2023.07.21

今日のすぎのこ

「お店屋さん」開店!!

きょうの午前中は雲が多く、気温もいつもよりは低めで、意外と過ごしやすく感じました。夕方には、久しぶりに「園庭あそび」が解禁され、「お砂場」や「迷路ハウス」は、お子さまたちの元気な声に包まれていました。 そうはいっても、油断は大敵。午前中の活動は、ホールが中心となりました。フロアには、からだを動かす遊具が配置され……、

ステージでは、キャッチボールのコーナーも設けられるなど、ホールという室内空間ではありますが、お子さまたちがエネルギーを発散できるような工夫がなされていました。

ホールが「動」の空間なら、お部屋は「静」。お絵かきをしたりぬり絵をしたりと、こちらはお子さまたちがじっくりと取り組めるようなメニューが用意されていました。

そして、こちらは午後のようすです。先生たちがお子さまたちに何かを配っています。 何を、何のために配っているのかといいますと……。

「お買い物ごっこ」をするために「お金」を配っていたんです。お子さまたちがもらったお金は、100円のお札が2枚。 いまでは、本物の100円札は「幻」となりましたが、jimjimが子どもの頃には、たまに見かけることがありました。お小遣いといえば硬貨でしたから、お年玉などで500円や1000円の紙幣をもらったときには、とてつもない「大金」に思えたものでした。

この子たちがもう少し成長して自分でお買い物をする頃には、紙幣や硬貨ではなく、電子マネーだったりするのでしょうか……。

よく「お金を手にする」といいますが、電子マネーになったら実際に手にすることもなくなってしまい、ちょっと寂しいような気もします。 電子マネーになっても、駄菓子屋さんに行って、お買い物をして、お釣りをもらう中で交わされるお店の人との心の触れ合いは、なくなってほしくないですね。 きょうの「お買い物ごっこ」は、そんな触れ合いを楽しむ場でもありました。

先生の「いらっしゃい」の声に、「どれにしようかな」と迷うお子さまたち。 そして、意を決したように「これください」という姿をみますと、「お金は大切なものだから、大事に使おう」という気持ちが伝わってきます。

「大切なお金」で買ったものだから、手にしたときのよろこびもひとしおなのでしょう。

その気持ちを、いつまでも忘れないで欲しいと思います。 では、また来週お会いしましょう。 良い週末をお過ごしください。 by jimjim

一覧へもどる