」や「昔話」は、お子さまたちの心にどのような「空想」や「幻想」を描き出すのでしょうか。

「ほんとうに、そんなことがあるのだろうか……」と思いつつも、もしかしたら、自分がその世界の主人公になっているような錯覚に陥っているのかもしれません。 そんな、疑似体験ができる「神話」や「昔話」を大切にしていきたいものですね。 というわけで、きょうは「たなばた会」のもようをお伝えしました。 今夜は、「天の川」がみられるといいですね。 では、また来週お会いしましょう。 良い週末をお過ごしください。 by jimjim

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